カテゴリー別アーカイブ: 錦織圭

錦織圭ATPファイナル出場決まった!

「ロンドンも今日決まったので残り2大会頑張ります!」
錦織圭がブログでコメントしているとおり、10月31日(土)、スイス室内選手権準決勝でガスケがナダルに4-6,6-7(7)で敗れた事により、錦織圭の2年連続ATPファイナル出場が決まった。

ATPの公式サイトでも
“I am very excited to go back to London.
Being part of the best eight players in the world is a big honour and something I work very hard for every day. This tournament is one of the flagship tournaments of the year for us and I look forward to coming back.”
とコメントしている。

楽天ジャパンオープンでは
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「日本では勝ちたい気持ちが強すぎてなんか大変でした。気持ち的に。
もうちょっとリラックスして望まないとだめですね。」

「それぐらい日本でプレーすることは好きなんですよ。だからいい結果を出して自分もお客さんにも喜んでもらいたい。」

「その気持ちが今年は強すぎました。少し反省。
もうちょっと自然体でやります!」

ATPファイナル出場の8人は:
1 N.Djokovic
2 A.Murray
3 R.Federer
4 S.Wawrinka
5 R.Nadal
6 T.Berdych
7 錦織圭
7 D.Ferrer
ATPFinalレースランキング

錦織圭、今週はマスターズ大会、パリに出場。第6にシードされていて、1回戦はbye。
錦織の初戦である2回戦は水曜日の予定だ。
対戦相手はフランスのJ.シャディ、31位、28歳、昔、苦手にしていた相手か、21歳の若手
L.POUILLE(FRA)になる。
いずれにしても地元フランスの選手なので、大変だ。

大会データー:BNPパリバスマスターズ
ATPカテゴリー:€3,830,295 BNP Paribas Masters

オーダー・オブ・プレー

<2回戦>
6)錦織圭 vs J.CHARDY(FRA)orL.POUILLE(FRA)
ドローnet版
ドローPDF版

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事・塚越亘 伊藤功巳&鯉沼宣之/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 10:02 | コメントをどうぞ

錦織圭セットポイント生かせず上海マスターズ苦敗

10月15日(木)、上海マスターズ
錦織圭の3回戦が行われ、錦織は身長2メートル3センチの、K.アンダーソンと対戦。
2セット共にタイブレークの大接戦の末に苦敗を喫した。
第1セットのタイブレークは10-12、4回のセットポイントが錦織にあった。
第2セットのタイブレークは3-7だった。
第2セットでは先にサーブを落とし、4-5とピンチになるが、土壇場でブレーク・バックするなど健闘するが、苦い敗戦を味わうことになってしまった。

二人は今年2月、全米室内選手権決勝とアカプルコ準決勝で対戦、対戦成績は錦織の2勝と有利だったのだが。
「前で対戦した時よいも、リスクを背負い、サーブだけでなく、ストロークでも攻撃してきていた。」と敗戦後の錦織。

USオープンで優勝候補のマレーを破り8強になった時のように、アンダーソンは最後までクールに錦織を攻め続けていた。

<<錦織圭3回戦詳細>>
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●6)錦織圭 6-7(10-12) 6-7(3-7) 〇K.アンダーソン(RSA)

3-4、錦織のサーブ、
2回目のデュースの末に錦織はキープ、4-4。

アンダーソン、イージーなスマッシュをミスするがキープ。(アンダーソン5-4)

4-5、フォアで攻められ錦織は0-15となるが、キープ。(5-5)

レベルが高く、ミスが少ない攻防が繰り広げられる。

6-6のタイブレークに!

クロスのバックを決め、ミニ・ブレークのスタート

サービス・エース級で2-0
バックをロング、ミニ・ブレーク・バックされる 2-1

アンダーソン、サービス・エース 2-2
フォアの逆クロスを決められ 2-3

アンダーソン、バックネット 3-3
ラリー戦、アンダーソン、バックネット 4-3

サーブ&ボレー 4-4
アンダーソンのサービス・エース (アンダーソン5-4)

錦織、サービス・エース、5-5
Tへサービス・エース、
6-5と錦織セットポイント!

