佐藤直子official blog – 佐藤直子のテニスがすべて

13番コートからロッドレーバーアリーナへ移動する途中で、白石光くんと西郷里奈ちゃんに会いました。

自由が丘インターナショナルの栗山さんと歩いていたので、白石君が礼儀正しく挨拶に来たのです。

私は勉強不足で、ジュニア選手をあまり知らないので、一緒に写真を撮って勉強することにしました。

栗山さんが紹介してくれましたが、あちらも私を知らなかったので、「オーストラリアン・オープンシングルスベスト８、ダブルス準優勝だよ」と、栗山さんが宣伝をしてくれました。（笑）

今日は穂積加藤のダブルスが第2試合だったので、ロッドレーバーアリーナのクムクム対マーティックの女子シングルスをまず見ました。

クムクム（タイ）は、能登国際女子オープンテニスに出てくれたことのある選手なので、身近に感じている選手です。

40度の暑さの中、すごいラリーの応酬で、2時間以上のロングマッチでした。６－３３－６７－５で、マーティックが勝ちました。

クムクム選手は、フォアもバックも両手打ちですが、創造性豊かなテニスをするので、魅力的な選手です。

穂積加藤組の13番コートは、前の女ダブが長くて、なかなか始まりませんでした。

相手のAtawo・Groenfeld組は、思い切りの良いプレーでこちらのボレーヤーにぶつけて来たり、リターンでサイドを抜いて来たりしてきました。

穂積加藤は、今日はちょっとミスが多かったかな。ダブルフォルトも大切なところで出ました。暑いだけでなく、風も強かったので、見ている私が口で簡単にあーだこーだ言うほど、楽ではないことは確かですけど。

頑張ってほしいので、気合を入れて応援しましたが、残念でした。

朝、エレベーターでクリス（エバート）と一緒になりました。

そして、写真を撮って、「ブログに乗せていい？」「勿論」と言ってくれたこの写真です。

「一昨日ジムで会ったとき、私はノーメークだったのに、よくわかったね？」と言ったら、

「今、私ノーメークなのに、わかったでしょ？」

という会話の後のこの写真です。

私は興の42度のメルボルンの太陽に負けないように、日焼け止めを4重に塗って、ちょっと歌舞伎メークのよう？

せっかくのクリストの写真なのに残念。

ドンマイです！

朝、ジムトレに行ったら、パム・シュライバーさんに合いました。

私が終わりのストレッチを1メートルぐらい高い段のところでしていたら、パムがジムに入って来て、

「あら、ナナ、ちょうどいい高さだわ」（パム・シュライバーは183cmぐらいなのです。）

と言って、下の段から私にハグしました。

本当に丁度良い高さでした。

夕食はスパゲティーツリーで食べました

ここは、私がオーストラリアン・オープンに出場していた頃、選手達と連れ立ってよく来たレストランです。

だから、メルボルンに来ると、必ず一回は行きたくなるイタリアンのお店です。

外国人選手と行ったことも勿論ありますが、井上悦子さん、岡本久美子さん、岡川恵美さん、西谷明美さん、飯田栄さん、雉子牟田明子さん、宮城ナナさん…、などの日本人選手達ともよく来ました。

私が現役の頃の仲間ですが、練習を終えて、試合を終えて、トレーニングを終えて、一日の終わりに食べに来た懐かしい場所です。

西岡君に続いて、同じコート８に杉田祐一君が入りました。

1回戦では第8シードのセッピを破る大快挙を果たしました。

相手はカロビッチ。

背が2メートル11センチもあり、サーブが230キロぐらい出せるビッグサーバーです。

残念ながら、日本人男子はコート８で連続して敗退しました。

いやー、もう暑くて暑くて、気分が悪くなるほどでした。

西岡君も杉田君もそのなかで、良く走りました。

とくにカロビッチはあまりに背が高く、ちょっと同じイベントで戦うのは杉田君がかわいそうな感じがしました。

カロビッチは男子シングルス2メートル以上の部で出場してほしいです。（笑）

西岡良仁選手の名前を、数日前にミスタイプしてブログに乗せてしまいました。

大変失礼しました。

西岡君、申し訳ありません。

今日は西岡君のプレーを観るために、11時スタートのところ10時15分にコート８にスタンバイしました。

相手のセッピは最高ATPランキング18位でフェデラーに勝ったこともある強敵です。

スタンドはの日本人で埋め尽くされ、「に・し・お・か！」コールで盛り上がりました。

ファーストセット、サードセットはいつもの西岡君でしたが、セカンドセットの最後は、すこし捨てたようなプレーが見られて、残念でした。

私が知っている西岡君は、1球たりとも諦めないガッツある西岡君なのに。

しかし、今日はすごく暑くて、見ている私も熱中症寸前でした。

選手は大変だったと思います。

昔ツアーを一緒に回っていたプロ選手仲間と会えるのが、ラストエイトクラブの魅力です。

実は、私は奈良くるみちゃんの試合が終わって、日比野菜緒ちゃんの試合が始まるまでにお腹が空いて、ラストエイトクラブに食べに帰ったのですが、サラダと巻き寿司のようなものを食べようとしたら、誰かがきて「Oh!　Nana
Sato!」と抱き付いてきてくれ、大話をしているとまた次の仲間が来て、またしばらくすると次の仲間が来て、結局ラストエイトクラブでは食べられないことがわかり、申し訳なかったけど、日比野菜緒ちゃんの試合を観ながら、少し食べました。

でも、本当に苦労を共にし、ボールを打ち合い、試合で戦った仲間なので、話が尽きることなどありません。

とっても、とっても、楽しい時間でした。

私がオーストラリアンオープンダブルスで準優勝した時にパートナーだったパム・ホワイトクロスにラストエイトクラブ（過去のオーストラリアンオープンのシングルスでベスト8以上か、ダブルスでベスト4以上か、ミックスダブルスで準優勝までの選手が招待されるクラブ）に来たので、昔の仲間とわいわい懐かしの話をしました。

なんと、パム・ホワイトクロスは、今はすごく偉くて、オーストラリアン・オープンのディレクターです。

男子も女子も含めたディレクターです。

彼女がすべて仕切っています。

すごいでしょ？

良い友達を持ったものです。

今日は朝早めに起きて、ホテルのジムトレに行きました。

ランニングマシンで走ってウォームアップをしていたら、隣に来た女性が「OH!
NANA!」と言ったのでよく見ると、クリス・エバートさんでした。

私もジムトレをして偉いなと思いますが、クリス・エバートもBBCのテレビ解説の前にトレーニングに来るとは、偉いですね！

そして、今日は12番コートの第1試合の奈良くるみちゃんの応援、となりのコートのダニエル太郎くんを横目で応援しながら、そのまま12番コートの第2試合に入った日比野菜緒ちゃんの応援をしました。

今日は結構暑く、太陽光線もきつくて、試合している選手は勿論ですが、見ている方もフラフラでした。

残念ながら、三人とも負けてしまいました。