私の家の近くの女子大のテニスコートの入り口に、このような缶が化石となったようなものが、掛けてありました。
テニスコートの鍵を引っ掛ける場所となっているのです。
ボール缶かなと思いましたが、どうも缶詰の缶のようです。
雨風に打たれて、錆びて、変形して行ったのでしょう。蓋と底はありません。
ただ、この「私の家の近くの女子大」は名門なので、この古びた缶に何かの逸話があるのではないかと、想像してしまいました。
この女子大のテニス部の卒業生には、日本を背負って立つような方が沢山いらっしゃいます。その方が「テニスコートの鍵はこの缶にかけることにしましょうね。」とおっしゃって始まった習慣とか。
そう思うと、この錆びて変形した化石のような缶が、とても有り難いものに見えて来ました。
3限4限の授業、今日は最高のテニス日和で気持ち良くできました。佐藤直子