佐藤直子official blog – 佐藤直子のテニスがすべて

昨日、新国立美術館に展示されている母の絵を見に行きました。

母はパリの芸術学院に通った本格派です。

エイズのチャリティー展示会です。

この人形の絵は海外でも評価を得たもので、「目に力があり、少し勝ち気な、しかも意思のある、可愛い顔が気に入って描いたの」と、母が言っていました。

今、デビスカップカナダ戦のために、有明コロシアムへ向かっています。

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一目錦織君を見ようとテニスファンの方々が待ち受けていました。

選手は錦織君、添田君、杉田君の三名でしたが、みんなでとても礼儀正しく、ファンの方々にも感じよく接していて、嬉しく思いました。

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必勝祈願の後、選手たちの記者会見がありました。

1月31日から2月2日までの３日間、有明コロシアムで行われるデビスカップの対カナダ戦。カナダはラオニッチをトップにダブルスのスペシャリストもいて強いのですが、オーストラリアンオープンでナダルと対接戦した錦織圭君と添田君のシングルス、ダブルスはまだ誰が出るか分からないそうですが、みんなで応援にいきましょう！

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柴又帝釈天で、日本デビスカップチームの必勝祈願を行い、日本テニス連合会(テニス協会、プロテニス協会、テニス事業協会、女子テニス連盟)でも、応援しました。

柴又帝釈天は寅さんのいたところです。

初めてだったので、全てが珍しく、面白く感じました。

始め錦織君ら選手も来ると知らなかったので、プレスが沢山集まっていてすごいなぁと感心していましたが、
「錦織君人気」のお陰でした。

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京都ちびスタ、終わりました。

今日は小さいクラスの参加者が多く、可愛かったです。

年少さんにUSPTA のカンファレンスで習ってきた練習をしたら、意外と上手くできて、嬉しくなりました。

今日はせっかく年少さんと年中さんが一杯来てくれて、中野先生と「絶対写真撮ろうね」と言い合っていたのに、忘れてしまい残念でした。

大きいクラスの最後までお話しに残っていた参加者と写真を撮らせて貰いました。

大きいクラスの参加者も、可愛くて仕方ないですけどね。

テニスクラブの外に出たら、寒くて雪が落ちはじめていました。

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名古屋です。

明日京都ちびスタがあります。

まだオーストラリアから帰国したばかりなので、なんか日本にいることが嬉しいのです。

昔海外遠征していた頃の名残かな。

私は海外遠征中の生活は少しも苦にならず平気だったのですが、日本に帰って来ると妙に嬉しくて仕方なかったのです。

私は日本が大好きです。

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父の13回忌の法要を行いました。

父のお陰で今私はプロテニスプレーヤーでいられるようなものです。

父は自分がテニスプレーヤーになりたかったのですが、勉強や仕事が忙しくて、その夢を私に託しました。

私が小学校、中学に行く登校前、放課後、毎日一緒に練習してくれました。

仕事があるのに毎朝ですよ。

放課後は仕事を抜けてきてまた仕事へと帰ってくれたりしていました。

私は自分の思うようにいかなくて、よくふて腐れたものです。ベンチでふんぞり返ってふてている私を、コートにずっと立って黙って待っていてくれた父です。

生きている時に、ちゃんと感謝の気持ちを口に出せなかったのが残念です。

試験前はよく徹夜で教えてくれました。今の私に歴史、英語は大丈夫かもしれないけど、生物、物理、数学の高校生レベルを教えられるとは思いません。けっこうすごい父でした。

今日の13回忌で、何回も何回もお礼をいいましたが、Too late の感じですね。

せめて母上を大切にするからねと、父と約束しました。

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センターコート観戦の後、ラスト・エイトクラブに行ってメアリーとキャロルと一緒に大話をしました。

「シシリア島のトーナメントに行ったとき、ナナも一緒だったよね。あの部屋で11人一緒に一部屋に泊まったよね。床に雑魚寝で。もう試合なんてどうでもよくて、練習もしないで試合してさ！」

などの話もありました。「え？私そんなトーナメント行ってないよ」「ほんと？ナナもいたと思ってた」みたいな。

その他、「グリニスと一緒の部屋にイギリスのホテルで泊まっていて、ある晩トーナメントのウエルカムパーティーのあと、グリニスが朝まで帰ってこなくてすごう心配していたら、朝になって帰ってきて、

『パーティーーの後ホテルのトイレに行ったら座ったままそのまま寝ちゃったの。目が覚めたらトイレに座っていたからびっくりした！』と言って帰って来たのです。

世界のメジャートーナメントを回りながら選手たちはみんな一緒にランチしたり、観光に行ったり、もちろん練習も一杯して、ランニングやトレーニングも一緒にやって、世界のトーナメントをまわったものです。最近はコーチやトレーナーも一緒に回るので、そのティームで動き、選手同士はあまり一緒に遊ばないようです。

古き良き時代のテニス仲間にあえて、エキサイティングな時間を過ごしました。

　そのリ・ナの試合を観ながら、チェンジエンドのときに立ち上がって腰を伸ばしていたら、「ヘイ、ナナ！」と大きな声がして、そちらの方を振り向くと懐かしの仲間、メアリー・ソーヤーとキャロル・オサリバンでした。昔

　いやあ、びっくりした。彼女たちは世界のトーナメントを回りながらバカばかりやっていた仲間なのです。

　メアリー・ソーヤーは結構オーストラリアでは知られた選手でしたが、もうお孫ちゃんが二人いるそうで、驚きました。

　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤直子

　今日の朝6時成田空港着で帰国しました。

　最後の日にリ・ナとブシャーの試合をセンターコートで見て帰りました。

　リ・ナが順当に勝ちました。

　リ・ナが全仏のシングルスも取っているし、そろそろまたオーストラリアン・オープン・シングルス、行きそうだなと感じています。

　最終日、またオーストラリアは33度と暑くなりました。

　オーストラリアの天気、どうなっているのでしょう。着いた日は42度、それから23度ぐらいの日がずっと続き、また33度。体がおかしくなってしまいますよね。

そしてまた、やっと着いた成田空港は0度でした。