昨日はKenと練習しました。
Kenとはいつも練習の後シングルスをします。
Kenはアメリカの大学でプレーしていた選手で、いつも負けます。
昨日は始め勝ちそうになって、もし勝ったらどうしようと思っていたら、負けました。
試合が終わってから、「僕はいつも直子さんと試合すると、ドキドキハラハラしてる。」と言うので、
「えっ、なんで?」と聞き返すと、
「だって直子さん、突拍子もないことをやってくるじゃない。」と言うので、
私は笑って「それはね、私は技術が未熟だったから、自分の持っているものの中で戦わないといけないでしょ。相手の裏をかいたり、突拍子もないことをやらないと勝てないからきっとそうなったんだと思う。」と言いました。
「日本人てさ、規則的なの好きだよね。ワイフも10周年、20周年とか、結婚記念日、誕生日…ちゃんとしないと『覚えてないの?』っていうけど、僕も結構突拍子もないの好きで、22周年に、何かしたりね。直子さん、日本人的じゃないね。」
とKenに言われて、はたと気づいたことがありました。私はこんな歳になって初めて組織の中で生きることになっています。でも、根回しとか、話を通しておくというような、普通の会社の人なら平気でできることが上手くできなくて苦労しているのです。
そして、突拍子もないことをしては、呆れられたり…。やっぱり、それでは、社会人としてダメですね。反省をしました。
心の中でそんなことを考えていると、Kenに「でもさ、男女差も、10歳以上の年の差もあるのに、直子さんはすごいよ。」と言われ、実はビックリしたのです。だって私は男女差とか歳の差を今までテニスの試合の負けた理由に考えたことがなったので。
私の気持ちを察したのか、kenは「complimentだよ。(褒めたんだよ)」と言ってくれました。勿論、彼は意地悪を言うような人ではありません。
確かに男女差歳の差を思えば、負けても仕方ないけど、次回はもっと突拍子もないことをやって、勝ってやれ!と密かに闘志を燃やす私でした。(笑)
❤️❤️