「ゴールデンカムイ」マンガ大賞2016グランプリに…北海道が舞台のサバイバルアクション

3月29日、書店員を中心にしたマンガ好きが選ぶ「マンガ大賞2016」の結果が発表された。大賞は野田サトルの『ゴールデンカムイ』が輝いた。『ゴールデンカムイ』は「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載中のサバイバルアクションだ。
第2位は九井諒子の『ダンジョン飯』、第3位は石塚真一の『BLUE GIANT』が選ばれている。ノミネート作品には、いま最も旬なマンガが並んだ。

『ゴールデンカムイ』は、明治時代後期を舞台に、北海道へ足を踏み入れた杉元佐一が、アイヌの遺した金塊を追い求める姿が描かれている。
これまでにも「このマンガがすごい! 2016」オトコ編・第2位、「コミックナタリー大賞 2015」第2位に選ばれ、シリーズ累計180万部を突破している話題作である。今回の受賞でさらに注目を集めそうだ。

第2位の『ダンジョン飯』は「ハルタ」(KADOKAWA)にて連載中のグルメファンタジー、第3位の『BLUE GIANT』は「ビッグコミック」(小学館)にて連載中のジャズマンガだ。ジャンルも出版社も異なる3作品が上位を占めるかたちとなった。
第4位以降は、三部けい『僕だけがいない街』、たかみち『百万畳ラビリンス』、沙村広明『波よ聞いてくれ』、眉月じゅん『恋は雨上がりのように』、安藤ゆき『町田くんの世界』、東村アキコ『東京タラレバ娘』、山本さほ『岡崎に捧ぐ』、イーピャオ/小山ゆうじろう『とんかつDJアゲ太郎』となっている。

「マンガ大賞」は過去1年間の注目作品を選ぶアワードである。選考対象は2015年内に単行本が出版された作品で、最大巻数は8巻までと定めている。これはまだあまり知られていない作品を選ぶという趣旨のためだ。
まず第1次選考として2016年1月にノミネート作品を発表。そこから上位3作品を選考・集計し、大賞作を決定した。公正を旨とする企画意図から、運営はすべてノーギャラ・ボランティアで行われている。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者mytennisnews 18:01 | コメントをどうぞ

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