月別アーカイブ: 2016年8月

錦織圭US初戦はアガシを引退させたプレーヤーと

8月29日(月)から今年最後のグランドスラム大会であるUSオープンが始まる。
錦織圭は第6シードで出場。
1回戦はドイツのB.ベッカー、95位、35歳のベテラン、最高ランキングは35位と対戦する。
ベッカーは2006年のUSオープンでは予選から勝ち上がり、4回戦で偉大なプレーヤー、アガシを破った。アガシと戦った現役最後のプレーヤーとなっている。

対戦成績は錦織の2勝1敗 1不戦負け
2014年錦織が優勝したジャパオープンでは準決勝で対戦、ファイナル・セットのタイブレークに縺れ、7-2だった!

錦織圭対ベッカーの1回戦は30日(火)となった。8月30日オーダー・オブ・プレー

錦織、2014年USオープンでは準優勝。
その時は、怪我そして手術のためにぶっつけ本番のUSオープンだった。
錦織圭残念!だが全米準優勝は凄い!
錦織圭NO.1のジョコビッチ破り全米決勝!

大会データー:2016USオープン
賞金総額:$46,300,000(約50億円)
優勝賞金(男女同額):$3,500,000(約4億円)
準優勝:$1,750,000(約2億円)
4強:$875,000(約1億円)
8強:$450,000(5千万円)
4回戦:$235,000
3回戦:$140,000
2回戦:$77,200
1回戦:$43,300(500万円)
128ドロー、ハード
本戦8/29-9/11,2016
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター
NY現地時刻(時差-13時間)
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<男子1回戦>>
6)錦織圭 vs B.ベッカー
西岡良仁 vs 23)K.ANDERSON(RSA)
ドローPDF版
ドローnet版

<<女子1回戦>>
女子は土居美咲(32位)、日比野菜緒(70位)、奈良くるみ(81位)、大坂なおみ(82位)が本戦から出場
女子本戦ドロー

USオープン予選
23日から予選が始まり、日本勢は男子は杉田祐一(83位)と添田豪(147位)、守屋宏紀(217位)が出場。
ダニエル太郎(104位)と伊藤竜馬(130位)は予選出場を見送った。
男子予選ドロー

尾崎里紗、穂積絵莉が予選決勝ラウンドまで進出したが!
女子は尾崎里紗(115位)、加藤未唯(202位)、穂積絵莉(208位)、青山修子(234位)、江口実沙(120位)、桑田寛子(154位)、日比万葉(197位)、今西美晴(500位)が挑戦した。
女子予選ドロー

錦織圭ATPデーター
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(記事塚越亘 TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 08:13 | コメントをどうぞ

錦織圭シンシナティ16強 次はUSオープン

8月14日(日)にリオ・オリンピックで銅メダルをとった錦織圭、休む間もなく、ブラジルからアメリカのシンシナティに移動。
マスターズシリーズATPシンシナティーに出場した。
17日(水)には大会の初戦であり2回戦を戦い、ロシアのM.Youzhnyに6-3,6-2でストレート勝利したが、
18日(木)は3回戦でオーストラリアのトミックに6-7(1),6-7(5)で敗れてしまった。

第1セット、先にブレーク、5-4、サービング・フォ・ザ・セットでは40-15とセットポイントがあった。
第2セットでもトミックのサーブで3度セットポイントを握った錦織だったが。

「(第1セットのセットポイント)大事なところを取れなく、あのゲームを落としてから、流れが変わってしまった。
(疲れで)足が動かず、走りもできなかたった。
それと、(試合で使っている)ボールにも慣ず、飛ぶので無理にうったり、速くポイントを決めようとしてミスが出てしまった。」

「(次の大会、2週間後のUSオープンまで)身心共にしっかり休みたい。
(USオープンは)5セットなのでしっかりトレーニングと練習もしていきたいが、
今は頭も身体も…身体が尋常じゃないくらい疲れているので、それを早く回復したい。」
と錦織圭。

8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

錦織圭ATPデーター
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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 16:48 | コメントをどうぞ

銅メダル おめでとう錦織圭

8月14日(日)、リオ・オリンピック テニス9日目 最終日

錦織圭が1920年(大正9年)アントワープ五輪の男子シングルスで熊谷一弥、同ダブルスで熊谷、柏尾誠一郎組が銀メダルを獲得して以来、96年ぶりに日本人プレーヤーとしてメダルを獲得した。
銅メダルマッチで錦織がナダルを6-2,6-7(1),6-3で破った。

