昨晩、ロンドンで雨が降ったため、2019ウィンブルドン男子シングルス決勝フェデラー対ジョコビッチを放送していました。
試合は4時間を超え、5thセットのゲーム数11-10でフェデラーのサーブ40-15のマッチポイントです。
フェデラーの優勝がほとんど決定的な場面。
ところが淡々と冷静さを失わないジョコビッチのプレーで、フェデラーは3本もあったマッチポイントを取ることができませんでした。
そして、ゲーム数は12-12となり、タイブレークを制してジョコビッチが優勝しました。
グランドスラム大会優勝ランキングで、フェデラーは20回、ナダルも20回、ジョコビッチは19回。
もしフェデラーが2019ウィンブルドンを取っていたら21回となっていたのです。そしてジョコビッチは18回となっていたのに、この大きな差となって現れました。
あのマッチポイントの時のフェデラーの心、そしてジョコビッチの心。
それを覗いてみたいなぁと思う私でした。佐藤直子