今日は、ちびっこスターズの年間スケジュールの確認や春合宿の打ち合わせをした後、私が行ったことのない大徳寺に行ってみたいとつぶやいたら、中野先生が連れて行ってくれました。
丁度私は今、「長谷川等伯」の下巻が読み終わりそうなところで、
大徳寺の山門の絵を長谷川等伯が描かせて貰いたくて頑張っているところなのて、その絵が納められていると思うと心が躍りました。
中野先生のスタジオエクセの教え子でちびっこスターズにもよく来てくれている生徒のお父様が、何というか大徳寺の関係者の方で、案内をしてくださり、私は痛く感動したのです。
この20年ぐらい、心震えるときめきというものがなかったので、今日はこの先20年くらい私の心に鮮明に残る記念日となりました。
写真は案内していただく前に、勝手に訪れた龍源寺だったかな?のもので、その後は撮ってはいけない所が多かったので残念ながら撮れませんでした。
今、新幹線で東京に帰っていますが、月が、満月に少し欠ける月が、ずっと私の心をスポットライトのように照らし続けてくれています。こんなことは初めてで、月と一緒に帰っているみたいで楽しいです。今日の私の心の感動を知っているかのように、時々雲に隠れながらもこちらを見てくれています。
夏の夜は
まだ酔いながら開けぬるを
雲の何処に月宿るらん
今は夏ではありませんが、なんかこんな気持ちです。佐藤直子