錦織圭君がナダルに負けて、気が抜けてしまいました。
昨日のブログに写真を載せるのを忘れたので、今載せます。
1月17日のお昼にメルボルンに着いて、早四日め。
試合はほとんどがロッド・レーバー・アリーナ、ハイセンス・アリーナ、マーガレット・コート・アリーナにかたまり、外のコートではジュニア選手の試合が行われています。
私がオーストラリアンオープンのダブルスで準優勝した時のダブルスのパートナーパム・ホワイトクロスをずっと探していて、彼女も私に会いに来ると言っていたといわれながら、なかなか会えないでいました。
今日、クーヨンから帰ってラストエイトクラブ・ラウンジに寄ったら、また「Hey! Nana!」と声を掛けられ、それはAnn Minter という元選手の友達でした。
そしてまたいろいろ話した後、「パムを探しているんだけど、なかなか会えないのよ」と言ったら、「あれ?あそこに見える後ろ姿はパムじゃないの?今ドアの外に出た!」と言うのです。
「まさか、そんなにうまい話があるわけないでしょ」と笑ったら、「あれは、ほんとにパムよ!」というので「ほんと?」と私がその女性の後ろ姿を追いかけると、なんとほんとうにパムでした。
いやあ、懐かしかった。
パムは今はITFの仕事をしているそうです。だから、会場を走り回っていて、私と会えるわけがありません。
でも、ラッキー。会えてよかったです。メールアドレスを交換しました。
今日だけ、クーヨン・ローン・テニスクラブのメンバーしか入ることのできないレストランにせっかっく入れてもらったので、ちょっと高かったけど、そこで食べました。
グリーンピースープと鱒のお料理を食べました。
偶然、今日だけちゃんとした格好で行ったので、胸を張ってレストランに入ることができてよかったです。
テニスクラブに高級レストランがあって成り立つなんて、日本では考えられません。
ラウンジでは、おばあさまたちが、つけてあるテレビのオーストラリアン・オープンの男子シングルスには目もくれずにブリッジ(カードゲーム)をしていました。
室内プールやジムも超高級で、芝生のコートの手入れが行き届いていたのも驚きだし、そこであくせくせずにのんびりテニスしていたメンバーも優雅でした。
今日クーヨンのテニスクラブへ行ってみることになったきっかけは、昨日私がオーストラリアンオープン会場に設けられたラストエイトクラブのラウンジでカプチーノを飲んでいたら、「Aren’t
you Nana Sato?」と声を掛けてくれた人がいて、選手の誰かと思って振り向くと男性で、それがなんとドン・トレゴニンさんだったのです。
私は10代の頃は「Naoko Sato」ではなく「Nana Sato」で出ていました。だから、多くの外国人選手はまだそう呼ぶのです。
懐かしい話をいろいろとして、最後に「何かやってほしいことがあれば言ってね」と言われたので、「懐かしいクーヨンに行きたいのですが、電車でいくのはクーヨンの駅で降りてよいのですか?」と聞いたら、すぐにその場からクーヨンのマネージャーに電話してくれて、明日日本のNana
Satoが行くから、ちゃんといろいろと見せてやってくれとアレンジしてくれたのです。
ドン・トレゴニンさんは日本にも何回も来ているので、日本でも知っている方が多いと思います。息子さんもコーチングを教えに、時々日本に来ているそうです。
んー、残念でした。
だけど、かなりすごかったです。
満席のロッド・レーバー・アリーナで、第1シードのラファエル・ナダルと、対等な試合をしました。
なんと7-6、7-5、7-6。
いやぁー、でもナダルはもっとすごかったです。15-40の錦織君のブレークポイントとかになるとなぜかサービスエースを取るのです。
普通の選手なら恐くなってファーストサーブを確実に入れていくかもしれない場面で、必ずと言っていいほどエースをとります。あれは集中力?勇気?
