6月29日(月)ウィンブルドン、錦織圭が世界ランク55位、イタリアのS・ボレリをフルセット、6-3, 6-7 (4-7), 6-2, 3-6, 6-3、3時間22分の激戦で制し4年連続で初戦を突破した。
「自分のテニスはまあ良かった。サーブはベストではなかったが。
相手は芝でのプレーがうまいので、タフは試合になるとは思っていた。
第2セットのタイブレークはとりたかった。
ファイナル・セットで集中力を上げて勝てたので良かった。」
「足の状態はそんなに悪くない」と気になる足について錦織は言ったが、
ファイナル・セットでメディカルタイムをとり、痛めている左ふくらはぎに分厚いサポーターを巻き、
時々顔をしかめながらプレーした姿は気になるところだ。
ボレリは昨年のウィンブルドン3回戦で対戦した相手。その時は3日間かけやっと勝利した。
その時の詳細記事:
錦織圭ウィンブルドン3回戦、幻のマッチポイント!
錦織圭眠れぬ夜を克服ウィンブルドン16強!
2回戦では、60位のS・ヒラルド(コロンビア)と対戦する。
今回はマイケル・チャンコーチは妻のアンバーさんが、第3子を授かっており、家族を大切にしたいためウィンブルドンには来ていない。
ウィンブルドンは6度目の出場、最高成績は昨年の16強、まずは松岡修造以来の日本人男子20年ぶりのベスト8を狙う。
ウィンブルドン
賞金総額26,750,000ポンド(約52億円)
優勝賞金1,880,000ポンド(約4億円)
1回戦出場者29,000ポンド(約600万円)
オーダー・オブ・プレーPDF版
オーダー・オブ・プレーと結果
ライブスコア
ロンドン現地時刻(時差-8時間)
ドロー
<<錦織圭1回戦詳細>>
〇5)錦織圭 6-3 6-7(4) 6-2 3-6 6-3 ●S.BOLELLI(ITA)
1回戦の対戦相手はイタリアのS.BOLELLI、29歳、54位のプレーヤー。今年の全豪オープンダブルス優勝者だ。
速い展開で攻めてくる。
第1セット
第7ゲーム、ボレリ、40-30からダブルフォルト、デュースになる。
錦織のバックハンドが決まる!錦織ガッツポーズ!
ボレリのリターンがアウトとなりブレークに成功する。
第9ゲーム、ボレリは30-40からショットをアウトに。
錦織はまたブレーク、第1セットを取る。
第2セット
第2セットはお互いにキープ、タイブレークに、
ボレリが6-4から、フォアハンドを決め第2セットを取り返す。
第3セット
錦織が第5、第7ゲームをブレークし取る。
第4セット
第4ゲーム 錦織、30-30から、バックハンドを決められ、ブレークされる。
ファイナル・セット
最初のゲーム、40-0からデュースに持ち込まれる。
嫌な展開だったが、2度のデュースをしっかりとキープ。
第2ゲーム、ボレリのサーブ、15-40、フォルトのコールがインで30-40。
ボレリがゲームを支配し、ほとんどオープンにボレーして返せば良いポイント、ボレリはネット、
錦織がブレーク、2-0(このゲームが大きかった)
錦織、ラブでキープし3-0となったところで、トレーナーを呼ぶ。
テーピングのやり直し
ちょっと心配だ!
3-1、錦織40-15、パスを抜かれ、40-30、
フォアのクロスを決められ、デュース
フォアのクロスを決め、アドバンテージ・サーバー
ボレリのフォアはロング、
良く粘ってこのゲームもキープする。(錦織4-1)
錦織5-3、サービング・フォ・ザ・マッチは40-0のマッチポイント
バックがロング、40-15、
セカンド・サーブを叩かれ、40-30となる。
セカンド・サーブはTを狙いフォアに、
ボレリはそのコールにチャレンジするが、スローモーションはしかしライン上に!
3時間22分、錦織がやっと勝った!
<<男子2回戦>>
5)錦織圭 vs S.GIRALDO(COL)
<<日本人男子プレーヤー1回戦>>
〇5)錦織圭 63 67(4) 62 36 63 ●S.BOLELLI(ITA)
〇9)M.CILIC(CRO) 63 62 76(4) ●Q)守屋宏紀
〇17)J.ISNER(USA) 76(5) 64 64 ●添田豪
Q)杉田祐一 vs B.KAVCIC(SLO)
男子本戦ドロー
<<日本人女子プレーヤー1回戦>>
奈良くるみ vs M.LINETTE(POL)
土居美咲 vs 17)E.SVITOLINA(UKR)
女子本戦ドロー
杉田祐一、守屋宏紀 厳しい予選を突破、見事本戦入り
日本からは総勢15名のプレーヤー達が予選に挑戦した。
男子予選ドロー
女子予選ドロー
(写真 佐藤ひろし/TennisJapan)