こんばんは！貴男です。
今日からATP１０００ローマのイタリアンオープンの予選が始まりました。コーチとして帯同している内山選手は、オーストラリアのダックワースを相手に第１セットを６－７で落とし、第２セットの最初で腰に違和感を感じたため途中でリタイアしました。今後ですが、２１日の週にイタリアのフォルリという町でチャレンジャー大会があり、２７日から全仏オープンの本戦がスタートするので、まずは違和感をなくしてクレーコートで戦うための体とテニスを作りたいと思います。
さて全米オープンですが、もう少しで女子シングルスの決勝戦が始まりますね。もちろん大坂選手の優勝を期待していますが、アザレンカとの決勝戦がどんな内容になるのか楽しみです。男子も決勝戦がズベレフvsティームと決まり、こちらはグランドスラムの初優勝をかけた注目の一戦です。両者のストローク力は互角だと思うので、その他のサーブやリターンもしくはスライスとネットプレーの使うタイミングなどが鍵になるかもしれません。こちらも楽しみです！！
それでは、また・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
昨日の昼の１２時半頃にローマの空港に到着し、ホテルに移動してからPCR検査を受けました。結果が出るまではホテルの部屋で過ごしていましたが、先ほど陰性の結果が出たので、これから準備をして会場に向かいます。全米オープンを終えた選手が続々と移動してきていますし、ヨーロッパのチャレンジャーに出ていた選手やクレーシーズンに備えて準備をしていた選手が集まっています。今までは、ATP・WTAの男女で約２週間ほどかけて週をずらして開催していましたが、今回は、同時に開催なので色々な面で混雑することが予想されます。
クレーコートに慣れることはもちろんですが、こういう状況に順応しながら練習・トレーニング・試合をしっかりこなしていけるようにサポートしたいと思います。久しぶりにローマに来て思うことは、コーチだったクラウディオ実家がありオフシーズンに多くの時間を過ごした町なので、空港から市内への道が懐かしく、練習をしていたテニスクラブが見えたりもしました。色々な思い出がある場所なので、街に出歩きたい気持ちがありますが、感染するリスクを考えると今回は我慢です。
それでは、また・・・・・。貴男

おはようございます！貴男です。
無事にWOWOWでの全米オープン大会８日目の解説を終えて、深夜便の飛行機に乗ってドイツのフランクフルト空港に到着しました。こちらドイツは早朝ということもあり人が少ないですが、現状を考えると多くの人が飛行機を利用していないので一日を通してもこんな感じかと思います。これからローマ行きの飛行機に乗るので、ラウンジで数時間まで機内に向かいます。
さて全米オープンの方ですが、大坂選手が勝利を収め、カレーニョブスタ（スペイン）vsズベレフ（ドイツ）の準決勝となりました。ズベレフにとってもチャンスですが、カレーニョブスタは、男子ツアーの中でもトップ級に粘り強い選手であり、ハードコートもクレーコートもこなせるタイプですから、ズベレフとしても苦労するのではないかと予想します。今後の全米オープンの勝ち上がりは当然気になりますが、内山選手が出場するイタリアンオープンの予選に向けてしっかりサポートしたいと思います。
それでは、また・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
全米オープンは大会７日目が終わり、日本時間の今夜２４時から大会８日目が始まります。世界ナンバー１のジョコビッチが４回戦のカレーニョブスタ（スペイン）戦の第１セット終盤で失格になるというニュースを聞いた時は驚きました。ナイトセッションに登場した大坂選手は、前哨戦でも対戦したコンタベイトに対してストレート勝利を収めベスト８に進出です。
女子シングルスの後に解説を担当したダビドビッチフォキナ（スペイン）vsズベレフ（ドイツ）は、ズベレフが力の差を見せ付けてストレート勝利し、シャポバロフ（カナダ）・チョリッチ（クロアチア）・カレーニュブスタ（スペイン）らと共にベスト８入りです。優勝候補の大本命だったジョコビッチが敗退したことで一気にオープンなドローになりましたが、ここまでを見る限りでは、ズベレフが自滅さえしなければ決勝に進むと思わせるほど力強いテニスをしていました。
