ストローク　デフェンス力の達人は　ナダル　ジョコビッチ　錦織

デフェンス力研究　１　　ナダル、ジョコビッチ、マレー
　ストローク戦が全盛の感があるが、仕上げを前に詰める選手も多い。
　よりポイントを決定的に決めたいからだ。

　このアプローチショット、サーブ＆ボレー、リターンダッシュに対抗するのがデフェンス力。
　上位の選手は、間違いなく、デフェンス力の達人だ。

　テニスはサービス有利のスポーツ。
　男子シングルスではサービスキープが続く。
　どこかでブレークする必要がある。

　相手が攻めてきているので、一発逆転のカウンターを狙う。
　まさにハイリスク、ハイリターンのショット。

　ここは一般プレーヤーは、2，3球で展開を作る必要がある。
　ロブで逃げるのも良い。
　トッププレーヤーでは、ロブはまずスマッシュされる。それだけスマッシュの能力が高い。

　デフェンスの要のショット。ストローク。ラリー戦とは違い、余裕がない。
　ストロークではあるが、リターン感覚で、コンパクトな動きが必要だ。

　相手が出てくる読み、
　ベースライン後方で戦う選手は、相手を出させる余裕が必要になる。

　苦しい試合が続いた、Citi　Open。
　錦織圭を救ったのが、デフェンス力。
　まず、スーパーリターン。
　パッシングショット。　ブレークに集中する。
　デフェンス力では集中力が必要になる。
優勝したCiti Open　連続してビッグサーバー相手。相手はすぐに攻撃的に来る。
　錦織圭のストローク力を熟知。錦織圭とのラリー戦は好まない。
　準決勝、M．シリッチ戦　　

　準々決勝、グロス戦。　
　ボディショットのパスもある。

錦織　Citi Open初優勝に導いた　光速パッシングショット　ダウンザライン。
　

　完敗した経験から導き出されたJ．イズナー対策。
　

　J.イズナー戦。今年マイアミで対戦した時は、
　サービスはもちろん、ストローク戦でも手を焼いた。
　リターンがまだまだ、自分のペースになっていなかったからだ。

　J.イズナーは得意ショットは、スカイハイ、超高い打点のビッグサーブ。

　そしてストローク戦意なると、フォアに回り込む、そしてアプローチショットで出て来る、厄介な相手。

　準決勝のジョンソン戦でも、早くなった俊敏な動きで、ネットプレーを仕上げている。

　この試合、得意のセンターセオリーのサービス。208㎝のJ．イズナー。
　
　サービスのレンジも超広角。