ウィンブルドン 4回戦
R・ナダル G・ミュラー
3-6、4-6、6-3、6-4、13-15
ラケットバックをかついで
ナダルがコートを去って行く・・・
一番見たくない光景だった・・・
本当はもっと気持ちを整理してから
書こうと思った・・・
けれどこの悔しさは整理するのに
時間がかかることを知っていた・・・
嫌なことは先に済ませたい
VAMOS!!
バモス!!
ばもす!!
何度この言葉を言っただろうか・・・
土壇場からの這い上がりを何度もみてきた
きっと今日もそうなると
信じて疑わなかった
心臓がバクバク鳴って
喉が渇いて仕方なかった・・・
水を飲む手が震えた
「ナダル~、負けないでぇ~~~ 」
悲鳴に近い叫び声・・・
いつでも全力で戦うナダル
ナダルのテニスを見ていると涙が出てくる
「僕は負けたとき負けを認めて受け入れる。
今までずっとそうしてきた。
もちろん負けるのは大嫌いだ。
でもテニスはいつも勝てるわけじゃない。」
今日はナダルが勝つ番ではなかった・・・
今日も勝て
次も勝て
そうナダルに言っていたのだから
ナダルには悪いことをしてしまった
でもナダルには今後も
同じことを望むと思う・・・
ナダルにはそれだけの
才能と実力があるのだから・・・
悲しいことに
私たちのウィンブルドンは
終わりを告げた・・・
涙で画面が見えなくなってきたので
今日は このへんで・・・
VAMOS!!RAFA!!