さて僕は、内山選手のコーチとしてヨーロッパの大会に帯同するため、残りのシングルス４回戦が行われる大会８日目で解説最終日となります。男子シングルス４回戦のポスピショル（カナダ）vsデミノー（オーストラリア）や女子シングルス４回戦のサカーリ（ギリシャ）vsセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）を担当予定です。テニスファンの皆さんには、引き続きWOWOWで全米オープンを堪能して頂ければと思います。
それでは、また・・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
大会６日目の全米オープンの解説ですが、女子シングルス３回戦のスティーブンスvsセレナ・ウイリアムズを担当し、結果は２－６・６－２・６－２でセレナの逆転勝利でした。第１セットは、スティーブンスの安定したプレーに対してミスが多かったセレナでしたが、第２セット以降は、ファーストサーブの確率を上げたことでポイント取得率にも良い変化が出ました。ストローク戦では、ベースラインから少しポジションを下げたことでラリーに安定感が出てショットの切れも良くなりました。ゲームの流れを読んで、これまでの経験を生かして勝利したセレナの４回戦以降にも注目したいと思います。
さてアメリカシーズンで復帰することが出来なかった錦織選手ですが、８日から始まるATP２５０キッツビューエル（オーストリア）に出場となりました。これがクレーシーズンの開幕戦になり、ATP１０００ローマ・ATP５００ハンブルグと続いて、全仏オープンというスケジュールです。僕は、内山選手のコーチとしてローマ大会の予選から全仏オープンまでの帯同を予定しているので、様々なことに気を付けながらしっかりサポートしたいと思います。
それでは、また・・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
大会５日目の解説は、女子シングルス３回戦のペグラ（アメリカ）vsペトロバ（チェコ）と、男子シングルス３回戦のチチパス（ギリシャ）vsチョリッチ（クロアチア）の３セット目後半からを担当しました。ペトロバは、第２セットの序盤でペグラにリードを許したものの６－４・６－３のストレートで勝利を収めました。
一方のチチパスは、セットカウント２－１として第４セットも５－１とリードしましたが、５－２と５－４のサービスゲームを落とし、ファイナルタイブレークの末に第２７シードのチョリッチに負けました。チョリッチの粘り強さとメンタルは素晴らしかったですが、チチパスは、マッチポイントが計６本あり、第４セットの５－４のサービスゲームで４０－０だっただけに大きなショックを受けていると思いますし、こういう戦いを見て５セットマッチの試合を勝ち切る難しさを改めて感じました。第１シードのジョコビッチ（セルビア）は、危なげなくストルフ（ドイツ）を一蹴して４回戦に進み、ズベレフ（ドイツ）はマナリノ（フランス）に３－１と勝利しました。
さて大会６日目の解説ですが、センターコート第２試合の女子シングルス３回戦スティーブンスvsセレナ・ウィリアムズのアメリカ勢同士の好カードになりました。全米オープンのデイセッションは日本時間の夜中の放送になりますが、テニスファンのためにしっかり伝えたいと思います。
それでは、また・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
今日は、今大会で初めてスタジオでの顔出しを行い、ナイトセッションのオジェアリアシムvsマレー戦の解説を担当しました。マレーは、去年の全豪オープン以来のグランドスラムでのシングルスということもあり、１回戦で西岡選手との激闘が響いて体が消耗していました。この部分に加えてこの数か月でのオジェアリアシムの成長も素晴らしく、サーブとフォアハンドを中心にマレーに対して攻めている時間がほとんどで、６－２・６－３・６－４のストレート勝利でした。
