本日の土居美咲ちゃんは立派でしたよ。
第7シードのケルバー(ドイツ)に対し、ひるむどころか強気の一手のほれぼれするような試合運びでした。
ナダルの試合を観ていたら美咲ちゃんがファーストを7-6で取ったとセンターコートのボードに出たので、これは応援に行かねばとチェンジコートを待って2番のショーコートに駆けつけました。
ケルバーは防戦一方。攻める土居。と言う感じでした。
良く動き、怖い場面でも強気に攻めた美咲ちゃんに、日本人として誇らしく感じました。
フォアーハンドに回り込んでの逆クロスとダウンザラインを上手く混ぜ、ケルバーのスキを突いてエースを取りました。
ミスを誘おうと緩めの球で打ってきたケルバーには、ささっと前に行ってドライブボレーで空きへ打ち込みました。
美咲ちゃん、サーブもとても良いですよね。
セカンド6-7で取られて、ファイナルセットは3-6でしたが、ほとんど勝っていた試合でした。
ただ、逃した魚は大きい。残念です。だってケルバーに勝っていたらすごい自信になったと思いますし、ランキングも上がったはずです。
私が残念がるよりも、美咲ちゃんはきっと悔しくて今晩眠れないことでしょう。
「土居美咲のテニス」はパワフルで攻撃的、そして魅力的なテニスをする選手としてオーストラリアのファンにも印象づいたと思います。