アンダーソン、セカンド・サーブ、リターンはロング 6-6
セカンド・サーブ、錦織、フォアをネット 今度はアンダーソンが7-6でセットポイント!

8回のラリー、アンダーソンのバックロング 7-7
アンダーソンのリターンはネット、
錦織8-7と2度目のセットポイント

アンダーソン、フォアを決め 8-8
20回目、錦織はダウン・ザ・ラインにパスを決め 9-8
3度目のセットポイントだ!

11回目のラリー攻められた錦織のフォアをワイド 9-9
修造サーブを決め、
10-9 4度目のセットポイント

セカンド・サーブ、ボディーを攻められ、10-10
フォアのショート逆クロスを決められ、
アンダーソンに10-11と2度目のセットポイントを握られる。

錦織のフォアのクロスはワイドに!
第1セットは12-10でアンダーソンに取られてしまった。
今日のアンダーソンは精神的な弱さを見せない。
USオープン8強が自信になっているのだろう。

第2セット

4-4、錦織のサーブ、
20回のラリー戦を決められ、15-30
フォアの回り込み、深く打ったボールがロング
15-40とブレーク・ポイントを握られた

30-40、でセカンド・サーブがネット、サーブを大事な時に落とす。
4-5と大ピンチ!

5-4、アンダーソンのサービング・フォ・ザ・マッチ
ラッキーなポイント2本、0-30
壁のようなボレーで防ぎ、0-40とブレーク・バックのチャンス。
アンダーソンはここでダブルフォルト!
ブレーク・バック、5-5

タイブレーク

バックをワイドで0-1、ミニ・ブレークされる。

サービス・エースで0-2
バックをネット、0-3

バックをネット、0-4
ラリーをロングで、
0-5、3回ミニ・ブレークされた。きつぞ!

リターン・エースで1-5
フォアのクロスのリターン・エース 2-5
錦織の反撃始まるか?
簡単に試合を捨てないのが錦織の強さ

リターン・エース級、深く決められ、
2-6とマッチポイントを握られる。

サービス・エース級 3-6。

錦織のバッククロスはアウトのコール
チャレンジするが 僅かにアウト

錦織が敗れてしまった!

大会データー:上海マスターズ
賞金総額:$7,021,335(約9億円)ATPMasters1000 Shanghai
10/11-10/18,2015
オーダー・オブ・プレー

<<決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 62 64 ●16)J.Tsonga(FRA)

<<準決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 61 63 ●3)A.Murray(GBR)
〇16)J.Tsonga(FRA) 64 06 75 ●8)R.Nadal(ESP)

<<準々決勝>>
〇1)N.Djokovic(SRB) 76(6) 61 ●B.Tomic(AUS)
〇3)A.Murray(GBR) 61 63 ●5)T.Berdych(CZE)
〇8)R.Nadal(ESP) 62 61 ●4)S.Wawrinka(SUI)
〇16)J.Tsonga(FRA) 76(6) 57 64 ●12)K.Anderson(RSA)

<<3回戦>>
K.Anderson(RSA) 76(10) 76(3) ●6)錦織圭

<<2回戦>>フェデラー初戦で破れる
〇6)錦織圭 16 64 64 ●N.Kyrgios(AUS)
〇Q)Ramos-Vinolas(ESP) 76(4) 26 63 ●2)R.Federer(SUI)

<<1回戦>>
〇D.Goffin(BEL) 64 62 ●添田豪
ドローPDF版
ドローnet版

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

ATPファイナルへの道
1 N. Djokovic 14285
2 A. Murray 7870
3 R. Federer 6750
4 S. Wawrinka 6140
5 R. Nadal 4330
6 T. Berdych 4280
–以上6名は決定-残るは2つ–
7 錦織圭 3945
8 D. Ferrer 3445
9 J-W Tsonga 2500
10 R. Gasquet 2445
11 K. Anderson 2385
12 J. Isner 2315
13 M. Cilic 2190
14 M. Raonic 2170
2015/10/18付け ATPFinalレースランキング

