「応援してもらうことも大切な技術のひとつ」
テニスに関わらず、アマチュアでもプロでも、応援してもらうことは本当にありがたいことです。
しかしながら、それらのことに対して一歩引いてしまう光景をよく見ます。
恥ずかしいからや高いレベルでないから、出過ぎた真似をしないように等の理由や、謙虚という言葉を盾に「応援なんてとんでもないです!」と言ってしまうことも多いのではないでしょうか?
プロの選手であれば、「ぜひ応援をお願いします」と言うことが当たり前です。ファンあってのプロ活動とも言えます。
一方で学生スポーツというものは、両親や学校、それらの関係者によって支えられているものです。
テニスという個人スポーツであっても決して一人では成立しません。
先日、タレント武井壮氏の講義を聞きました。
「人の価値は求められている人の数」
「どんなにクオリティが良くても、誰にも知られないクオリティなら意味が無い」
「誰にも知られない日本一の商品よりも、誰もが知っていて使われる日本で10番目の商品のほうが価値がある」
陸上十種競技のチャンピオンになった武井壮氏だからこそ言える言葉かもしれません。
しかし、実際に現役の時よりも、タレントとして活動するようになってからマスターズ大会等に出場して優勝した時のほうがメディアに取り上げられています。
少し話がそれたかもしれませんが、アマチュアやプロという枠組みではなく、レベルとも異なる次元で、テニスというスポーツの価値を考える必要があると思います。
そしてジュニア育成においても、当たり前のことですが、「応援してもらう」「応援に感謝する」等の感覚や思考を早期に伝えていかなければなりません。
将来、スポーツとは異なる仕事に就くことがあっても、多くの支援者や協力者を得ることができる人間力を養ってほしいですね。
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*Change.org ヘルプセンター(うまく賛同できない)