フェデラーの大胆な戦略 ジョコビッチに勝つために
シードが発表されて雰囲気が高まる、USオープン。
男子シングルス、シード
対戦表も発表された。
男子シングルス ドロー
錦織圭は第4シードで、第7シードのD.フェレール。
初戦はフランスのB.Paire.錦織圭が2連勝している。
女子シングルス、シード
その戦略とは、大胆、かつ積極的。
N.ジョコビッチが珍しく、フラストレーションを貯めていた。
R.フェデラーとのシンシナティ、ファイナル。
第1セットこそタイブレークに持ち込めたが、そこからR.フェデラーに一気に攻め込まれた。
試合的には、攻撃力のR.フェデラー対する、
守備的オールラウンドのN.ジョコビッチ。
ラケットを叩きつけようとするが、思い直して、止めていた。
そんなシーンが何度か見られた。
そうN.ジョコビッチを追い詰めたのがR.フェデラーの戦略だ。
いつもより積極的なネットプレーに出た。
N.ジョコビッチもサービスゲームはサーブ&ボレーを警戒している。
しかしリターンゲーム、ここまで積極的に出て来るとは、予想もしなかった。
11回リターンダッシュをして7回ポイントゲット。64%。
これはサービスゲーム並のポイント獲得率。
N.ジョコビッチはストロークが抜群に良い。
特にネットプレーに対しても素早く反応してくる。
そこでリターンから早めに仕掛けることにした。
リターンダッシュ、決して易しいプレーではない。
まず、N.ジョコビッチの切れのあるサービスをリターンしなくてはならない。
しかもネットダッシュしたいので、出来るだけ前で打つ必要がある。
そこで練習したのがハーフボレー的なリターン。
元からタッチ、フィーリングの良いR.フェデラーだからできたこと。
N.ジョコビッチクラスのサービスは、リターンは難しい。
何しろコースの打ち分けが正確、そして深いからだ。
R.フェデラーは基本的に、速いサービスに対してはブロックリターンが上手い。
面を合わせて、高い打点でパンチングする。コンパクトなスウィングだ。
難しいサービスに対してはフォアでもスライスで処理する。
スライスのリターンが出来ると、ダッシュしやすい。
トップスピンは、足場が必要なので、一度足を止める。
しかしスライスは動きながら打てるショットだからだ。
キャリオカステップ、フットワークが出来ると最高だ。
フェデラーのリターン
全盛時代は、R.ナダル以上のリターン力があった。
特にストロークが上手いN.ジョコビッチ。
しっかりリターンで沈めて来るので、ハーフボレーをさせられることが増える。
リターンダッシュする効果はてきめんだった。
N.ジョコビッチのサービスにプレッシャーがかかる。
リターンダッシュされない様に、サービスに緊張感が入る。
これがミスを誘い、ダブルフォールトを増やした。
第1セットはタイブレークに突入したが、
試合の前半はキープが続いたが、少しずつ、このリターンダッシュのプレッシャーが効いてきた。
タイブレークを簡単にR.フェデラーが取ると、
第2セットは、ブレークを重ね、一気に引き離した。
R.フェデラーのリターンダッシュを成功させた要因は。
相手のサービスを予測する能力、タッチ、センスの良さにある。
R.フェデラーの守るゾーン。
元からそれほど下がらないR.フェデラーだが、
48%のショットを、ベースラインの中に入って打っている。
ベースラインから2メートル離されたのが数回。
いつもならもっと多い、R.フェデラーのサーブ&ボレー。
この試合ではたったの5回しか出ていない。
しかし、そのうちの4回を成功させている。
R.フェデラーのサーブ&ボレー
R.フェデラー N.ジョコビッチ ハイライト動画
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