第1セットを6-2、第2セットも5-2、銅メダルまであと2ポイントと迫ったのに、それも3度もチャンスがあったのに、そこから挽回されセットを落とす。

松岡修造だったら負けていただろう???
ゴメンナサイ!修造
私がテニス界で生きていけるのも、松岡修造にすごく世話になっているからこそなのに、受けを狙ってこんな事言ってしまって。

<<錦織圭銅メダルマッチ詳細>>
〇4)錦織圭 6-2 6-7(1) 6-3 ●3)R.NADAL(ESP)

第1セットは錦織が2ブレークアップ、
セットポイントはサービス・エースで決めた。

第2セットも2ブレーク、5-2とする。
錦織の銅メダルが見えた試合だったが、ここから戦いは始まった。

5-2、錦織のサービング・フォ・ザ・銅メダル
ナダルはフォアのダウン・ザ・ラインを決め、0-30

錦織もフォアの逆クロスを決め、30-30
銅メダルまであと2ポイントだ!

ダブルフォルト!初めてのダブルフォルトがここで出た!

2度目のデュース
バックのストレートを錦織はネット
このゲーム3度目のブレーク・ポイントを握られる
15回のラリーの末にナダルが取り返す。錦織5-3

ナダル3-5のサービスゲーム、30-30 あと2ポイントだ!
ナダルはサービス・エースでキープする。(錦織4-5)
さすがグランドスラム・チャンピオン、北京オリンピック金メダリスト

ナダルにバックのダウン・ザ・ラインを決められ、0-15
錦織、バックをネット 0-30
アウト 15-30
リターンがネット 30-30 あと2本
ナダル ネットにつめボレーを決める 30-40
ここでダブルフォルト!
これがプレッシャーだろう?
サービング・フォ・ザ・マッチで2本目だ!
5-5に追いつかれてしまう!

タイブレークに

錦織バックネット 0-1

カウンターから攻められたが 1-1
ナダルのリターン・エース 1-2 先にミニ・ブレークされる

ナダル2ポイントをキープ 1-4

ナダルのショットはロングになり、2-4となったか?と思ったが、
そのポイント、なんとチャレンジされ、やり直し 1-5

錦織のフォアのダウン・ザ・ライン、
錦織チャレンジするが、アウト 1-6

バックのリターンをネットで1-7
第2セットはナダルが取る。

ファイナル・セット

両者ともにトイレットブレークを取る。
錦織が出て来ない
ナダルはコートサイドでダッシュを始める。

なかなか出てこない錦織、痙攣か?
そんな心配は無用だった。

錦織が先に第4ゲームをブレーク、錦織3-1

バックのダウン・ザ・ラインを決め、5-2とキープ。
このゲーム、勝負をかけたナダルは前に出てボレーで決めようとする、
それを錦織はランニングパスで決め30-30にしたポイントは大きかった。

ラリーエースで30-30とする。
あと2本! 
しかしナダルはキープ、錦織5-3

5-3、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
ネットにつく錦織、それをフォアのパスでナダルが決める0-15
ナダルリターンはアウト 15-15
リターンネット 30-15

ここでサービス・エース、40-15とマッチポイント!
ボディーにファースト・サーブ、ナダルは拝むようにリターンしようとするが
そのリターンはアウト!

96年ぶりの日本人プレーヤーがメダルを獲得した瞬間だった!!

おめでとう!!!!!!!!!!
錦織圭!!!!!!!

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

<<金メダルマッチ>>
〇2)A.MURRAY(GBR) 75 46 62 75 ●DEL POTRO(ARG)

<<銅メダルマッチ>>
〇4)錦織圭 62 67(1) 63 ●3)R.NADAL(ESP)

<<準決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 57 64 76(5) ●3)R.NADAL(ESP)
2)A.MURRAY(GBR) 61 64 ●4)錦織圭

<<準々決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 75 76(4) ●10)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇3)R.NADAL(ESP) 26 64 62 ●T.BELLUCCI(BRA)
〇4)錦織圭 76(4) 46 76(6) ●6)G.MONFILS(FRA)
〇2)A.MURRAY(GBR) 60 46 76(2) ●12)S.JOHNSON(USA)

