運転をしていてふと思ったことがありました。若い頃は、結構飛ばしたものですが、今、「自分のコントロールできるスピード」というのがあることに気づきました。
子供が突然飛び出しても、信号が急に止まっても、止まることのできるスピードで走っていなくてはならない。
ということで、話は変わりますが、私はいつも東京国際大学硬式庭球部の部員たちに、「ほとんどの人が、自分の実力以上のスピードで打っている。そしてミスをします。自分のスピードを知ることが大切です。」と話しています。
学生は特にすごいスピードでバンバン打つのが好きです。
練習は信じられないほどのスピードボールを打ち、試合になるとそのままミスをするか、その安定性のなさに気づいてゆっくりしか打たないか。
試合に使えないのであれば、なんのために日々の練習をしているのか。意味のない練習をしている部員が多いのです。
というようなことを、1人で思いながら運転をしていました。
佐藤直子
写真は今日の神宮外苑です。もう少しで銀杏が黄色くなります。