(記事・塚越亘 写真佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 11:22 | コメントをどうぞ

錦織圭 上海マスターズ初戦苦戦するが勝利

10月14日(水)、ジャパオープン4強後、錦織圭は上海マスターズに出場、初戦である2回戦に勝利した。

ジャパンオープン準決勝でペールに敗れた錦織は
「勝てた試合だったので、負けた時は悔しかった。
特に日本での試合だったので、ガッカリしてしまい難しい時間だった。」

しかし上海マスターズ初戦を2年ぶりに勝利したことにより
「勝てた事によりモチベーションもしっかりと上がってきた。練習もしっかりとできているので。」と語る。
そのモチベーションはATPファイナル出場だろう。
ATPFinalランキング

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第6シードの錦織は1回戦はbyeで2回戦から登場。32位のN.キルギス(豪)と対戦、いきなり0-5そして第1セットを1-6で落とすものの、徐々に調子を上げ1-6,6-4,6-4と逆転、2年ぶりに初戦を突破、3回戦に進出した。
3回戦では2メートル3センチの長身、K.アンダーソンと対戦する。アンダーソンはUSオープンでは優勝候補のマレーを破り8強になっている強敵だ。

<<錦織圭2回戦詳細>>
〇6)錦織圭 1-6 6-4 6-4 ●N.Kyrgios(AUS)

オーストラリア期待の20才、キリオスと対戦する。
コートサイドには年間グランドスラマー(同じ年に4つグランドスラム大会を優勝)を2度達成させた偉大なオーストラリアのプレーヤー、ロッド・レイバーが見守っている。

キリオスは15でキープして試合が始まる。

錦織の最初のサーブはダブルフォルト!
2つダブルフォルトで30-40、
バックのダウン・ザ・ラインを決められ0-2。

フォアのダウン・ザ・ラインを決め15-40とブレーク・バックのチャンス
2つのブレーク・ポイントを逃れデュースにするとキリオスは吠えた!!

2度目のデュース、でキープ、キリオス3-0。

キリオスはフォアのショート・クロスを強打で決め4-0。

なんとなんとなんと、キリオス5-0になってしまう!

5-1、キリオスのサーブ、
3度のブレーク・ポイントがあったが、6度目のデュース、
キリオスは4度目のセットポイントをキープし、6-1で取った。

第2セット

錦織、40-15からちょっと抜いた修造サーブでエースを取りキープ、1-0。

第6ゲーム、キリオス、40-0からドロップ・ショットを失敗。
しかし3回のデュースの末にキープ 3-3。

第8ゲーム、キリオスのサーブ、
キリオスはフォアをロングにして、30-40と錦織はブレーク・チャンスを掴むが、
キリオスのファースト・サーブ連続でキープされてしまう。(4-4)

4-5、キリオスのサーブ、
13回目のスライスをキリオスはネット、0-30。
バッククロスの打ち合いは錦織のバッククロスが鋭角に決まり、0-40とセットポイント。

キリオスのラフなプレーはワイドになり、錦織が第2セットを6-4で取り返す。

錦織のペースに段々となりつつあるが、キリオスの荒々しいプレーも健在。

キリオス、サービス・エースを決めキープ、4-4。

4-4、錦織のサーブ、ダブルフォルト
クロスボレーをストレートパスで決められ、0-30とピンチになるが、
そこから4ポイント連取でキープする。(錦織5-4)

4-5、キリオスのサーブ、0-30、
ダブルフォルトで15-40、と最初のマッチポイントを握る。

30-40のマッチポイント、キリオスはセカンド・サーブもファースト・サーブを入れデュースに持ち込む。

3回目のデュース、
錦織はバックのダウン・ザ・ラインを決め4回目のマッチポイントを握る。
錦織のショットはラインギリギリに!キリオスはそれをネット!

