月別アーカイブ: 2016年7月

「応援してもらうことも大切な技術のひとつ」

「応援してもらうことも大切な技術のひとつ」

テニスに関わらず、アマチュアでもプロでも、応援してもらうことは本当にありがたいことです。
しかしながら、それらのことに対して一歩引いてしまう光景をよく見ます。
恥ずかしいからや高いレベルでないから、出過ぎた真似をしないように等の理由や、謙虚という言葉を盾に「応援なんてとんでもないです!」と言ってしまうことも多いのではないでしょうか?

プロの選手であれば、「ぜひ応援をお願いします」と言うことが当たり前です。ファンあってのプロ活動とも言えます。

一方で学生スポーツというものは、両親や学校、それらの関係者によって支えられているものです。
テニスという個人スポーツであっても決して一人では成立しません。

先日、タレント武井壮氏の講義を聞きました。
「人の価値は求められている人の数」
「どんなにクオリティが良くても、誰にも知られないクオリティなら意味が無い」
「誰にも知られない日本一の商品よりも、誰もが知っていて使われる日本で10番目の商品のほうが価値がある」
陸上十種競技のチャンピオンになった武井壮氏だからこそ言える言葉かもしれません。
しかし、実際に現役の時よりも、タレントとして活動するようになってからマスターズ大会等に出場して優勝した時のほうがメディアに取り上げられています。

少し話がそれたかもしれませんが、アマチュアやプロという枠組みではなく、レベルとも異なる次元で、テニスというスポーツの価値を考える必要があると思います。
そしてジュニア育成においても、当たり前のことですが、「応援してもらう」「応援に感謝する」等の感覚や思考を早期に伝えていかなければなりません。

将来、スポーツとは異なる仕事に就くことがあっても、多くの支援者や協力者を得ることができる人間力を養ってほしいですね。

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「答えは知っているもの」

「答えは知っているもの」

指導者や先輩のアドバイスの下、数年テニスをしていれば、ある程度のアドバイスは自分自身で考えつくものです。
新たなアドバイスよりも、まずは自分自身で気づくアドバイスを実行できるかが上達の肝とも言えます。

大雑把な表現ですが、学生であれば勉強しなければならないことを知っています。
そして勉強においても、ただ机に向かっている時間を増やせば効果的かと言うと、そういうわけではありません。
自身の学力を考え、何を伸ばし、何を補強すべきかを考えつつ、勉強しなければなりません。

さらに細かくすると、漢字を暗記する為に、ひたすら何文字も書き続けても憶えられないことがあります。
それは書くことが目的になってしまい、ある意味で無心に書いてしまっているからです。
逆に、少ない文字数でも記憶しようと努めながら工夫と思考を巡らせて書くと、覚えることに繋がります。
もちろんテストや宿題というアクセントや目的を作ることによって環境を誘導する為の意味合いもあるので、勉強時間を増やすように指導したり、課題を設けることも大切です。

テニスにしても、上達する為には「練習」が必要なことは誰しもが知っていることです。
そしてその「練習」もただ打つだけではなく、何かを注意しながら実行しないとなかなか上達に結びつかないことも知っているものです。
最大の課題は、「知っていることを実行できるか否か」ということになります。
そしてそれは、指導者にとっても一番の課題とも言えます。

もしかしたら最高の指導者というのは、「良い環境・雰囲気」「知っている(気づいた)ことを実行できるような人間力」を養えることかもしれません。

しかし、部活動をあれば、指導者が不在時でも練習を実行できるようにすることだけでも大きなハードルです。
現実的には、やむを得ず半強制的に練習を実行させるようにせざる負えないことも多いと思います。
前記した内容は、理想論であり、現実との隔たりを感じる方も多いと思いますが、忘れずにいたいポイントですね。

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「あやふやな表現な言葉に注意しましょう」

「あやふやな表現な言葉に注意しましょう」

「集中して練習しましょう!」
この言葉にはどんな意味があるのでしょうか?
もちろん良い言葉ではあるものの、指導する際に「集中」という言葉には大きな落とし穴があります。

辞書等で意味を調べれば
「ひとところに集めること」
確かに、「練習に意識を集める」ことには繋がるものの、少し腑に落ちないこともあります。
「意識を何に集める」のかが具体化されていないという点です。
「集中して練習」という意味の本質は、「何を意識・注意して練習」とも考えられます。