<<3回戦>>
〇DEL POTRO(ARG) 67(4) 61 62 ●ダニエル太郎
〇10)BAUTISTA AGUT(ESP) 64 76(4) ●G.MULLER(LUX)
〇3)R.NADAL(ESP) 76(5) 63 ●15)G.SIMON(FRA)
〇T.BELLUCCI(BRA) 76(10) 64 ●8)D.GOFFIN(BEL)

〇6)G.MONFILS(FRA) 67(6) 63 64 ●9)M.CILIC(CRO)
〇4)錦織圭 62 62 ●A.MARTIN(SVK)
〇12)S.JOHNSON(USA) 61 61 ●E.DONSKOY(RUS)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 26 63 ●F.FOGNINI(ITA)

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一

<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー

ナダル/M.ロペス組 金メダル
〇6)NADAL/M.LOPEZ(ESP) 62 36 64 ●5)MERGEA/TECAU(ROU)
男子ダブルス

<<女子金メダルマッチ>>
〇M.PUIG(PUR9 64 46 61 ●2)A.KERBER(GER)

女子 セリーナ・ウイリアムズ3回戦で敗れる!
<<女子2回戦>>

〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒

<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

女子ダブルス ウイリアムズ姉妹1回戦で姿消す!
<<2回戦>>

〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉

<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ミックス・ダブルス

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:18 | コメントをどうぞ

錦織圭マレーに敗れる 銅メダルに挑戦

8月13日(土)、リオ・オリンピック テニス8日目

準決勝が行われ、錦織圭はロンドン五輪金メダリストのマレーに1-6,4-6で敗れた。

安定したマリーのプレーを崩すことができなかった。
第1セットは1-1から5ゲーム連続で取られてしまう。
第2セットも2-2の第5ゲームをブレークされ、ブレーク・バックのチャンスがないまま押し切られた。

「ミスが多すぎた。
(マレーの安定したプレーに)プレッシャーを感じながらプレー、テニスに太刀打ちできなかった。
(メダルよりマレー)に勝てない悔しさの方が大きい」と錦織。

しかし2つのマッチポイントを凌ぎ、
3つ目のマッチポイントのプレーなど、どちらに転んでもおかしくないポイントが錦織にきていたら、
まだまだ試合は終わっていなかったのではないか?と思う終盤の勝負、錦織の粘りだった。

<<準決勝の詳細>>
●4)錦織圭 1-6 4-6 〇2)A.MURRAY(GBR)

錦織サーブの第4ゲーム、30-30、
25回のラリー、最後はフォアのクロスを決め、40-30とゲームポイントを握るが、
7回目のショット、フォアをネットでデュース、

バックがロングでブレーク・ポイントを握られる。
フォアで攻められブレークされてしまう。錦織1-3

デュースに持ち込むがマレーがキープ。錦織1-4

バックをロングで30-40とブレーク・ポイントを握られる。
攻める錦織はネットにつきボレー、
それをマレーはスピンをかけたロブを放つ、
錦織は下がりながらスマッシュをするが、
スピンと風で変化しているロブをクリーンに打てずネットしてしまう。錦織1-5

40-0からサービス・エース、
ラブでキープしたマレーが6-1で第1セットを取る。

第2セット、第5ゲーム、錦織のサーブ、0-15、
バックのパスをワイド、
フォアをネット、
ドロップ・ショットをネット、
ミスが4つ重なりサーブを落とす。
錦織らしからぬプレーが続いた。錦織2-3

マレー5-4リード、サービング・フォ・ザ・マッチ、40-15のマッチポイント。

そこからフォアのリターン・エースを決めデュースに持ち込んだ。

23回のラリー戦、
11回目まではマレーが攻める、
そこを凌ぎ錦織がバックのダウン・ザ・ラインから攻撃する、
16回目、錦織はバックでクロスに深いボールを打ち、
ネットに詰めドライブ・ボレー、
耐えるマレー、
最後はやっと手を伸ばして取ったマレーのディフェンシブなバックがストレートに入る。

3つ目のマッチポイント、
錦織のバックのリターンはネットにかかってしまった!

