ラファエル・ナダルは
私の「青春」だ。
その時代の音楽を聴くと
その時代が蘇って来るのと同じように
2006年のウィンブルドン決勝を観ると
その頃の自分を思い出す
出ない答えをいつも悩み
探していたあの頃
テニスのルールも知らないまま
ある一人の青年のプレーに釘付けになった
人生に分岐点があるとしたら
私の場合は間違いなく
2006年の初夏だった
白いノースリ姿で長髪をなびかせながら
どんなボールにも食らいつく
全力でテニスに取り組む姿
何より闘志むき出しに戦う姿に
一瞬で惹かれていった
ナダルに会えない毎日は
なんて退屈なんだろう
今年の1月18日(水)以来
全豪オープンの2回戦で敗退してから
今日で約8か月が過ぎた
マクドナルドに敗戦後
ナダルはこんな言葉を残している
「フラストレーションを感じる。
受け入れるのが難しいこともある。
ケガに関する全ての事にはうんざりするよ。
ここにきて「人生は素晴らしい」と嘘をつき
ポジティブな姿勢を保って戦い続けるなどと言う事は出来ない。
今は無理だ。明日は明日の風が吹くだよ。
プレーを止めて棄権すべきかずっと考えていた。
僕はディフェンディングチャンピオンなのだから
リタイアしたくなかった。
途中棄権でコートを去りたくなかったんだ。
結局のところ、これで良かった。
僕は負けた。それだけだ。
対戦相手を祝福するよ。」
「それと同時にそれがスポーツなんだ。
最後までベストを尽くす。
可能性がどれほど小さくても関係ない。
それがスポーツの哲学でありスポーツの本質なんだ。
僕は自分のキャリアを通してそれを尊重してきた。」
ラファエル・ナダル
今は我慢と辛抱のとき
ナダルの大きな背中には
夢や希望が沢山詰まっている
あの日、あの時にみた
ナダルのテニスが忘れられない
今月22日~レーバーカップが始まる
今年はカナダ(バンクーバー)で開催
チーム・ヨーロッパ
ルブレフ、ルード、フルカチュ
ダビドビッチフォキナ、フィス、モンフィス
チーム・ワールド
フリッツ、ティアフォー、ポール
アリアシム、シェルトン、セルンドロ
ナダルのテニスがまた観たい
VAMOS!! RAFA!!