時として、ダラダラ練習しているジュニアがいると、注意した指導者自身が「集中して練習します!」という言葉をジュニアから欲してしまうこともあるのではないでしょうか?
様々な状況や背景、段階によって必要なこともあるものの、ジュニア自身も注意された時の都合のよい言葉として決まり文句のように「集中」という言葉を使うようになってしまうこともあります。

ジュニアの試合や練習の後、「調子が悪かった」等の言葉を聞くことがあります。
「調子」という表現も同様に、「調子が良い・悪い」で片付けてしまうことなく、「何が良い・悪い」を明確化し、さらには「どうして良い・悪い」と繋げなければあやふやなまま終わってしまいます。

「集中」「調子」または「しっかり」「ちゃんと」等の言葉というものは、いろいろな捉え方が出来るだけに、伝える時も受け取る時にも注意が必要ですね。

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「松岡修造選手にも届いてほしい!」

「松岡修造選手にも届いてほしい!」

以前のコラムでも、日本の中学校現状を錦織選手に届いて欲しいと書きました。
勿論、現役の世界トップ選手の発言力と影響力は素晴らしく、出来ることならば日本テニスの為に興味を持って欲しいです。
とはいえ、現実的には選手であり、テニス普及の気持ちがあったとしても、選手としての活動が最優先されることは仕方ないことです。

そんな中、現役を退いた後も各業界で活躍を続ける松岡修造選手は、間違いなく今の日本テニスの大功労者とも言えるはずです。
テニスという競技がバラエティー番組等で取り上げてもらえるようになったことは、松岡選手のキャラクター作りから地道な活動の積み重ねによるものです。
一方で、ジュニア育成等にも力を入れ、「修造チャレンジ」等の取組みは大きな飛躍を遂げています。
もちろん、それらに至るまでは途方もない努力があったはずです。

誰もが知る松岡選手の熱いキャラクターというものも、どんなに熱い気持ちがあったとしても、努力の結果といえます。
もしかしたら、本来は異なるキャラクターであったのにも関わらず、周囲に気を配りながら、人とは違うキャラクターを試行錯誤していく結果生まれたものかもしれません。
少なからず、番組制作関係者の話を聞くと、努力を惜しまず、脚本家のシナリオだけではなく、自身で様々な企画を持ち込んだり、事前準備を重ねる姿があるとの話を聞くことがあります。

その企画力や行動力は、間違いなく日本テニス界の大きな財産と言えるのではないでしょうか?
ぜひ、日本テニス界は牽引する存在だからこそ、中学校硬式テニス事情に対して刺激を与えて欲しいと願っています。

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「指導者だからこそ出来ない人の気持ちを理解する」

「指導者だからこそ出来ない人の気持ちを理解する」

指導者において出来ない気持ちが分かることはとても重要なことです。
コーチになれるような方は、ある程度運動能力に自信のある方も多く、テニス経験も長く、テニスを始めた頃の記憶も薄くなってしまうこともあるはずです。

どんなに常日頃気を付けていたとしても、なかなか実感にまで踏み込めることも少ないのではないでしょうか?
新たなスポーツを始めた時の不安や右も左も分からないような気持ちは、想像よりも大きいものです。
相手の立場になって思考を働かせてみても、意外と分かっているつもりで実感できることは難しいです。

そんな時には、敢えて別のスポーツの体験等を実戦してみると良いと思います。
大人でも体験レッスンを申し込む手間や電話をする不安、実際に体験する時の立ち回り方、案内やサポートの大切さ、様々な発見があるはずです。

中学校の部活は高校や大学に比べて、経験者が少ないです。
見るものすべてが真新しく、根本的に
「何が分からないのか、分からない」ものです。

ルールにしても、「15-30」というカウント一つとっても、なぜ「1.2.3.4.5」じゃないかと不安になります。
高度な技術論や専門用語よりも、基本的な部分から「全くテニスを知らない方」に噛み砕いた説明を出来るように気をつけなければなりません。

また、技術においても、「分かっていても出来ない」ことも多いです。

そもそもが、理屈通り、頭で描いた通りに全てが出来れば、「全ての人がプロになれる」ということです。
コーチでも得意不得意があり、理屈は分かっていても、実行できないこともあります。
逆に、自分が実行できなくても、的確なアドバイスで上達へ促すことができれば名コーチとも言えます。

