6月27日(月)ウィンブルドン。
錦織圭の1回戦が行われ、錦織はビッグ・サーバのS.グロス(AUS)を6-4,6-3,7-5で破り5年連続の初戦突破した。
2セットアップしたところで、錦織はメディカルタイムアウトを取り、左脇腹のマッサージを受ける。昨年は左ふくらはぎの負傷で2回戦前に棄権しているので心配したが、ストレートで勝利した。
「タフなプレーヤーにストレートで勝ててほっとしている。
脇腹は1日様子を見れば大丈夫だろう」と錦織。
錦織、ウィンブルドンは7度目の出場、最高成績は2014年の16強、
松岡修造以来の日本人男子21年ぶりのベスト8を狙う。
2回戦は29日(水)、フランスのベテラン、ベネトー(34歳)と対戦する。
オーダー・オブ・プレー
<<錦織圭の1回戦詳細>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)
グロスは4年前にサーブの世界最速となる時速263キロを記録している。
4度のデュースの末、7分かけてグロスがキープ。
3度のデュースで錦織がキープ。1-1
第4ゲーム、錦織、0-40のピンチから5ポイント連取でキープした。2-2
第5ゲーム、グロス0-40
15-40.グロスのバックのスライスはネット、錦織が先にブレークする。3-2
5-4、サービング・フォ・ザ・セット、40-0
腹筋痛が回復していないのだろう。
サーブは80%ぐらいの力で打っている。
コースをうまくつき、40-15から第1セットを取る。
第2セット
フォアのクロスパスを決め、15-40
ダブルフォルトで最初のゲームをブレークした。
フォアをネットで0-40、今度は錦織がピンチ
30-40、10回目のフォアを錦織はネット、1-1
リターンを沈め、第5ゲームをブレーク、3-2
第9ゲーム、2つ目のセットポイント、
グロスのミスを誘い、第2セットも取る。
第3セット
トレーナーを呼び、左わき腹の治療を受ける錦織。
やはり左わき腹は完治してないようだ。
第2ゲームをブレーク、2-0
錦織ペースと思われたが、第3ゲームを落とす。
5-5、15-40とピンチ
パスを読みボレーを決めデュース、
しっかりとキープした。5-4
チャンスを生かせなかったグロスはダブルフォルト
グロスの逆をつき、0-30
ダブルフォルトで15-40とマッチポイント
サーブ力でデュースに持ち込むグロス
3つ目のマッチポイント
リターンを沈め、ストレートで勝利!
ウィンブルドン
賞金総額28,100,000ポンド(約40億円)
優勝賞金2,000,000ポンド(約3億円)
準優勝:1,000,000ポンド
4強:500,000
8強:250,000
4回戦:132,000
3回戦:80,000
2回戦:50,000
1回戦:30,000ポンド(約450万円)
予選決勝:15,000
2回戦:7,500
1回戦:3,750
<<男子2回戦>>
5)錦織圭 vs J.BENNETEAU(FRA)
<<男子1回戦>>
〇5)錦織圭 64 63 75 ●S.GROTH(AUS)
ダニエル太郎 vs J.MONACO(ARG)
〇S.STAKHOVSKY(UKR) 63 64 64 ●Q)西岡良仁
男子本戦ドロー
<<女子2回戦>>
奈良くるみ vs 25)C.WITTHOEFT(ROU)
土居美咲 vs 15)K.PLISKOVA(CZE)
<<女子1回戦>>
〇奈良くるみ 62 67(5) 63 ●M.BRENGLE(USA)
〇土居美咲 61 62 ●L.CHIRICO(USA)
日比野菜緒 vs 32)A.PETKOVIC(GER)
女子本戦ドロー
西岡良仁厳しい予選を突破、見事本戦入り
男子は西岡良仁、守屋宏紀(224位)杉田祐一(99位)添田豪(154位)、
女子は尾崎里紗(121位)、桑田寛子(152位)、日比万葉(166位)、江口実沙(173位)、加藤未唯(174位)、総勢9名のプレーヤー達が予選に挑戦した。
男子予選ドロー
女子予選ドロー
(写真 佐藤ひろし/TennisJapan)