錦織圭対マレー全対戦成績

1920年(大正9年)アントワープ大会の男子シングルスで熊谷一弥、同ダブルスで熊谷、柏尾誠一郎組が銀メダルを獲得して以来、96年ぶりの日本勢のメダルをかけて、ナダルと銅メダルマッチを行う。

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

<<金メダルマッチ>>
2)A.MURRAY(GBR) vs DEL POTRO(ARG)

<<銅メダルマッチ>>
4)錦織圭 vs 3)R.NADAL(ESP)

<<準決勝>>
DEL POTRO(ARG) 57 64 76(5) 3)R.NADAL(ESP)
2)A.MURRAY(GBR) 61 64 ●4)錦織圭

<<準々決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 75 76(4) ●10)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇3)R.NADAL(ESP) 26 64 62 ●T.BELLUCCI(BRA)
〇4)錦織圭 76(4) 46 76(6) ●6)G.MONFILS(FRA)
〇2)A.MURRAY(GBR) 60 46 76(2) ●12)S.JOHNSON(USA)

<<3回戦>>
〇DEL POTRO(ARG) 67(4) 61 62 ●ダニエル太郎
〇10)BAUTISTA AGUT(ESP) 64 76(4) ●G.MULLER(LUX)
〇3)R.NADAL(ESP) 76(5) 63 ●15)G.SIMON(FRA)
〇T.BELLUCCI(BRA) 76(10) 64 ●8)D.GOFFIN(BEL)

〇6)G.MONFILS(FRA) 67(6) 63 64 ●9)M.CILIC(CRO)
〇4)錦織圭 62 62 ●A.MARTIN(SVK)
〇12)S.JOHNSON(USA) 61 61 ●E.DONSKOY(RUS)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 26 63 ●F.FOGNINI(ITA)

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一

<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー

ナダル/ロペス組 メダルに王手
男子ダブルス

女子 セリーナ・ウイリアムズ3回戦で敗れる!
<<女子2回戦>>

〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒

<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

女子ダブルス ウイリアムズ姉妹1回戦で姿消す!
<<2回戦>>

〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉

<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ドロー

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

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錦織圭3つのマッチポイント逆転 五輪4強

8月12日(金)、リオ・オリンピック テニス7日目

錦織圭対フランスのモンフィスの準々決勝が行われ、錦織はマッチポイントをセーブし、7-6(4),4-6,7-6(6)で4強を決めた。

錦織がまたまたまたやってくれた。
ファイナル・セットはタイブレーク、3-6とモンフィスに3のマッチポイントを握られる絶体絶命のピンチに!

モンフィスは6-5、3回目のマッチポイントは勝負を賭けたダブルファースト・サーブを放つが、なんとダブルフォルト!
Olimpic 07
錦織は連続5ポイントを奪取し、3時間(正確には2時間53分)の激戦の末に、鮮やかな逆転劇を飾った!!!(photo ITF)

<<オリンピック準決勝の顔合わせは以下>>
3)R.NADAL(ESP) vs DEL POTRO(ARG)
4)錦織圭 vs 2)A.MURRAY(GBR)

錦織圭、1920(大正9年)アントワープ大会男子シングルス、熊谷一弥の銀メダル以来、96年ぶりのメダル獲得に挑戦する!

対戦成績 錦織圭 1-6 マレー
注目の準決勝は現地13日12時から、(日本時間13日の真夜中)だ。
準決勝オーダー・オブ・プレー

<<3時間の準々決勝詳細>>
〇4)錦織圭 7-6(4) 4-6 7-6(6) ●6)G.MONFILS(FRA)

お互いにサービスキープ、5-4錦織リード、
モンフィスのサーブで15-40、
そしてデュースでもセットポイントが合計3回あったが、
モンフィスがキープ。

タイブレークに

26回の長いラリー戦を制し、錦織は5-3とする。
が、次のポイントをダブルフォルト、5-4。

競り合うと思えたが、モンフィスは続く2ポイントをネット、
第1セットは錦織が7-4でタイブレークを制す

第2セット、最初のゲーム、
10回のラリー戦、錦織はダウン・ザ・ラインを決め、30-40とブレーク・チャンス!

デュース後に2度目のブレーク・チャンス、
モンフィスはフォアのドロップ・ショットをネット、大きなブレークだ!