とても基本的なことで、分かっているつもりでも、熱心になればなるほど、忘れがちになるポイントなだけに注意したいですね。

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「アドバイスを有効化するためには」

「アドバイスを有効化するためには」

アドバイスというものは、聞くだけで効果のあるものではありません。
逆に、指導者側もアドバイスをすれば、対象者が上達するわけではありません。

対象者がアドバイスを聞き入れた上で、様々な行動を起こすことによって効果が発揮されます。
・アドバイスを聞く・覚える。
・アドバイスを整理する。
・アドバイスを自分の言葉に置き換える。
・アドバイスを実行して、自身に感覚や技術と照らし合わせる。
一例ですが、上記のようなことを実行して、アドバイスが有効化されます。

意外と当たり前のことですが、この流れを気にしている方は少ないものです。
この流れを理解していると、指導者もアドバイスされる側も、アドバイスが上手く機能しない時に整理しやすくなります。

特に「自分の言葉に置き換える」というポイントは重要で、これによって記憶にも定着しやすくなります。
人の言葉というものは、丸暗記はできるものの、自身の意識には浸透しにくいものです。

ただ、同じ言語でも人によって言葉の使い方は異なり、表現方法も様々です。
「置き換えた」際に、語尾やちょっとしたイントネーションで、言葉の印象はガラッと変わってしまうこともあるかもしれません。それによって、アドバイスした側のニュアンスと少し異なってしまうこともあるかもしれません。
指導者も押しつけにならないように、どのような理解や反応を示したかという情報を得る為にコミュニケーションが大切になります。

アドバイスを有効化させる為には、指導者との信頼関係とアドバイスされた側の消化能力が必要とされるとも言えます。
アドバイスというものは、それだけデリケートなものなだけに「する」側も「受ける」側もお互いに注意したいポイントですね。

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「自主性の真意と気づかせる重要性」

「自主性の真意と気づかせる重要性」

意外と指導者からのアドバイス内容は、特段特別なものでは無く、少し考えれば自分で気づくような指摘も多いものです。
大人でも、自分で気づく内容をアドバイスされ、更に上乗せするような形で新しいアドバイスを受けると飽和状態になることさえあります。
分厚い本を目の前に、読む気が挫かれる経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?…
1~100までアドバイスすることより、1~70まで自身で気づき、足りない30をアドバイスするような関係性が作れれば理想とも言えます。

仮にどんなに5名1面90分の少人数スクールであったとしても、単純計算で、1名当たり18分コーチと接することができます。
ゲーム形式や全体に対してアドバイスすることもあるので、あくまで単純計算です。
しかし、残りの約70分をいかに有効活用できるかということが重要なことは明らかです。

大人でも、週一スクールで、サークルや仲間内でテニスする時間のほうが多いこともあると思います。
部活動なら、指導者がいても、マンツーマンで見ることができる時間はわずかであり、自分自身で練習する機会のほうが多いものです。
逆にどんなに名コーチでも1~100までアドバイスすることは不可能とも言えます。

「自主性」というありきたりな言葉がありますが、その真意は、ただ指導者がいない時間に練習をすることではなく、「自身で考え、意識して練習」することではないでしょうか?
理想論かもしれませんが、少しずつでも理解してもらえるように努めていきたいですね。

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「良いと分かっていても出来ないことはたくさんある」

「良いと分かっていても出来ないことはたくさんある」

技術書から自己啓発に至るまで様々な書籍や理論があります。
話を聞いたり、書籍を読めば、もちろん納得することも多く、勉強になるものです。
とはいえ、自身が本当に実行できているかというとなかなか理論通りにいかないものです。…
ジュニア育成でも同様に、指導者やコーチからのアドバイスに対して実行されるかどうかは、100%ではないはずです。

アドバイスというものは聞き入れて尚且つ念頭に置きながら行動することによって初めて効果があるものです。
いかにインプットするかが第一段階で、当たり前ですが第二段階でアウトプットとなります。

大人でも自己啓発系の本を読めば、納得したり関心することも多々あります。
しかもその時には「やってみよう」等の前向きな感想を持つこともあります。
ただ、日常生活になった時に、ふと忘れてしまったり、月日が経てばその本自体のタイトルさえも思い出せないようなこともあります。
それだけどんなに簡単な事でも、アウトプットすることは難しいこととも言えます。

テニスのアドバイスも、聞いている時は納得していても、いざコートに立ちボールを追い駆けるとスッカリ忘れてしまうことも多いのではないでしょうか?
自分で「今日はここを気を付けよう」と思っていても、1時間後にはスッカリということもシバシバ。
それだけ時間と行動には、思考を停滞させたり忘却させることがあります。

