ハナは4-66-1 13-11というギリギリで勝ちました。
ファーストセットは、ハナが簡単にエースを取って綺麗に勝とうとしている感じがして、試合後にコメントしたら、「緊張して思うプレーができなかった」と聞いて、ああそんなものなのか…と思いました。
セカンドセットはハナらしく変化をつけながらポイントを積み重ねて、我慢もした良いプレーでした。
ファイナルの10ポイントタイブレーク(今回のインカレはヒートルールで、ファイナルセットは10ポイント先取のタイブレークになっています)で、5-3までリードしてこのまま行くかと思ったら、7-9の相手のマッチポイントになってしまいました。
そこでハナは落ち着いて対応して、9-9。
そしてこちらにマッチポイントが来たり、あちらに行ったり。
監督としては心臓が口から飛び出しそうなポイントの連続でした。
後で聞いたら、2人は幼馴染なのですって。
最後に握手した時は2人とも疲れ切って可哀想なくらいでしたが、相手の選手はグッドルーザーで最後にハナと肩を組みに来てくれました。
最後の写真の2人の笑顔を見てください。
もしハナが負けていてもきっと彼女(相手の学生)と同じようにしてくれたと思いますが、みんなが彼女のようなテニス選手だったらいいなぁと思います。佐藤直子