苦戦するが錦織が熱戦を制し、確実に3回戦へ進んだ。

「少し硬さもあり、相手のアグレッシブなプレーにも押され、良い出だしではなかった。
2セット目から落ち着いてプレーでき段々と良くなった。
ファイナル・セットでは振り切れるようになり、少ないチャンスをいかせて良かった。」
と錦織。

大会データー:上海マスターズ
賞金総額:$7,021,335(約9億円)ATPMasters1000 Shanghai
10/11-10/18,2015
オーダー・オブ・プレー

<<3回戦>>
6)錦織圭 vs K.Anderson(RSA)

<<2回戦>>フェデラー初戦で破れる
〇6)錦織圭 16 64 64 ●N.Kyrgios(AUS)
〇Q)Ramos-Vinolas(ESP) 76(4) 26 63 ●2)R.Federer(SUI)

<<1回戦>>
〇D.Goffin(BEL) 64 62 ●添田豪
ドローPDF版
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錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
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ATPファイナル
ATPFinalランキング

(記事・塚越亘 写真佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 04:55 | コメントをどうぞ

錦織圭まさかの2連敗!ジャパンオープン決勝逃す

10月10日(土)、2015楽天ジャパンオープン6日目、準決勝。
2年連続優勝を狙う錦織圭が今年のUSオープン1回戦で敗れたペール(仏)の破れかぶれテニスにまさかの2連敗を喫してしまった。

Kei-I-20151010-03
<<準決勝>>
●2)錦織圭 6-1 4-6 2-6 〇ペール(FRA)

リベンジに燃える錦織は第2ゲームをブレークすると第6ゲームもブレーク、
セットポイントはTへのサービス・エースで決めた。
試合時間はわずか20分、6-1で第1セットを取る。

うまさ爆発!錦織圭!

第2セットはペールのダブルフォルトで始まるが次のポイントはサービス・エース!
なかなか読めないテニスをするペールだが錦織が押し気味の試合展開で進む。

第6ゲームでペールはインジャリータイムを取り左足首の治療を始める。

続く第7ゲームで錦織に遂にチャンスが来た!!!!

ペールのサーブでデュース後にブレークポイントがくる。
そこでは、なんとデュースの数は7回、錦織に5回のブレーク・チャンスがあったが。

「あそこが一番悔やまれる!
リターンが決まらなかった。あそこが取れていれば・・・・・・」と悔しがる錦織。
5回のうち2度はセカンド・サーブだった。

一方のペールはブレークポイントを凌ぎ、キープし吠えた!!

4-5、錦織のサーブで15-40とセットポイントを握られる。
そこを凌ぎデュースにし5-5にするゲームポイントを2度つかんだ錦織だったが、
3度目のセットポイント、バックのダウン・ザ・ラインを決められて、錦織は第2セットを落とす。

ピンチを逃れたペールは元気100培、凄い運動能力を発揮する。
取れそうもないボールも最後の一歩をスライドさせ返球する。

イチかバチかに見えるリターンも冴える。
あの読みの良い錦織がノータッチで決められる場面も増える。

ファイナル・セットは第2ゲームもキープできず、
2-5、第7ゲームの自分のサーブも30-40と2度目のマッチポイントを握られた。

9回目のラリー、フォアサイドに深いボールで攻められそれを追いロブで返すがそのロブは無情にもベースラインを越えてしまった。

Kei-I-20151010-16

気になる8名によるATPファイナルに向けてのランキングは北京大会決勝進出のナダルに抜かれ7位に後退。
ATPFinalランキング

次の大会は上海マスターズ
錦織圭は第6シードで出場。1回戦はbyeで2回戦から登場。
1回戦でHAIDER-MAURER(AUT)を6-3,6-2で破った34位のN.キルギス(豪)と水曜日に対戦予定だ。
ドローPDF版
ドローnet版

大会データー:上海マスターズ
賞金総額:$7,021,335(約9億円)ATPMasters1000 Shanghai
10/11-10/18,2015
オーダー・オブ・プレー

