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錦織圭マレーに敗れる 銅メダルに挑戦

8月13日(土)、リオ・オリンピック テニス8日目

準決勝が行われ、錦織圭はロンドン五輪金メダリストのマレーに1-6,4-6で敗れた。

安定したマリーのプレーを崩すことができなかった。
第1セットは1-1から5ゲーム連続で取られてしまう。
第2セットも2-2の第5ゲームをブレークされ、ブレーク・バックのチャンスがないまま押し切られた。

「ミスが多すぎた。
(マレーの安定したプレーに)プレッシャーを感じながらプレー、テニスに太刀打ちできなかった。
(メダルよりマレー)に勝てない悔しさの方が大きい」と錦織。

しかし2つのマッチポイントを凌ぎ、
3つ目のマッチポイントのプレーなど、どちらに転んでもおかしくないポイントが錦織にきていたら、
まだまだ試合は終わっていなかったのではないか?と思う終盤の勝負、錦織の粘りだった。

<<準決勝の詳細>>
●4)錦織圭 1-6 4-6 〇2)A.MURRAY(GBR)

錦織サーブの第4ゲーム、30-30、
25回のラリー、最後はフォアのクロスを決め、40-30とゲームポイントを握るが、
7回目のショット、フォアをネットでデュース、

バックがロングでブレーク・ポイントを握られる。
フォアで攻められブレークされてしまう。錦織1-3

デュースに持ち込むがマレーがキープ。錦織1-4

バックをロングで30-40とブレーク・ポイントを握られる。
攻める錦織はネットにつきボレー、
それをマレーはスピンをかけたロブを放つ、
錦織は下がりながらスマッシュをするが、
スピンと風で変化しているロブをクリーンに打てずネットしてしまう。錦織1-5

40-0からサービス・エース、
ラブでキープしたマレーが6-1で第1セットを取る。

第2セット、第5ゲーム、錦織のサーブ、0-15、
バックのパスをワイド、
フォアをネット、
ドロップ・ショットをネット、
ミスが4つ重なりサーブを落とす。
錦織らしからぬプレーが続いた。錦織2-3

マレー5-4リード、サービング・フォ・ザ・マッチ、40-15のマッチポイント。

そこからフォアのリターン・エースを決めデュースに持ち込んだ。

23回のラリー戦、
11回目まではマレーが攻める、
そこを凌ぎ錦織がバックのダウン・ザ・ラインから攻撃する、
16回目、錦織はバックでクロスに深いボールを打ち、
ネットに詰めドライブ・ボレー、
耐えるマレー、
最後はやっと手を伸ばして取ったマレーのディフェンシブなバックがストレートに入る。

3つ目のマッチポイント、
錦織のバックのリターンはネットにかかってしまった!

錦織圭対マレー全対戦成績

1920年(大正9年)アントワープ大会の男子シングルスで熊谷一弥、同ダブルスで熊谷、柏尾誠一郎組が銀メダルを獲得して以来、96年ぶりの日本勢のメダルをかけて、ナダルと銅メダルマッチを行う。

大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)

<<金メダルマッチ>>
2)A.MURRAY(GBR) vs DEL POTRO(ARG)

<<銅メダルマッチ>>
4)錦織圭 vs 3)R.NADAL(ESP)

<<準決勝>>
DEL POTRO(ARG) 57 64 76(5) 3)R.NADAL(ESP)
2)A.MURRAY(GBR) 61 64 ●4)錦織圭

<<準々決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 75 76(4) ●10)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇3)R.NADAL(ESP) 26 64 62 ●T.BELLUCCI(BRA)
〇4)錦織圭 76(4) 46 76(6) ●6)G.MONFILS(FRA)
〇2)A.MURRAY(GBR) 60 46 76(2) ●12)S.JOHNSON(USA)

<<3回戦>>
〇DEL POTRO(ARG) 67(4) 61 62 ●ダニエル太郎
〇10)BAUTISTA AGUT(ESP) 64 76(4) ●G.MULLER(LUX)
〇3)R.NADAL(ESP) 76(5) 63 ●15)G.SIMON(FRA)
〇T.BELLUCCI(BRA) 76(10) 64 ●8)D.GOFFIN(BEL)

〇6)G.MONFILS(FRA) 67(6) 63 64 ●9)M.CILIC(CRO)
〇4)錦織圭 62 62 ●A.MARTIN(SVK)
〇12)S.JOHNSON(USA) 61 61 ●E.DONSKOY(RUS)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 26 63 ●F.FOGNINI(ITA)

<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一

<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー

ナダル/ロペス組 メダルに王手
男子ダブルス

女子 セリーナ・ウイリアムズ3回戦で敗れる!
<<女子2回戦>>

〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒

<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー

女子ダブルス ウイリアムズ姉妹1回戦で姿消す!
<<2回戦>>

〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉

<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ドロー

錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 04:59 | コメントをどうぞ