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A.マレー 地力に逆転ならず 錦織 デビスカップ2016 ワールドグループ

頼みの錦織圭 敗れ イギリス勝利  イギリスの3勝1敗
デビスカップ イギリス戦、最終日
 世界同時開催。
 N.ジョコビッチはフルセットで、カザフスタンを振り切った。
 フランス、イタリアは完勝。

 先日ダブルスで王手をかけられた日本。
 エース錦織圭は背水の陣で挑む。試合でも自らさらに追い込んでしまった。 
 2setダウン。ここから得意の逆転劇から期待したが。さすがに世界2位、
 A.マレーの地元では難しかった。
 デビスカップ が良く分かる 

初日Rubber1  Rubber2 1-1のタイ  

Rubber3 ダブルス マレー兄弟に完敗 

 A.マレーは連日の3連戦目。
 初日の、ダニエル,太郎戦の様な、切れは見えない。
 錦織圭の上手さを警戒している。

 一方、錦織圭も初戦、150位台のエバンスに大苦戦、本調子とは言えない。
 そんな関係で、アップダウンの大きな試合展開となった。試合時間も5時間近く。
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 この のらりくらりはA.マレーが得意 な試合展開。
 

イギリス Rubber4 A.マレー◎ 7-5 7-6(6) 3-6 4-6 6-3  × 日本 錦織圭
 第1セット、錦織圭は得意のリターンを選ぶ。
 A.マレーも得意だが。
 第1ゲーム、もつれる。錦織圭にチャンスが来るが、取り切れない。
 結果的に、A.マレーのデフェンス力が良かった。
 特に錦織圭の2ndサービスへのアタックが良かった。
 長いラリーがあり、体力を消耗させられた。
 A.マレーは3戦連続だから、称賛に値する。

良い点が3つある
 1:1stサ-ビスの確率を上げたこと
 2:0-2からフルセットの粘りを見せたこと
 3:錦織圭らしいテンポの良さを随所に見せたこと。
 第1セット、ドロップショットで面白いようにポイントを重ねた。

 錦織圭の良さ  
 A.マレーの良さ 

まずかった点
 試合の転機は数か所ある。トッププレーヤーではミスは付け込まれるし、つけ込まなければいけない。
 第1セット第1ゲーム A.マレーの1stサ-ビスの不調につけ込めなかった事。
 錦織圭自身が慎重になっていたためだろう。

 第1セット、イージースマッシュミス
 オーストラリアンオープンもスマッシュミスで崩れた。
 やってしまったという感じ。
 それもA.マレーのフットワーク、デフェンス力が良いので、プレッシャーになったのだろう。
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 第1セット 1-4の劣勢から5-5に追いついたが、振り切られてしまったこと。
 
 第2セット 第1ゲーム、錦織圭の良い時全開で、ブレーク、
 しかし活かせなかった事。

 スタッツ、これは5セットをまとめたトータルの統計。
 各セット、A.マレーの取ったセット、錦織圭の取ったセットで比べると、より分かる。
 この統計には出ていないが、アンフォーストエラー、ウィナーの数が、試合を左右する。
 これは一般プレーヤーも言える事だが、アンフォーストエラー、ミスしたと思う気持ちが、
 次のプレーを小さくする。
 第1セットで比べると アンフォーストエラー A.マレー 18 錦織圭 23
 これは二人とも多い数字。 通常なら勝つ方はデフェンス力の選手は1桁で抑えるからだ。

 男子シングルスではサービス力、A.マレーはこれで上回った。
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 A.マレー 錦織圭 デビスカップ ハイライト動画

 これで日本はプレーオフに回る。対戦相手は後日決まる。
 デビスカップはこれが辛いが、面白い所でもある。

細かいスタッツも紹介する。

★☆★  デビスカップが良く分かるサイト集 ★☆★
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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。

カテゴリー: スコア, デビスカップ, データ分析, マレー, 敗因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 08:38 | コメントは受け付けていません。