添田豪の壮絶な試合 トップスピン対抗する高い打点のカウンター
添田豪選手、なぜかいつも競る。
ダニエル,太郎もそうだけれど。
デビスカップは国別対抗の総力戦。
テニス以外の力も重要だ。
ホームが有利なのはサッカーも同じ。
サポーターの応援が大きい。
デビスカップブラジル戦 総論
ラバー2 日本◎ ×ブラジル
この試合、グリングリンのトップスピンに対する、
高い打点のストロークのラリー戦。
改めてストロークの打ち方を見直すのに良い機会だったので、
添田豪のストローク、トップスピンのストロークを見直してみましょう。
添田豪◎ 3-6,6-4,6-4,6-7(1),6-4 ×T.モンティロ
相手は来日ブラジルチームではNO1のT.モンティロ。
サースポーの23歳。ナダルばりのフットワーク、トップスピンが売りの選手。
解説の松岡修造が話していたが、
「相手は攻撃力はそれほどないが、
粘り、しつこい選手。」
「添田豪の高い打点のシャープなストロークが必要。
松岡修造の解説は凄い的確。
守り入ったら勝てない。
添田豪の良い処は、ベースラインに入って、角度をつけて攻める展開を早くする事。
ミスを恐れず、攻める必要がある。」
この解説、非常に分かりやすくて、参考になる。
ストローク対決 超回転対、高い打点。
ブラジルのNO1、T.モンティロ。23歳の若さ、
コートカバー力もある。
トップスピナー、改めてこのタイプの選手には打たせてはいけないと痛感した。
最初は緊張感からか、振り抜きが悪かった。
だからボールが浅くなる。
浅くなれば攻められてしまう。
添田豪のボールに慣れ始めたら、大きく振り抜く。
左右に振られてもフットワークを活かして、リズムをつかむ。
大きく声を出しながら、ガツンガツンスピンをかける。
トップスピンの極例エッグボール。
トップスピンが良く効いているので、
ベースライン付近でボールがすとんと落ちて,伸び、弾む。
特にバック側に来たボールは肩口以上で、押し返すのが大変だ。
テニス、デビスカップの5セットマッチは
心と体の持久力が必要。
この二人の打ち合いを見て、
改めて、トップスピンのボールのつなげる時の有利さを見た。
相手を外に追い出すことが出来る。
添田豪がいつトップスピンの弾みに慣れて、
高い打点で打ち返すことが出来るかだ。
T.モンティロのトップスピン、誰に似ているかと思ったが、
それは西岡良仁。
西岡良仁のトップスピン
また、そのトップスピンを決め返すには、高い打点、早い攻めが必要な事を。
添田豪が決める時は、ベースラインに入って、
T.モンティロが間に合わないタイミングで射貫く必要があった。
添田豪も慣れて来る、少しでも浅くなれば、前に詰めて、高い打点で叩く。
このせめぎ合いが続く。
気持ちが折れた方が負け。
T.モンティロも凄い、可能性がある。
改めて思ったのが、同じサースポーでもR.ナダルの安定性。
この倍振られても、軸がぶれず、安定している。
そしてカウンターで決め返す。
添田豪は、5,6回続いたラリーの後のミスショットに助けられている。
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