有明テニスの森で行われている東京オープンテニスの女子ダブルスの準決勝に我が東京国際大学の大坪花・星野桃花が出ていて応援に行きました。
すごく良いプレーをしましたが、セカンドの真ん中から少しプレーが雑になり、ファイナルのスーパータイブレークでマッチポイントもあったのに負けました。
私は相手のコールなどに頭に来て(本当はそんなことではいけません。セルフジャッジなのでそれを尊重しなくてはいけません。でも私の目の前だったので心を乱しました。)試合が終わって、頭から湯気を立てながらうちの選手とも話もせずにその場を立ち去りました。
私もだんだん母に似てきました。
昔、国際大会の決勝で、私がファースト落としてセカンド2-5の時に、私の車に乗って一緒に会場入りした母が帰ってしまったのです。
結局私はそこから挽回して優勝しましたが、帰りたいのに母がいない!家に電話すると父が出て「ママは家に帰っとる。しかも電話には出ないと言っとる。」と言うのです。「私、優勝したよ!」と言うと父が「ママ、直子は勝ったらしいよ。」と叫ぶと、母が「えーっ?あれから勝ったの?」と嬉しそうに電話に出てきました。
負けが嫌いなのは母のDNAだと思います。佐藤直子