錦織 ナダルの超回転 対応できず
マスターズ インディアンウエールズ 錦織圭初めての4回戦進出
この大会、連続で1回戦負けで、ゲンが悪かった。
少しずつ、勝ち上りを伸ばして、去年は3回戦。
注目のR.ナダルとの一戦。直近で、去年のロジャーズカップ、錦織圭が打ち勝っている。
序盤から錦織は集中して、ゲームを支配。勝った試合と似た展開。そのまま行ければ。
良いテンポでいきなりブレーク。
ナダルは錦織圭の速い展開に、ついていけず、
見送るだけのウィナーも多かった。
しかし、しっかり錦織圭を研究している。
ベースラインからあまり下がらない、ドロップショットを打たせないためだ。
むしろ、弾むボールで、錦織圭を後ろに下げる。
R.ナダル ◎ 6-4 6-3 ×錦織圭
ナダルのダウンザライン ホットショット動画
しかし、ナダルは百戦錬磨、速いボールの打ち合いは不利と悟や、テンポを変えてきた。
普段のエッグボールをさらに弾ませる。
雰囲気的にはムーンボールだが、ボールが速く、回転量が半端ではないので、
ベースライン近くで、グググッと沈み、大きく、高く弾む。
このインディアンウエールズのコート、プレーヤーの誰もがボールが弾むと言う。
この弾むボールで、錦織圭のフレームショットを誘い、
少しずつベースラインの後ろに下げる。
後ろからの錦織圭の強打、ナダルが追いつき、逆襲する。
錦織圭、ナダル戦の予測。
速いテンポが好きな、錦織のリズムを狂わす巧妙な作戦だ。
そのリズム変化が、ヘビートップスピンな回転量。
スライスも回転量が多い。
R.ナダルのボールの回転数は出なかったが、
前日の、J.イズナーとの試合で、錦織のトップスピンの回転量は2700回転/分、
前のデータでは、R.ナダルの回転量は4900回転/分位。 もっと出ているかもしれない。
改めてR.ナダルエッグボールの威力を見せつけられた。
2ndサービスでも錦織がラケットを弾かれる場面が何度もあった。
それだけR.ナダルの2ndサービスはキックする。
錦織圭の2ndサービスも良く跳ねるが、浅く入っていた。
そこで弾んだところを叩かれてしまった、
お互いの、ウィニングショット、相手に大きく振られた後の、ポール回しに近いダウンザライン、
これを最初に決めたのはナダル。
このガッツポーズでナダルは自信を深めた。
一方錦織圭は、チャンスボールのドライブボレー、遅いタイミングでナダルのチャレンジのコール。
これが認められて、流れがナダルに傾く。
ほんとに小さなきっかけ。
錦織がチャンスボールをミスする。
錦織圭は思わずラケットを2度投げた。
フラストレーションもたまって来る。
R.ナダルのガッツポーズが増えて来る。この辺のメンタル.タフネスの駆け引きも面白い。
テニスはメンタルなスポーツだ。
もう一度気を取り直して、ブレークするが、流れは引き戻せなかった。
試合全体のスタッツでは、
錦織圭の
ブレークチャンスが
多かったが、
取ったのは
ナダル
最近錦織圭は
ブレークチャンス
に弱い
1stサ-ビス89%
入れて来る。
一方錦織圭は50%。
これでは、
1stサ-ビスの
ポイント獲得率で錦織圭が上回っても、ポイントは20本多く取っている。
この差は大きい。
2ndサービスは打たれる、その思いから、リターンゲームでもナダルが押す。
錦織圭のサービスの50%は2ndサービス。そのうちの63%を取られたのだから仕方がない。
リターンのスタッツ。錦織圭の2ndサービスを叩かれた。
1stサ-ビスの
確率が低いので
2ndサービスが
増える、
それを
叩かれる。悪循環だ。
2ndサービスでは、プレッシャーもかかる、
心も悪循環になる。
これでナダルはセミファイナル、N.ジョコビッチとJ.W.ツォンガの勝者と対戦する。
ナダルが復調か?
錦織圭は、次の試合、マスターズのマイアミだ。この大会は比較的順調に進んでいる。
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