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錦織 ジョンソンに大苦戦 インディアンウエールズ2016

インディアンウエールズ 3回戦 S,ジョンソン戦
ATP1000 マスターズ。このランクの試合は、錦織圭はまだ勝利が無い。
 トップ4に食い込むには、絶対に勝っておきたい試合なのだ。
マスターズで勝ちたい、錦織圭
 しかもこのインディアンウエールズ、コートが遅いせいもあってか、錦織圭は勝ちに余り恵まれていない。
 シードなので1回戦は免除、2回戦はM.ククシキンにストレート勝ち

 次の試合はS.ジョンソン、3連勝はしているものの、苦しい戦いを強いられている。  
 錦織圭、苦労して振り切る 苦手のスライスヒッター
 試合前の良そうで、ジョンソンの、バックハンドのスライスに苦しむ と書いた。
 それが的中。

インディアンウエールズ 3回戦
錦織圭◎ 7-6(6) 7-6(5)×S.ジョンソン
Keijohnsonscore

第1セット、瀬戸際からの勝利だった。
 いきなり最初のゲームをブレークされ、ブレークバックして、タイブレークに追いつくも、
 流れに乗れない。
 タイブレークも相手のサービスで6-2まで追い込まれる。
 ここからKeijohnsonstats1

6ポイント連取で、
 何とか乗り切った。

 さあ、これで第2セットは
 流れに乗るかと思われた。
 先にブレークして、
 5-3リードで
 サービングフォアザマッチ。
 しかしブレークバックされ、
 またもやタイブレーク。

 手や焼いたのが、ジョンソンのストローク。
 得意のバックハンドのスライスに加えて、
Jphnsonbsslice

 最近よく使うようになった、フォアに回り込みの強打。
 そして大事なポイント、特に困った時に出る、サービスエース。
 これで流れをジョンソンに引き戻した。

 その結果が錦織圭のアンフォーストエラーの多さ。30は2セットでは多過ぎ。
 相手が上位だったら、一気に引き離されている。
 錦織圭の良い点、それはアンフォーストエラーの少ない事
 しかし、ジョンソンの緩急にミスを量産。 改善の余地あり。
 

 サービスの確率の悪さもさることながら、1stサ-ビスがネットの白帯の下を叩くのが気になった。
 
一般プレーヤーも注意したいサービスの注意点
 サービスは打ち上げ動作 

 練習での注意 
 もっともジョンソンは、錦織圭に勝っていないので、失うものはない、大胆に攻めれることは分かる。
 ラリー戦でも、ジョンソンにウィナーを先に奪われることも多かった。

 錦織圭の危なかった点
  1stサ-ビスの確率が低く、2ndサービスを叩かれた。
  遅く弾むコートで、バックを攻められた。
  バックの打ち合いで、ジョンソンの低いスライスを打ちあぐねた。
  チャンスボールのミスがあった。 錦織圭の得意のはずのダウンザライン。
  決めに行ったシュッとを読まれていた。いつもの逆打ちなので、相手は待っていた。

 良かったのは、ドロップショット。これはジョンソンンは全く拾えなかった。
 錦織圭得意のドロップショット フォアに回り込む感じから、ネットスレスレに落とす。神技。

 試合全体のスタッツ、どっちが勝っても不思議がない位の僅差だ。
 最近錦織圭、ブレークチャンスを多く握りながら、取り切れない。
 逆に自分ピンチは、簡単に落とす傾向にある。
 これは土壇場でのメンタル.タフネスだ。

試合経過のスタッツ
 サービスの速さKeijohnsonstats2

 ウィナー
 ラリーの回数と
 ポイントの取り方
 ラリーが
 長いと
 錦織圭がとっている。

しかし、錦織圭の体力を考えると、速攻で速いポイントでの取り方が良い。
 錦織圭の良さは速攻

 これでベスト16進出 対戦相手は、超ビッグサーバーのJ.イズナー、208㎝の長身
 直近は勝っている。1勝1敗だ。

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最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
  

カテゴリー: ストローク, データ分析, 勝因, 錦織圭 | 投稿者tsukky 20:42 | コメントは受け付けていません。