仕方の無いことではあるものの、そのような構造を自覚しているかどうかということは大きな差があると思います。
自覚していれば、思う出そうと努めることを習慣化することができます。
「何か忘れてないか?」
と自身に問いかけてみませんか?
例え思い出せなくても、身体を動かしている時に思考を巡らせる習慣を身に付けられれば大きな躍進に繋がることもかるかもしれません。

アドバイスする側もされる側も気をつけたいポイントですね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:19 | コメントをどうぞ

「人生を豊かにするテニスというアイテム」

「人生を豊かにするテニスというアイテム」

夢を挫く意味ではありませんが、現実的なところ全ての人がプロ選手になれるわけではありません。
なぜ今回のコラムを書くに至ったのかというと「燃え尽き症候群」という問題です。
目標に向かって努力することはとても良い事ですが、例えば大会に向けて練習を重ねて、結果はどうであれ、大会が終わった後にどうするのでしょうか?…
もちろん、様々な誘惑と戦い、時間を惜しんで練習をすればこそ、ひと段落として、その他へ興味を向けてみることも良いですが、テニスを辞めてしまうことは非常に残念でなりません。

もしかしたら部活という枠組みで縛られている感覚が強いのかもしれません。
「部活」>「テニス」
ではなく
「テニス」>「部活」

「テニス人生(テニスライフ)」の時間の中で、部活はわずかなひと時です。
部活動は3年。
中学、高校を合わせても6年。
当然、卒業後からの人生のほうが長いものです。
もちろん成長期の大切な時期であり、熱心に取り組めば取り組むほど、「部活が全て」というくらい熱中することもあるかもしれませんが、大きな視点を持つことも重要です。

「燃え尽き症候群」という言葉だけが先行しているだけであって、大抵はテニスが嫌いになっていることは滅多にありませんが、現実的には、引退を機にテニスから離れてしまう方も多いです。
ぜひ、部活を引退する時には、今後、テニスとどのような良い付き合い方ができるかということを考えてもらいたいです。

社会人ともなれば、会社・時間・家族等の都合も出てきて、部活動ほどの頻度でテニスができることはないでしょう。
しかし、そんな時ほど人生を豊かにするアイテムのひとつとして「テニス」を活用してもらえるようになって欲しいと願っています。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:15 | コメントをどうぞ

「Doだけがスポーツではない」

「Doだけがスポーツではない」

「大人ならテニスはダイエットになりますか?」
「ジュニアの保護者からテニスで体力がつきますか?」
等の質問を受けることがあります。

理屈っぽくを言うとテニスは無酸素運動と有酸素運動を兼ねたスポーツではありますが、正直なところ有酸素運動に特化したランニングやウォーキングほどの効果は期待できるかというと疑問が残ります。
しかし、テニスというスポーツを継続的に行うと自身の身体と相談をする機会が自然と増えてきます。

全てのスポーツに言えるかもしれませんが、普通の社会人であれば、週に1回スポーツを楽しむ頻度な方も多いはずです。
ジュニアであっても熱心な部活動でなければ、週に2~3回ペースの学校もあります。
仮に有酸素に特化したスポーツでも週1回ペースで身体に変化を与えることは困難ですが、一方で週1回のスポーツでも意識を変える良いキッカケになることも多いです。

例えばテニスをすることによって
大人であれば
「もう少し軽く動きたい」
「若い頃の運動量が欲しい」
ジュニアであっても
「上達したい」
「体力をつけたい」
等の意識が芽生えれば、毎日の食生活を改めたり、テレビを見ながらストレッチや筋トレしよう等のキッカケを得るようになります。

最近では、CMでもよく流れるパーソナルトレーニング的な集中的ダイエットが多いですが、実態はトレーニングと平行した食事制限によって結果を導き出すものも多いです。
決して週に一度の運動で結果を得られるわけではありません。

仮に週に1度のテニスの為であっても、自然と毎日の行動や食生活を意識することが健康的な身体やダイエットへの近道になることもあります。
実質的な運動時間だけの結果にフォーカスするのではなく、包括的にスポーツをすることによってどのような意識の変化が得られるかのほうが大切かもしれませんね。

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カテゴリー: ミニコラム | 投稿者juniortennis 15:13 | コメントをどうぞ