リターン特集、リクエストで、ダブルスのリターンです。
シングルスも同じと思っているなら、改善の余地ありますよ。
ダブルスのリターンの考え方 リターン特集Part4
リターンの総論、ここを知っておきたい。
今、クレーコートのマスターズが始まっています。
ダブルスに、シングルスのトッププレーヤーが参戦しています。
N.ジョコビッチ、S.バブリンカ、D.ティエム、M.シリッチ、そしてズべレフ。
面白いですね。
2015当時一位のN.ジョコビッチがR.ナダルと組んだ。
皆さんはテニスはダブルスを楽しむことが多いと思います。
テニスの技術と言うと、
トッププレーヤーのシングルスの技術を参考にされていると思います。
スターが多いですからね。
同じようなテニスですが、ダブルスとシングルスでは大きく違います。
コートが違う、ペアが居る、これは、超大きな違いです。
ショットでは、リターンが一番異なるでしょう。
シングルスに比べたら、かなり難しくなります。
ダブルスでは前衛が待ち構えているので、スペースが狭いからです。
心理的にもプレッシャーが多くなります。
さらに相手がサーブ&ボレーで前衛陣に来るようだと、
リターンのバリエーションが増えます。
リターン、ダブルスとシングルスの比較を項目ごとに比べてみました。
戦略、戦術の違い
バリエーション
戦術、戦略
特徴
難しさ
重要度
打ち方の違い
打ち方の基本
コース
フォア
バックハンド
ロブ 使う頻度高い
ペア
ダブルスのリターン 皆さんがプレーされる想定で考えてみよう。
バリエーション
シングルスはサービスに対応することがメインだが、
ダブルスでは陣形によってリターンの返し方が増える。
強打、クロス、ダウンザライン
コントロールショットが増える。
サーブ&ボレーに対しての、沈めるショット。
スライスでの沈めるショット、
ロブで時間を稼ぐ。
リターンダッシュもダブルスでは使う頻度が増える
戦術、戦略
ペアとの共通意識を持ち、サービス、
リターンも共通意識があると強いペアになる。
雁行陣でのリターン、
相手が前衛陣でのリターンと仲間と共通意識を持とう。
ダブルス勝利の法則
特徴 シングルスでは、相手がサーブ&ボレーでない限り、
取り敢えず返せばよい。
しかしダブルスでは、前衛が待ち構えているので、そこをどうクリアするか。
準備が必要。
難しさ
ダブルスのコートは広いが、
前衛が居るので、打つコースは、かなり狭められる。
前衛をどう避けるか、それとも打ち抜くか。
いずれにしても、どこにリターンするか、
ペアとの共通意識が必要。
ダブルスならではの作戦が重要。
重要度
ダブルスではシングルスに比べると、ラリーは多くは続かない。
サービス、リターン、3球目までに決まる事が多い。
打ち方の基本
リターンの球種は、シングルスもダブルスも同じだが、
ダブルスにはよりボールのコントロール能力が必要。
速さはシングルスでは武器になるが、ダブルスでは、返された時に、ペアが反応出来なくなるので、
そこも考える必要がある。
リターンの打ち方
相手の苦手に返す、
そこから
展開を作る。
ダブルスでは、
前衛が居るので、
相手の苦手に返すことは
非常に難しくなる。
基本はクロスで、前衛を避ける作戦になる
ロブで前衛を避けるリターンは超有効。
フォアハンドの使い勝手
フォアが攻撃のリターンはシングルスもダブルスも同じ。
ただ、ダブルスでは前衛が立ちはだかっている
バックハンド同切り返すか。
シングルスでは、バックを攻められたら、
取り敢えず返せば、何とかなる。
ダブルスでは、バックに打たれると、
前衛がポーチに出るケースも増える。
リターンが難しくなる。
ロブ
シングルスでは、リターンをロブで返すことは非常に少ない。
僕はリターンダッシュに使いますが、、。
ダブルスでは非常に有効。
リターンのポジショニング
全豪男子ダブルス決勝2017 ブライアン.ブラザーズ、コンチネン、ピアース
本日の御教訓 ダブルスのリターン
リターンは反撃の要
1:前衛への対処
2:陣形への対応
3:ペアとの共通意識
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