錦織選手、ベスト8止まり 敗因を探る
マスターズは、グランドスラムに次ぐ大きな大会。レベルが高い。
今回は、上位、二人、A.マレー、N.ジョコビッチをひじ痛で欠き、
S.バブリンカが第1シード、錦織圭は第2シードと、絶好のチャンス。
しかし大会は、そんなに甘くはない
錦織選手のマスターズ初制覇は、持ち越されたが、課題はしっかり整理しておきたい、
まさかのF.フォニューニ戦の敗退。
錦織圭は試合後のインタビューで、「手首の痛さは、デルボニス戦の時から、
ドロー的に良い処に居たので、自分でももったいないと思う」と、語った。
負けた試合、体力、体調の不備はあるが、
しっかり反省はしておかないといけない。
マイアミのセミファイナルの組み合わせ。注目のカードだ。
T.ベルディフから2つのマッチポイントを逃れたR.フェデラー対
A.ズベレフのヤング対決を切り抜けたN.キリオス。
この試合調子を上げている、R.ナダル対、
錦織圭を破った、F.フォニューニの組み合わせとなった。
面白そう。
さて試合の反省点だ。
負けから学ぶことは多い。
負けに、言い訳は不要。謙虚に反省したい。 これは一般プレーヤーも同じ。
試合を後から振り返れば、気が付く点は多い。
しかし試合中は、自分を客観的に観る事が出来ないもの。
だから、練習は試合に近い事を。
試合形式練習の勧め
負けから学ぶ
水泳 北島康介から学ぶ
この試合、普段の錦織には考えられないミスが目立つ。
錦織圭が勝つ時は、リズム、テンポが良い。
しかしこの試合、得意のラリー戦でも後手、後手に回る事が多かった。
録画を振り返ってみた。するとある事に気が付いた。
それは次の準備が遅れている事だ。
いつもなら、打ったら次の準備に入り、チャンスボールではすかさず攻め込んでいる。
この試合、打った後、少しボールの行方を気にしている点が目立った。
打ったボールを「入ったかどうか?」見ていた感じなのだ。
自分のフィーリングがイマイチだったのだろう。
インパクトで感じたフィーリングでボールの行方は分かるものだが、
少し不安で、ボールの行方を追っていた。
テニスはフィーリング。タッチが大事。
ボールを打ったら、次の準備をして、相手が打ったらスプリットステップですぐに対応。
これが良い時の錦織圭のプレーだ。
この感じ、実はインデアンウエールズでの試合でも見えた、それで気になっていた。
インデアンウエールズでの課題
ボールの行方を確認する分、次のボールへの対応が遅れる。
F.フォジーニを後ろに下げて、浅いボールが来た。
フォアの回り込み、ハードヒットの構えから、ドロップショット。
しかしF.フォニューニ、予測してダッシュ、軽く拾う。
このシーン、ドロップショットが甘かったので、錦織は前に詰めて、次の準備に入らなくてはいけない。
しかし、ベースラインで見ていた。
これは一般プレーヤーに良くあるパターンで、打った瞬間のイメージが出来ておらず、
目で確認する間、時間にしたら、十分の数秒だろうが、その隙間を相手に付け込まれている。
トッププレーヤーには有ってはならないミス。
打ったら、入ったと信じて次の準備に入る。
ストロークの良い循環
良いレッスン、良いボール出しのヒント
ボール出しマニュアルの内容
レッスンマニュアル、冊子版はB5ルーズリーフ2冊、290ページの大作です。
レッスンマニュアル ドリル選270 冊子版
★☆★ 旬のテニスが分かるリンク集 ★☆★
マイアミオープン 公式サイト
1クリックして頂けたら嬉しいです よろしくお願いします。
にほんブログ村
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。