8月14日(日)、リオ・オリンピック テニス9日目 最終日
錦織圭が1920年(大正9年)アントワープ五輪の男子シングルスで熊谷一弥、同ダブルスで熊谷、柏尾誠一郎組が銀メダルを獲得して以来、96年ぶりに日本人プレーヤーとしてメダルを獲得した。
銅メダルマッチで錦織がナダルを6-2,6-7(1),6-3で破った。
第1セットを6-2、第2セットも5-2、銅メダルまであと2ポイントと迫ったのに、それも3度もチャンスがあったのに、そこから挽回されセットを落とす。
松岡修造だったら負けていただろう???
ゴメンナサイ!修造
私がテニス界で生きていけるのも、松岡修造にすごく世話になっているからこそなのに、受けを狙ってこんな事言ってしまって。
<<錦織圭銅メダルマッチ詳細>>
〇4)錦織圭 6-2 6-7(1) 6-3 ●3)R.NADAL(ESP)
第1セットは錦織が2ブレークアップ、
セットポイントはサービス・エースで決めた。
第2セットも2ブレーク、5-2とする。
錦織の銅メダルが見えた試合だったが、ここから戦いは始まった。
5-2、錦織のサービング・フォ・ザ・銅メダル
ナダルはフォアのダウン・ザ・ラインを決め、0-30
錦織もフォアの逆クロスを決め、30-30
銅メダルまであと2ポイントだ!
ダブルフォルト!初めてのダブルフォルトがここで出た!
2度目のデュース
バックのストレートを錦織はネット
このゲーム3度目のブレーク・ポイントを握られる
15回のラリーの末にナダルが取り返す。錦織5-3
ナダル3-5のサービスゲーム、30-30 あと2ポイントだ!
ナダルはサービス・エースでキープする。(錦織4-5)
さすがグランドスラム・チャンピオン、北京オリンピック金メダリスト
ナダルにバックのダウン・ザ・ラインを決められ、0-15
錦織、バックをネット 0-30
アウト 15-30
リターンがネット 30-30 あと2本
ナダル ネットにつめボレーを決める 30-40
ここでダブルフォルト!
これがプレッシャーだろう?
サービング・フォ・ザ・マッチで2本目だ!
5-5に追いつかれてしまう!
タイブレークに
錦織バックネット 0-1
カウンターから攻められたが 1-1
ナダルのリターン・エース 1-2 先にミニ・ブレークされる
ナダル2ポイントをキープ 1-4
ナダルのショットはロングになり、2-4となったか?と思ったが、
そのポイント、なんとチャレンジされ、やり直し 1-5
錦織のフォアのダウン・ザ・ライン、
錦織チャレンジするが、アウト 1-6
バックのリターンをネットで1-7
第2セットはナダルが取る。
ファイナル・セット
両者ともにトイレットブレークを取る。
錦織が出て来ない
ナダルはコートサイドでダッシュを始める。
なかなか出てこない錦織、痙攣か?
そんな心配は無用だった。
錦織が先に第4ゲームをブレーク、錦織3-1
バックのダウン・ザ・ラインを決め、5-2とキープ。
このゲーム、勝負をかけたナダルは前に出てボレーで決めようとする、
それを錦織はランニングパスで決め30-30にしたポイントは大きかった。
ラリーエースで30-30とする。
あと2本!
しかしナダルはキープ、錦織5-3
5-3、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
ネットにつく錦織、それをフォアのパスでナダルが決める0-15
ナダルリターンはアウト 15-15
リターンネット 30-15
ここでサービス・エース、40-15とマッチポイント!
ボディーにファースト・サーブ、ナダルは拝むようにリターンしようとするが
そのリターンはアウト!
96年ぶりの日本人プレーヤーがメダルを獲得した瞬間だった!!
おめでとう!!!!!!!!!!
錦織圭!!!!!!!
大会データー
リオ・オリンピック・テニス
オーダー・オブ・プレー
リオデジャネイロ現地時刻(時差-12時間)
<<金メダルマッチ>>
〇2)A.MURRAY(GBR) 75 46 62 75 ●DEL POTRO(ARG)
<<銅メダルマッチ>>
〇4)錦織圭 62 67(1) 63 ●3)R.NADAL(ESP)
<<準決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 57 64 76(5) ●3)R.NADAL(ESP)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 64 ●4)錦織圭
<<準々決勝>>
〇DEL POTRO(ARG) 75 76(4) ●10)BAUTISTA AGUT(ESP)
〇3)R.NADAL(ESP) 26 64 62 ●T.BELLUCCI(BRA)
〇4)錦織圭 76(4) 46 76(6) ●6)G.MONFILS(FRA)
〇2)A.MURRAY(GBR) 60 46 76(2) ●12)S.JOHNSON(USA)
<<3回戦>>
〇DEL POTRO(ARG) 67(4) 61 62 ●ダニエル太郎
〇10)BAUTISTA AGUT(ESP) 64 76(4) ●G.MULLER(LUX)
〇3)R.NADAL(ESP) 76(5) 63 ●15)G.SIMON(FRA)
〇T.BELLUCCI(BRA) 76(10) 64 ●8)D.GOFFIN(BEL)
〇6)G.MONFILS(FRA) 67(6) 63 64 ●9)M.CILIC(CRO)
〇4)錦織圭 62 62 ●A.MARTIN(SVK)
〇12)S.JOHNSON(USA) 61 61 ●E.DONSKOY(RUS)
〇2)A.MURRAY(GBR) 61 26 63 ●F.FOGNINI(ITA)
<<2回戦>>
〇4)錦織圭 76(4) 64 ●J.MILLMAN(AUS)
〇ダニエル太郎 64 75 ●K.EDMUND(GBR)
〇15)G.SIMON(FRA) 76(3) 62 ●杉田祐一
<<1回戦NO.1ジョコビッチ敗れる>>
〇DEL POTRO(ARG) 63 16 63 ●1)N.DJOKOVIC(SRB)
〇4)錦織圭 62 64 ● RAMOS-VINOLAS(ESP)
〇ダニエル太郎 64 64 ●14)J.SOCK(USA)
〇杉田祐一 57 75 64 ●B.BAKER(USA)
男子シングルスドロー
ナダル/M.ロペス組 金メダル
〇6)NADAL/M.LOPEZ(ESP) 62 36 64 ●5)MERGEA/TECAU(ROU)
男子ダブルス
<<女子金メダルマッチ>>
〇M.PUIG(PUR9 64 46 61 ●2)A.KERBER(GER)
女子 セリーナ・ウイリアムズ3回戦で敗れる!
<<女子2回戦>>
〇13)S.STOSUR(AUS) 63 64 ●土居美咲
〇3)G.MUGURUZA(ESP) 61 61 ●日比野菜緒
<<女子1回戦>>
〇土居美咲 63 64 ●G.VOSKOBOEVA(KAZ)
〇日比野菜緒 64 36 63 ●I-R.BEGU(ROU)
女子シングルスドロー
女子ダブルス ウイリアムズ姉妹1回戦で姿消す!
<<2回戦>>
〇KASATKINA/KUZNETSOVA(RUS) 64 16 61 ●土居美咲/穂積絵莉
<<女子ダブルス1回戦>>
〇土居美咲/穂積絵莉 60 06 64 ●2)Garcia/Mladenovic(FRA)
女子ダブルス
ミックス・ダブルス
錦織圭オリンピック後は、
8月15日からシンシナティーに出場、1週間空いて、
8月29日からは今年最後のグランドスラム大会、USオープンだ。