2015楽天ジャパンオープン大会データー
賞金総額:$1,397,250(約1億5千万円)ATP Tour500 Tokyo
優勝: $306,200(約4千万円)
準優勝:$138,000(約2千万円)
4強: $65,400(約700万円)
8強: $31,555(約400万円)
2回戦:$16,100(約200万円)
1回戦:$8,850(万円)
32ドロー、ハード
予選:10月3日(土)~4日(日)
本戦:10月5日(月)~11日(日)
会場:有明コロシアム

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<決勝>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 62 64 ●Paire(FRA)

<<準決勝>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 64 76(5) ●G.Muller(LUX)
Paire(FRA) 16 64 62 ●2)錦織圭

<<準々決勝>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 63 64 ●Q)A.Krajicek(USA)
〇G.Muller(LUX) 63 64 ●3)G.Simon(FRA)
〇B.Paire(FRA) 36 64 61 ●N.Kyrgios(AUS)
〇2)錦織圭 36 75 63 ●6)M.Cilic(CRO)

<<2回戦>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 63 26 64 ●W)伊藤竜馬
〇Q)A.Krajicek(USA) 26 64 63 ●J.Sousa(POR)
〇3)G.Simon(FRA) 64 62 ●J.Vesely(CZE)
〇G.Muller(LUX) 76(3) 76(5) ●J.Chardy(FRA)

B.Paire(FRA) 63 26 75 M.Baghdatis(CYP)
〇N.Kyrgios(AUS) 64 62 ●R.Bautista-Agut(ESP)
〇6)M.Cilic(CRO) 63 63 ●S.Johnson(USA)
〇2)錦織圭 76(3) 63 ●S.QUERREY(USA)

<<1回戦>>
〇2)錦織圭 26 61 62 ●Borna CORIC(CRO)
W)伊藤竜馬 36 60 75 ●W)西岡良仁
Jiri VESELY(CZE) 64 64 ●W)内山靖崇
本戦ドローnet版
本戦ドローPDF版
予選ドロー
ダブルスドロー

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事・塚越亘 写真・伊藤功巳 鯉沼宣之/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 19:56 | コメントをどうぞ

錦織圭USオープン決勝戦のリベンジ成功

10月9日(金)、2015楽天ジャパンオープン5日目。
2年連続優勝を狙う錦織圭が昨年のUSオープン決勝のリベンジに成功した、

準々決勝の対戦相手は昨年USのオープン決勝で3-6,3-6,3-6と錦織の良いところを封じ込め、積極的にプレー、見事グランドスラム大会に初優勝したM.チリッチ

Nishikori_koi_20151009_06s
<<準々決勝 試合の様子>>
〇2)錦織圭 3-6 7-5 6-3 ●6)M.Cilic(CRO)

第1セットはUSオープンの再現か?と思われるプレーで主導権を取りチリッチが6-3で取る。

「第1セットは(サーブを落とした1ゲームだけで、あとは)悪くないプレーをしていたと思っていたので、
粘り強くプレーしていった。」と錦織。
錦織ファンはドキドキしながら応援していたが、錦織は意外と冷静だった。

試合はどちらに転ぶかわからぬシーソーゲームが続く。

錦織がサーブをキープして6-5とリードの第12ゲーム、
チリッチのサーブで30-30となる。
バックにきたファースト・サーブを読んでいたのか、錦織は早いタイミングで合わせリターン!
その深く入ってきたリターンをチリッチはロングにする。
錦織のセットポイントだ!

セカンド・サーブ、錦織のバックのリターンはやや当たり損ない気味のボール、
チリッチはフォアをやや焦ったか、なんとネットにかけてしまう。

この大事なポイントでの2ポイント、錦織の集中力でものにした。
さすが勝負師、錦織圭!