ところが、錦織サーブの第2ゲーム、30-0から、
錦織に決められたようなドロップ・ショットを逆に切り返しポイントをとるモンフィス。
能力の高さだ。
デュースに。

3度目のデュース、
短いイージボールをネットしたモンフィスは罰ゲームととして腕立て伏せをする。
真剣勝負、緊張している場面なのに!
喜ぶ観客、楽しい奴だ。

6回目のデュースに!
バックのリターンに押され、錦織のボールはロング、モンフィス3度目のブレーク・ポイント
錦織、フォアをネット、ブレーク・バックされた!1-1

キープが続く、
モンフィスがキープし、4-3となったコートチェンジ
モンフィスは陣営にむかい、
「大変な試合だよ!!!!
参ったな!!!」とジェスチャーで語りかける。

エアーモンフィスを見せた!
アウトになったが、錦織のエアーKを越える大ジャンピング版。

40-30からモンフィスはサービス・エースを決め、モンフィスが5-4とキープ。

4-5、錦織、40-0とする。
5-5になると思えたが、ここから、モンフィスのリターン・エース
勝負をかけたショットが僅かにアウト!
モンフィスのフォアのクロスはスピンがかかりイン(デュース)。
バックのダウン・ザ・ラインを決め、モンフィスがセットポイント
錦織のフォアがロング、なんと錦織が40-0から5ポイント失い、このサーブとセットを落としてしまった!!!

勝負の怖さ!
凄い試合だ!

ファイナル・セット

第9ゲーム、モンフィスはサービス・エースで40-15、
攻められたが、トップスピン・ロブをモンフィスが決める。
5-4とモンフィスがリード

3時間に近い激戦!!!!!!!!!!!!!!!
6-6!!

タイブレーク

13回のラリーはモンフィス、錦織から0-1

セカンド・サーブを打たれ、バックをネット、0-2
バックをロング、0-3

サービス・エースで錦織から0-4となってしまう!

攻めるモンフィスはロブをバウンドさせ、グランド・スマッシュ、
角度あるスマッシュを打たずに錦織がカバーで動くだろうと、真ん中にスマッシュ、
しかし錦織はそれを読んでいて動かず返し、
劣勢からドップスピン・ロブで1-4とする。

あとから考えるとこのグランド・スマッシュの角度の選択が勝負を決めたのでは?と思ってしまう。

Tへサービス・エースを決められ、3-6とモンフィスにマッチポイントを掴まれてしまう!!!
絶体絶命だ!!!!!!!!!!!!!!!!!

フォアで決め 4-6
ネットでボレー 5-6

モンフィスから6-5、3回目のマッチポイント、
モンフィスのサーブ、エースを狙うがフォルト!
なんとセカンド・サーブでもエースを狙い打ってきたがネット!
ダブルフォルトだ。6-6。

ドロップ・ショットからフォアのダウン・ザ・ラインを放つ錦織、
そのボールにモンフィスは横っ飛びジャンプで飛びつくがボールは跳ねられる、
錦織7-6とマッチポイント!

モンフィスのバックはロング
またもモンフィスにマッチポイントを握られながらも逆転勝ちだ!!

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

錦織圭のオリンピック出場はこれが3度目。
1920(大正9年)アントワープ大会男子シングルス、熊谷一弥の銀メダル以来、96年ぶりのメダル獲得に挑戦している。

<<準決勝>>
3)R.NADAL(ESP) vs DEL POTRO(ARG)
4)錦織圭 vs 2)A.MURRAY(GBR)

<<準々決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 75 76(4) ●10)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇3)R.NADAL(ESP) 26 64 62 ●T.BELLUCCI(BRA)
〇4)錦織圭 76(4) 46 76(6) ●6)G.MONFILS(FRA)
〇2)A.MURRAY(GBR) 60 46 76(2) ●12)S.JOHNSON(USA)

<<3回戦>>
〇DEL POTRO(ARG) 67(4) 61 62 ●ダニエル太郎
〇10)BAUTISTA AGUT(ESP) 64 76(4) ●G.MULLER(LUX)
〇3)R.NADAL(ESP) 76(5) 63 ●15)G.SIMON(FRA)
〇T.BELLUCCI(BRA) 76(10) 64 ●8)D.GOFFIN(BEL)

〇6)G.MONFILS(FRA) 67(6) 63 64 ●9)M.CILIC(CRO)
〇4)錦織圭 62 62 ●A.MARTIN(SVK)
〇12)S.JOHNSON(USA) 61 61 ●E.DONSKOY(RUS)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 26 63 ●F.FOGNINI(ITA)