今日もオージー(オーストラリア人)から「COME ON NISHI!」(なんでニシコリって言えないんでしょうね。なぜか「にし」なのです)という応援がそれから「ガンバッテネ」という外国人アクセントの応援も沢山ありました。勿論日本人の声援も沢山。
途中でね、錦織君がボレーを打って、それを拾いに行こうとしたナダルが倒れて彼の靴の紐が切れたのです。そしてナダル当然のようにそれをはき替えに行ったのですが、あれいいのかな?結構長い時間がかかったのですが、その間錦織君は体が冷えないようにタオルを体中に巻いてずっとベンチに座っていました。もしかしたら、あれは許されないのではないかと思いましたが。もし、普通の選手の紐が切れて、遠いロッカーまではき替えに行けるかといえば、行かせてもらえないでしょうね。あすでも川廷なお君に聞いてみますね。
ジュニア男子は相当頑張っていますよ。今日は中川なおき君の試合を見ました。ファースト取って、セカンドタイブレークで取られたところでコートを去ってしまいましたが¨¨、勝ってくれたかな。ガッツあるしかもドロップショットやボレーも積極的に使ってよいプレーをしていました。
みなさん、今、ジュニアだからって子供だと思ってはいけませんよ! そのスピードも動きも、すごいです。
日本にいるジュニア選手、そしてそのコーチのみなさんは、自分が(選手が)まだ子供だということに甘えずにいろいろなショットに挑戦してくださいね。
佐藤直子
今日は沢山の日本人ジュニア選手たちが試合をし、その応援に私はコート移動が大変でした。
まず7番コート11時からの山崎じゅんぺい君。彼は素晴らしい試合をしましたが、相手のブラジルの選手が昨年9月までATPの一般の試合で優勝するぐらいの飛びぬけた選手だったのに、突然フォアハンドイプスになり、フォアハンドがおかしくなったそうです。
HOCEVAR
(GABRIEL VELLINHO)君、サーブもボレーも、バックハンドもびっくりするほどすごいのに、フォアハンドだけがカシャッとかすれた感じになってしまい、フォアハンドに打たれるとミスとなっていました。
本人は「何やってんだよ!」みたいな感じで自分を責めたり、コーチを見ますが、どうしようもなく、イライラするばかりでした。
私は自分がトスのイプスで悩んだので、彼の気持ちがすごくよくわかり、心が痛みました。
相手がそうだと、試合がとてもやりにくいはずですが、山崎くんは淡々と自分がやるべきことをやって、立派でした。
次に、11番コート11時からの福田そらちゃんを見にいったら、なんと逞しいそら君でした。
昨年の9月から盛田ファンデーションでIMGテニスアカデミーへ送り込まれた選手で、残念ながら負けましたが、精神的に強い感じがして、将来的にも世界で十分戦っていけるなと感じました。
続いておおやのぞみさん。今度こそジュニア女子を応援へ。今回ジュニアのテニスもしっかり見たいと思ってきたのですが、今日本では男子の方が押せ押せ感があるのか、女子は参加人数が少ないです。
次におち君を見に15番コートへ移動しました。おち君のコーチはJPTA(日本プロテニス協会)の会員です。相手が13シードのMIEDLER(オーストリア)で、かなり逞しく、おいプレーをしましたが、残念ながら負けました。
セレナ・ウイリアムズがアナ・イバノビッチに負けたのが今日一番のトピックですが、オーストラリア人のデラクワが勝ち残っている最後のオーストラリア人だったので、明日の新聞はきっとデラクワがカナダのブシャードに負けたニュースの方が大きいでしょう。
今、オーストラリアはすべてがオーストラリアン・オープンで、道を歩いていても、コーヒーショップに入ってもテニスの話題が聞こえてきます。
ジャパンオープンも早くこういう国を挙げてのイベントにしたいものですね。
写真はそらちゃんだと思って見に行ったそら君です。
佐藤直子
今さっき錦織圭君の試合が終わりました。相手はD Young (USA) で、とても頭の良いテニスをし、サーブを錦織君の体の中に入れてきたり、ラリーも緩急自在でアッと思うとボレーに出てきているという選手でした。
ストロークにすごいスピンがかかっているので、アウトかと思うと入っているというパターンが何回もありました。
立ち上がりは相手のペースで0-3まで行って腰が抜けましたが、2-5までいったかな、そのあとスーパーショットで切り抜けて7-5で取り、あとは危なげなく勝ちました。
「NISHI,NISHI、KORI、KORI!」みたいな変な掛け声をオーストラリアの若者たちが作ってきて、応援してくれました。が、返って錦織君の邪魔をしていた感もありました。
日本人の間からは失笑が漏れていました。
今回錦織君は16シードですが、もう貫禄が出ているぐらい、何があっても焦らず、騒がず、立派でした。
次はナダルですが、今ロッド・レーバー・アリーナで、モンフィスと対戦していますが、ナダルが勝ちそうです。
佐藤直子