昨日は感動の１日、片岡愛之助さんの舞台、それはそれは迫力ありました。襖の戸を縦に二枚立てその上にもう一枚横に置き、門のような形を作るでしょ、その上に戦いに疲れた傷だらけの愛之助さんが立つのです。最初は何人もの人が柱になる戸を支えているのですが、全員離れたから私は思わず声をあげそうになりました。だって、危ないでしょ。その不安定な戸の上でミエをきって、横にわざと襖の門のバランスを崩して倒すのです。「あっ、倒れる！」と思ったら、まるで体操の内村君のように愛之助さんは着地するのです。ビックリしました。もう浅草公会堂は拍手の渦でした。
それから、いろいろとストーリーはすすんでね、最後に死ぬとき、下りの階段にそのまま真っ直ぐ倒れこむのです。平らな地面に前向きに真っ直ぐ倒れなさいと言われても、怖いですよ。いくら着物で帯などで少しは守られるかもしれないけど、怖いでしょ？それが階段が目の前にあるところで愛之助さんは前向きに真っ直ぐ倒れるのです。
まさにプロフェッショナルですね。
鳥肌がたつほどの感動でした。
私はあそこまでテニスを突き詰めたかなと、あれ以来自問自答しています。
あれは絶対プロテクターとか着けていると思いましたが、着けていないそうです。
歌舞伎役者さんも身を守るためにジムトレをするそうです。
ちょっと腕を触らせていただきましたが、すごい腕でした。
今日の朝練は気合いが入りましたよ。歌舞伎役者さんに負けないぐらい頑張ろうと思いました。
甘露寺圭郁ちゃんと東京ローンでは初朝練しました。
「今年も頑張って練習しょう！」と私が気合いいれても、圭郁は「ナナさんそんな、私、いい加減なんで…」とフニャフニャ。その癖力が抜けて上手いんですけどね。
どっかで聞いたふうな台詞だなと思ったら、ドクターXの「私、失敗しませんから」でした。
「私、いい加減なんで」、来年の流行語大賞、狙いましょう！
ナンノコッチャ？
〓〓〓〓佐藤直子 〓〓〓〓