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一

<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー

ナダル/ロペス組 メダルに王手
男子ダブルス

女子 セリーナ・ウイリアムズ3回戦で敗れる!
<<女子2回戦>>

〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒

<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

女子ダブルス ウイリアムズ姉妹1回戦で姿消す!
<<2回戦>>

〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉

<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ドロー

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 12:40 | コメントをどうぞ

錦織圭8強 準々決勝はモンフィス

8月11日(木)、リオ・オリンピック テニス6日目

錦織圭の3回戦が行われ、錦織はスロバキアのA.マーティンを6-2,62で破り8強入りを決めた。

「(初対戦、そのうえ風もあり)やりにくく、我慢のプレーだった。」
「やっとここまできたかとという感じがする」と、ロンドン五輪に続き8強を決めた錦織だ。

ダニエル太郎はデルポトロに対して第1セットのタイブレークを取る大健闘をみせたが、7-6(4),1-6,2-6で敗れ8強入りはならなかった。

昨日5日目は雨のために試合が行われず、全ての3回戦が今日行われた。
15日(月)からはマスターズシリーズ・シンシナティが始まるので、今日からは14日の金メダルをかけた決勝戦まで4日間は毎日試合をしなくていけないタフな日程となった。

錦織、準々決勝ではフランスのモンフィス(FRA)と対戦する。
モンフィスは夏のシーズンに入り調子が良い、7月中旬のATPワシントンDCに優勝、続くカナダオープンでは準々決勝で地元期待のラオニッチを6-4,6-4で破る(優勝したジョコビッチに敗れたが)、今一番乗っていて調子が良いプレーヤーだ。

対戦成績は錦織の2勝0敗だが、いつも大接戦。

3月に行われたマイアミ・オープン準々決勝では錦織が絶体絶命のピンチに!
なんと5つのマッチポイントを凌いで勝っている。
その記事==> 5つのマッチポイントをしのいで逆転勝ち!

好試合が期待される。
錦織圭対モンフィスの試合は12時開始の第2試合となった。(日本時間夜中の2時ごろ)

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

錦織圭のオリンピック出場はこれが3度目。
1920(大正9年)アントワープ大会男子シングルス、熊谷一弥の銀メダル以来、96年ぶりのメダル獲得に挑戦している。

<<準々決勝>>
DEL POTRO(ARG) vs 10)BAUTISTA AGUT(ESP)
3)R.NADAL(ESP) vs T.BELLUCCI(BRA)
4)錦織圭 vs 6)G.MONFILS(FRA)
2)A.MURRAY(GBR) vs 12)S.JOHNSON(USA)

<<3回戦>>
〇DEL POTRO(ARG) 67(4) 61 62 ●ダニエル太郎
〇10)BAUTISTA AGUT(ESP) 64 76(4) ●G.MULLER(LUX)
〇3)R.NADAL(ESP) 76(5) 63 ●15)G.SIMON(FRA)
〇T.BELLUCCI(BRA) 76(10) 64 ●8)D.GOFFIN(BEL)

〇6)G.MONFILS(FRA) 67(6) 63 64 ●9)M.CILIC(CRO)
〇4)錦織圭 62 62 ●A.MARTIN(SVK)
〇12)S.JOHNSON(USA) 61 61 ●E.DONSKOY(RUS)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 26 63 ●F.FOGNINI(ITA)

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一

<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー

ナダル/ロペス組 メダルに王手
男子ダブルス

女子 セリーナ・ウイリアムズ3回戦で敗れる!
<<女子2回戦>>

〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒

<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

女子ダブルス ウイリアムズ姉妹1回戦で姿消す!
<<2回戦>>

〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉

<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ドロー

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 06:55 | コメントをどうぞ

錦織圭2-5と苦戦するが16強 ダニエル太郎も!