さて大会５日目の解説ですが、日本時間の明日５日の朝８時から始まるナイトセッションの２試合目のクビトバの試合になります。試合前には、スタジオでの顔出しも予定されているので、お楽しみに！！まだまだ暑さを感じますし、九州地方から西日本では台風の影響がありますので、十分に気を付けてください。今日の写真は、顔出し終了後にスタジオにて渋佐アナウンサーと撮りました。
それでは、また・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
今日は、日本時間の深夜に行われたジョコビッチvsエドマンドの解説を担当しました。第１セットをタイブレークの末にエドマンドに取られたジョコビッチでしたが、その後は要所を抑えて３セットを連取して、セットカウント３－１で勝利を収めました。ナイトセッションに登場した大坂選手とチチパスもストレートで勝利し、しっかり強さを見せ付けて３回戦に進みました。大会４日目の解説は、ナイトセッション第２試合のオジェアリアシムvsマレーの２回戦を担当します。ナイトセッションが始まる前と試合の間、そして終わった後もスタジオでの顔出しに登場しますので、ぜひ見てください！！
さてスターテニスアカデミーのYouTube動画ですが、今日は「ドローン」を使って試合を撮影したものが配信されます。試合の内容よりもこれまでとは違った上からの映像が見れるので、ちょこっと覗いてください。
それでは、また・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
今日は、マレーvs西岡の試合が４時間半以上の熱戦になったのに加えて、セレナ戦とナイトセッションの都合で時間的に余裕がなくなり「コート巡り」の解説が無くなりました。それにしてもマレーはしぶとかったです。４－６・４－６と連続でセットを落とし、第３セットはブレークダウンだったのですが、そこから７－６・７－６と取り返し、第４セットでは西岡選手に１本マッチポイントがありました。ファイナルセットでも先にブレークしたのは西岡選手だったのですが、最後の最後までしっかり走って打ち続けたマレーが６－４で取って底力を見せました。
昨日の内山選手の試合もそうでしたが、相手に経験があればあるほどセットカウントでリードしても、慌てず状況を見てゲームの流れを読んでジワジワと巻き返す姿を見ると５セットマッチで彼らに勝ち切るのはスコアーに関係なく３セットマッチの３試合分くらいに匹敵するのではないでしょうか。当たり前かもしれないですけど、このような経験をしたから心技体の全ての部分でのレベルアップが必要なんだと思います。スコアーでは、あと１ポイント？１ゲーム？１セット？かもしれないけど、そこには様々な物が積み重なっていると思うので、次の戦いに向けてしっかりと準備するしかありません。残念ながら大会２日目に１回戦を戦ったダニエル選手・添田選手・杉田選手も負けてしまったので、次のクレーコートシーズンに向けて気持ちを切り替えて頑張りましょう！！
それでは、また・・・・・。貴男

こんにちは！貴男です。
いよいよ全米オープンが始まり、初日の解説はジョンソンvsイズナーの試合でジョンソンが６－７・６－３・６－７・６－３・７－６で勝利し、久しぶりの５セットマッチを味わいました。第２試合に入っていた内山選手は、残念ながら第２０シードのカレーニュブスタ（スペイン）にセットカウント２－１とリードしたものの第４・第５セットを連取され逆転で負けてしまいました。
戦った本人は負けて悔しいでしょうし、リードしていただけに勝てたという思いがあるはずです。結果だけで判断するのではなく、良い感触を得た部分があり収穫があったと思うので、それを今後のツアーで生かせるように頑張るのみです。内山選手は、ランキングこそ１００位以内に入っていますが、年齢に関係なくまだまだ経験値を高める必要があると思いますし、クレーコートシーズンに帯同予定の僕としては、しっかりサポートしたいと思います。
さて全米オープン２日目は、６人の日本人選手（男４・女２）が登場します。マレーと対戦する西岡・去年ベスト４のベレッティーニと対戦する添田の２試合は、WOWOWで放送予定に入っていますので、ぜひご覧ください。
それでは、また・・・・・。貴男