んー、残念でした。
だけど、かなりすごかったです。
満席のロッド・レーバー・アリーナで、第1シードのラファエル・ナダルと、対等な試合をしました。
なんと7-6、7-5、7-6。
いやぁー、でもナダルはもっとすごかったです。15-40の錦織君のブレークポイントとかになるとなぜかサービスエースを取るのです。
普通の選手なら恐くなってファーストサーブを確実に入れていくかもしれない場面で、必ずと言っていいほどエースをとります。あれは集中力?勇気?
今日もオージー(オーストラリア人)から「COME ON NISHI!」(なんでニシコリって言えないんでしょうね。なぜか「にし」なのです)という応援がそれから「ガンバッテネ」という外国人アクセントの応援も沢山ありました。勿論日本人の声援も沢山。
途中でね、錦織君がボレーを打って、それを拾いに行こうとしたナダルが倒れて彼の靴の紐が切れたのです。そしてナダル当然のようにそれをはき替えに行ったのですが、あれいいのかな?結構長い時間がかかったのですが、その間錦織君は体が冷えないようにタオルを体中に巻いてずっとベンチに座っていました。もしかしたら、あれは許されないのではないかと思いましたが。もし、普通の選手の紐が切れて、遠いロッカーまではき替えに行けるかといえば、行かせてもらえないでしょうね。あすでも川廷なお君に聞いてみますね。
ジュニア男子は相当頑張っていますよ。今日は中川なおき君の試合を見ました。ファースト取って、セカンドタイブレークで取られたところでコートを去ってしまいましたが¨¨、勝ってくれたかな。ガッツあるしかもドロップショットやボレーも積極的に使ってよいプレーをしていました。
みなさん、今、ジュニアだからって子供だと思ってはいけませんよ! そのスピードも動きも、すごいです。
日本にいるジュニア選手、そしてそのコーチのみなさんは、自分が(選手が)まだ子供だということに甘えずにいろいろなショットに挑戦してくださいね。
佐藤直子