8月8日(月)、リオ・オリンピック テニス3日目

2回戦が行われ、錦織圭は75位、オーストラリアのJ.ミルマンを7-6(4),6-4のストレートで破り16強になった。
8強入りをかけてA.マーティン(SVK)と戦う。

ダニエル太郎も16強となった。
昨日、第1シード、4つのグランドスラム大会に優勝しているが、まだオリンピックでの金メダルを獲っていないジョコビッチがデルポトロに3-6,6-1,3-6で敗れる大波乱が起こった。
ダニエル太郎はこのデルポトロと3回戦で戦う。

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)

なんと第1セットは2-5、錦織サーブで0-30というピンチになる。

15-30、ミルマンは簡単に決める事ができそうなスマッシュをミス!
そのスマッシュを決めていたら15-40とセットポイントを掴み、もしかしたら違う結果になったかもしれないポイントだった。

5-3,ミルマンのサービング・フォ・ザ・セットでも、あと2本でセットが取れる場面がある。

そして、タイブレークでもミルマンは4-0と有利に試合を進めていたのだが。

そこを踏ん張れる錦織の底力は凄い!
第2セットも先にサーブをブレークされ2-4だった。

錦織圭のオリンピック出場はこれが3度目。
1920(大正9年)アントワープ大会男子シングルス、熊谷一弥の銀メダル以来、96年ぶりのメダル獲得に挑戦している。

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

<<3回戦>>
ダニエル太郎 vs DEL POTRO(ARG)
10)BAUTISTA AGUT(ESP) vs G.MULLER(LUX)
3)R.NADAL(ESP) vs 15)G.SIMON(FRA)
8)D.GOFFIN(BEL) vs T.BELLUCCI(BRA)

6)G.MONFILS(FRA) vs 9)M.CILIC(CRO)
4)錦織圭 vs A.MARTIN(SVK)
12)S.JOHNSON(USA) vs E.DONSKOY(RUS)
2)A.MURRAY(GBR) vs F.FOGNINI(ITA)

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一

<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー

ダブルス ジョコビッチダブルスも2回戦負け!
マレー兄弟1回戦負け

男子ダブルス

<<女子2回戦>>
〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒

<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

<<女子ダブルス2回戦>>
〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉

<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ドロー

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 18:22 | コメントをどうぞ

錦織圭オリンピック初戦勝利 ダニエル太郎も

8月6日(土)、リオ・オリンピック テニス初日

錦織圭の1回戦が行われ、錦織はスペインのラモスビノラスを6-2,6-4で破り2回戦に進んだ。

ダニエル太郎の1回戦も行われ、ダニエル太郎は第14シード、アメリカのソックを6-4,6-4で破る金星をあげた。

<<錦織圭1回戦詳細>>
〇4)錦織圭 6-2 6-4 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)

ラモスビノラスは6月の全仏オープンでラオニッチなど破り8強、7月のスウェーデン・オープンではツアー初優勝を飾っている。
28歳、33位、結構強い!

錦織は左ききのプレー、そしてやや遅めのコートに慣れてきたのか0-40とブレーク・チャンス!
15回のラリー戦に耐え、第3ゲームをブレーク、2-1。

第7ゲームも15でブレークし、5-2。

5-2、錦織の40-30のセットポイントをダブルフォルトするが、
2度目のデュースで掴んだ2つ目のセットポイントをものにして
6-2で第1セットを取る。

第2セットの第2ゲーム、錦織サーブの最初のポイント、
錦織はセカンド・サーブを放つと共にラケットが手から離れてしまいラケットを落としてしまう、
ポイントを相手に与えてしまうところだが、
ラモスビノラスのリターンはゆるくコートに戻ってきたので、
バタバタとあわてながらも、落ちたラケットを拾いラリーを続ける。
なんとその後続いたラリー戦を制し、結局ラブでキープした。1-1

4-4、ドロップ・ショットを決めるとガッツ・ポーズ、15-15

デュース後にブレーク・ポイント、
スマッシュを拾うなどコートカバーの広さでしぶとく食い下がりブレークに成功!

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
40-15のマッチポイント、ボディーへのファースト・サーブで、
リターンミスを誘い無難に2回戦へ進出した。

強い!
メダルの可能性を感じさせるプレーだ。

2回戦では75位、オーストラリアのJ.ミルマンと対戦する。

錦織圭のオリンピック出場はこれが3度目。
1920(大正9年)アントワープ大会男子シングルス、熊谷一弥の銀メダル以来、96年ぶりのメダル獲得に挑戦している。

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

<<1回戦>>
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー
男子ダブルス

<<女子1回戦>>
土居美咲 vs G.VOSKOBOEVA(KAZ)
日比野菜緒 vs I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

<<女子ダブルス>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ドロー

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

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カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 05:10 | コメントをどうぞ

