股関節が痛くて、廣戸道場の廣戸先生に診て頂いています。
すごく待たされるので、「もう2度とくるか」と何回思ったことか。(笑)
しかし、診て頂いて痛みが取れるなら、それはたくさんの人が押しかけるのは当然ですよね。
今回の私も、「もしかして遂に手術かな」と心配してレントゲンを撮ったら大丈夫だったので、藁をも掴む思いで廣戸先生を訪ねました。
そしてちょっとした悟りを開きましたよ。
待っている間も修行だと思って、廣戸先生が他の方を治療するのをじっと見ることにしたのです。
これは中村天風の考え方ですね。
中村天風が中国で手足を縛られて投獄された時、「こうやって生まれてきたと思えば、どうってことないや。」と考えたというのです。
やっぱり得るものがありました。
廣戸先生がサッカー選手のあれは中学生ぐらいでしょうか、男の子の身体を治しながら「身体は正しく使わないと連動しないんだよ」などと話しながら、「飯を食う時にこんな格好をして(だらしない格好)、サッカーの時だけ正しく身体を動かす事なんかできないだろ。」とおっしゃった。
この言葉は私の心に深く突き刺さりました。
その通りですよね。
普段から立ち居振る舞いを正してこそ、合理的に身体を使ってこそ、サッカーやテニスをする時に正しく骨が連動して美しいフォームでプレーできるということです。
3月に大学の合宿があるので、学生に話してあげようと思います。
今京都へ向かっています。
雪を心配しましたが、大丈夫そうです。佐藤直子