ファイナル・セットも大接戦だったが、
第4ゲーム、サービス・エース2本を連続で決められるが、デュース後にブレーク、
集中力を増した錦織がフルセットの末に勝利した。

Cilic_koi_20151009_02s
記者会見が終わったあとにチリッチは「皆にひと言、感謝を言わせてほしい」と切り出した。
「沢山の国で戦ってきたが、自分の母国クロアチア以外で一番温かく迎えてくれるのが日本のファン。
サポートもとてもうれしかった」と感謝を言う。
一方的に錦織の声援が多かったにもかかわらず、日本のテニスファンの、良いプレーには拍手を惜しまない観戦態度に感銘を受けたのだろう。

良い奴だな~あ!と改めて感じると共に、グランドスラム大会チャンピオンにふさわしい人格者だと思った。

大会データー:2015楽天ジャパンオープン
賞金総額:$1,397,250(約1億5千万円)ATP Tour500 Tokyo
優勝: $306,200(約4千万円)
準優勝:$138,000(約2千万円)
4強: $65,400(約700万円)
8強: $31,555(約400万円)
2回戦:$16,100(約200万円)
1回戦:$8,850(万円)
32ドロー、ハード
予選:10月3日(土)~4日(日)
本戦:10月5日(月)~11日(日)
会場:有明コロシアム

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<準決勝>>
1)S.WAWRINKA(SUE) vs G.Muller(LUX)
2)錦織圭 vs Paire(FRA)

<<準々決勝>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 63 64 ●Q)A.Krajicek(USA)
〇G.Muller(LUX) 63 64 ●3)G.Simon(FRA)
〇B.Paire(FRA) 36 64 61 ●N.Kyrgios(AUS)
〇2)錦織圭 36 75 63 ●6)M.Cilic(CRO)

<<2回戦>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 63 26 64 ●W)伊藤竜馬
〇Q)A.Krajicek(USA) 26 64 63 ●J.Sousa(POR)
〇3)G.Simon(FRA) 64 62 ●J.Vesely(CZE)
〇G.Muller(LUX) 76(3) 76(5) ●J.Chardy(FRA)

B.Paire(FRA) 63 26 75 M.Baghdatis(CYP)
〇N.Kyrgios(AUS) 64 62 ●R.Bautista-Agut(ESP)
〇6)M.Cilic(CRO) 63 63 ●S.Johnson(USA)
〇2)錦織圭 76(3) 63 ●S.QUERREY(USA)

<<1回戦>>
〇2)錦織圭 26 61 62 ●Borna CORIC(CRO)
W)伊藤竜馬 36 60 75 ●W)西岡良仁
Jiri VESELY(CZE) 64 64 ●W)内山靖崇
本戦ドローnet版
本戦ドローPDF版
予選ドロー
ダブルスドロー

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事・塚越亘 写真・伊藤功巳 鯉沼宣之/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 11:24 | コメントをどうぞ

錦織圭8強 準々決勝は昨年のUS決勝の再現

10月7日(水)、2015楽天ジャパンオープン3日目。
2年連続優勝を狙う錦織圭の2回戦が行われ、錦織はアメリカのデ杯選手S.クエリーを7-6(3),6-3のストレートで破り8強になった。

準々決勝は昨年のUSオープンチャンピオンのM.チリッチと対戦する。
二人の対戦成績は錦織の6勝3敗、地元日本でUSオープン決勝のリベンジなるか?注目の一戦だ。

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コイントスはなんと卓球の石川佳純。大のテニスファンだ。

<<錦織圭2回戦>>
〇2)錦織圭 76(3) 63 ●S.QUERREY(USA)

試合後の記者会見では最初に試合の感想を選手に言ってもらうのが恒例だ。

恒例の記者会見、錦織の最初に発した言葉は「いい試合でしたね!」
あとは「うふふふふ!」と圭スマイル。

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その笑顔は1回戦に比べ、今日の2回戦の試合の満足度を表している。

お互いにブレークポイントはなく、サービスキープが続きタイブレークに。

最初のポイント、錦織はフォアを打ち切れずネットにかける。
いきなりミニ・ブレークされてのスタートだ。

しかしこのイージーミスをしたことにより、「この大事な時こそ、もっと怖がらずに打っていかなくては」とすぐに弱気なプレーを反省したと言う。
なんとそこから5ポイント連取、5-1とする。