錦織圭カナダ決勝でジョコビッチに挑むが

7月31日(日)、カナダ・オープン
錦織圭対ジョコビッチの決勝戦が行われ、錦織は世界NO.1に挑むが3-6,5-7で敗れた。
敗れたとは言え、棄権したウィンブルドンでの腹筋痛を感じさせない元気なプレーを見せていた。

「ジョコビッチは準決勝からさらにレベルを上げてきた。
サーブもリターンも良くて、常にプレッシャーを受けていた。」と錦織。

錦織の次の大会は8月6日から始まるリオ・オリンピック。ドローは現地4日11:00からのドロー会議で決まる。
「(左脇腹痛は)まだ安心はできないが、大丈夫だと思う。」

<<カナダオープン決勝詳細>>
●3)錦織圭 3-6 5-7 〇1)N.Djokovic(SRB)

錦織にとって、これが3度目のマスターズ大会の決勝。
2014年のマドリード・オープン決勝ではナダルに途中で棄権。
2016年今年のマイアミ・オープン決勝では、ジョコビッチにストレート負け。

ジョコビッチとの対戦成績は錦織圭2-7ジョコビッチ

錦織、第6ゲームのサーブをブレークされる。錦織2-4

2-5 30-40とセットポイントを握られる。
しぶとく返し、デュース
5-3とキープした。

40-15、ジョコビッチのセットポイント、
セカンド・サーブをクロスリターンエース!で40-30
ラリー戦、攻めた錦織だったが、惜しくもロング、
ジョコビッチが6-3で取る

第2セット、
第3ゲームのサーブを15で落とす。

第6ゲーム、ジョコビッチのサーブ、0-30。
リターンを攻撃し、0-40とブレーク・バックのチャンス。

15-40、前に出てきたジョコビッチにパスを決めてブレーク・バックした。3-3

5-5、ダブルフォルトで30-30となるが、
2つのデュースの末にブレークされ、5-6

バックへのキックサーブで40-15とマッチポイントを握られる。
2つのマッチポイントを逃れデュースに持ち込む錦織。

フォアがネットで3つ目のマッチポイント、
Tへ来たファースト・サーブに反応するが、錦織のフォアのリターンはフレームに!

残念ながら負けてしまったが、腹筋痛も感じられない元気なプレーを見せてくれた。

錦織圭出場の大会データー
大会正式名:ROGERS CUP
ATPカテゴリー1000:ATPTourMasters1000カナダ・オープン
賞金総額:$4,691,730(約5億円)
優勝賞金:$782,525(1億円)
準優勝:$383,690(5千万円)
4強:$193,100(2千万円)
8強:$98,195(1千万円)
3回戦:$50,990(550万円)
2回戦:$26,885(300万円)
1回戦:$14,515
大会会場:Aviva Stadium
期間:07/25-07/31/2016

オーダー・オブ・プレー
現地時刻(時差-13時間)
ライブスコア

<<決勝>>
1)N.Djokovic(SRB) 63 75 ●3)錦織圭

<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 63 62 ●10)G.Monfils(FRA)
〇3)錦織圭 76(6) 61 ●2)S.Wawrinka(SUI)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 76(6) 64 ●5)T.Berdych(CZE)
〇10)G.Monfils(FRA) 64 64 ●4)M.Raonic(CAN)
〇3)錦織圭 63 36 62 ●G.Dimitrov(BUL)
〇2)S.Wawrinka(SUI) 61 63 ●K.Anderson(RSA)

<<3回戦>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 64 ●Q)R.Stepanek(CZE)
〇5)T.Berdych(CZE) 64 67(2) 64 ●Q)R.Harrison(USA)
〇4)M.Raonic(CAN) 62 63 ●Q)J.Donaldson(USA)
〇10)G.Monfils(FRA) 76(5) 26 64 ●7)D.Goffin (BEL)

〇G.Dimitrov(BUL) 63 75 ●I.Karlovic(CRO)
〇3)錦織圭 63 64 ●R.Ram(USA)
〇K.Anderson(RSA) 46 63 64 ●12)B.Tomic(AUS)
〇2)S.Wawrinka(SUI) 76(3) 62 ●16)J.Sock(USA)

<<2回戦>>
〇3)錦織圭 64 75 ●Q)D.Novikov(USA)

<<1回戦>>
〇G.Dimitrov(BUL) 57 76(5) 64 ●杉田祐一
ドローPDF版
ドローネット版

錦織圭この大会後、
8月6日からリオ・オリンピック
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

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