坂井利郎さん

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昨日の夕方、壁打ちに東京ローンへ行きました。

コロナ禍の東京ローンテニスクラブでは、壁打ちも予約を取らないといけないのです。

私が予約の5時過ぎに、ボードへ行ったら、なんと坂井利郎先輩が私の前の番で、ビシバシと壁が割れるのではないか程の音で、ボールを打ち込んでいらっしゃいました。

「おお、直子かぁ!」
と声をかけて下さり、私は
「叙勲、おめでとうございます。」とご挨拶しました。
坂井さんは、先日、叙勲されたのです。テニス界に長年貢献されたのが認められたのだと思います。
テニス界では珍しいことなので、私は嬉しくて1番にメールでお祝いしました。

「直子、どうぞどうぞ、やって。」と、すぐ代わってくださろうとしたのですが、利郎さんが打たれていた球が、全てボードの中央にある丸い印の中に入っていたのに、私は驚きました。
「さすがですね。全部あのマルの中に入りますね。もう一回やってみてください。」
「そんなのは朝飯米だよ。だってあの丸いマークはオレが作ってもらったんだよ。」と言いながら、利郎さんの球は、また全て○印の部分に当たりました。さすがです。

そして、せっかく坂井利郎先輩がそこにいらっしゃるので、「ついでに、私の良くなったフォアハンドを見てください。」と言って、私が打ち始めると、
「おっ、なかなか良いじゃないか。(坂井利郎先輩、褒め上手です!)もう少し力を抜いて、こう腰からスウィングする感じだともっと良いかな。」
「わぁ、無料レッスン、ありがとうございます。」

すると坂井先輩からも、
「オレのサーブもな、今いろいろ悩んでるから、ちょっと見て。」
と、昔と同じパーフェクトなサーブを見せてくださいました。
「文句なーし!」と私が叫ぶと、
「いやいや、それがな、回転量を増やそうとな、したんだけどうまくいかないから、元に戻そうと…」
パーフェクトに見える坂井利郎先輩も、色々と悩んでいらっしゃるのだなと。

私の壁打ち時間は30分でしたが、そうこうしているうちに、だいぶ短くなってしまいました。
でも、いろいろと教えて頂き、貴重な時間でした。
ありがとうございました。佐藤直子


カテゴリー: 日記 | 投稿者佐藤直子 16:37 | コメントをどうぞ

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