その5ポイント目はクエリーの弾丸サーブをフォアでやっと返したリターンだったが、クエリーはリターンされたことに驚いたのか?バックをロングにする。

7-3でタイブレークを制す。

苦しい1回戦を勝ち切ってきた錦織。2回戦では錦織らしい集中力を発揮する。
2メートル近い身長から放たれる弾丸サーブを読み切り、積極的にリターン。
クエリーの第3ゲーム、第9ゲームをブレークし、ストレート勝ちを収めた。

大会データー:2015楽天ジャパンオープン
賞金総額:$1,397,250(約1億5千万円)ATP Tour500 Tokyo
優勝: $306,200(約4千万円)
準優勝:$138,000(約2千万円)
4強: $65,400(約700万円)
8強: $31,555(約400万円)
2回戦:$16,100(約200万円)
1回戦:$8,850(万円)
32ドロー、ハード
予選:10月3日(土)~4日(日)
本戦:10月5日(月)~11日(日)
会場:有明コロシアム

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<準々決勝>>
1)S.WAWRINKA(SUE) vs Q)A.Krajicek(USA)
3)G.Simon(FRA) vs G.Muller(LUX)
B.Paire(FRA) vs N.Kyrgios(AUS)
2)錦織圭 vs 6)M.Cilic(CRO)

<<2回戦>>
〇1)S.WAWRINKA(SUE) 63 26 64 ●W)伊藤竜馬
〇Q)A.Krajicek(USA) 26 64 63 ●J.Sousa(POR)
〇3)G.Simon(FRA) 64 62 ●J.Vesely(CZE)
〇G.Muller(LUX) 76(3) 76(5) ●J.Chardy(FRA)

B.Paire(FRA) 63 26 75 M.Baghdatis(CYP)
〇N.Kyrgios(AUS) 64 62 ●R.Bautista-Agut(ESP)
〇6)M.Cilic(CRO) 63 63 ●S.Johnson(USA)
〇2)錦織圭 76(3) 63 ●S.QUERREY(USA)

<<1回戦>>
〇2)錦織圭 26 61 62 ●Borna CORIC(CRO)
W)伊藤竜馬 36 60 75 ●W)西岡良仁
Jiri VESELY(CZE) 64 64 ●W)内山靖崇
本戦ドローnet版
本戦ドローPDF版
予選ドロー
ダブルスドロー

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事・塚越亘 写真・伊藤功巳/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 20:38 | コメントをどうぞ

錦織圭ジャパンオープン1回戦苦戦 貫禄勝ち

10月5日(月)、2015楽天ジャパンオープン初日に錦織圭が登場した。

1回戦の対戦相手は18歳だが既に世界ランキング38位にいる選手。
昨年10月にはナダルを破り、今年2月にはマレーを破っている。
次世代を担う期待のプレーヤー チョリッチだ。
「勢いのある選手、しっかりプレーしないと勝てない相手」と錦織は初の対戦となる若手に警戒する。

Nishikori_koi_20151005_11s試合が始まると錦織は大苦戦。
自分のサーブがキープできず、0-4となる。

2-6,6-1,6-2で錦織が逆転勝ちを収めた勝負の原稿は
テニス365のニュース 錦織圭初戦勝利!「それほど、おおげさに喜ぶことでもない」とアップしました。

大会データー:2015楽天ジャパンオープン
賞金総額:$1,397,250(約1億5千万円)ATP Tour500 Tokyo
優勝: $306,200(約4千万円)
準優勝:$138,000(約2千万円)
4強: $65,400(約700万円)
8強: $31,555(約400万円)
2回戦:$16,100(約200万円)
1回戦:$8,850(万円)
32ドロー、ハード
予選:10月3日(土)~4日(日)
本戦:10月5日(月)~11日(日)
会場:有明コロシアム

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア

<<2回戦>>
2)錦織圭 vs S.QUERREY(USA)
W)伊藤竜馬 vs S.WAWRINKA(SUE)

<<1回戦>>
〇2)錦織圭 26 61 62 ●Borna CORIC(CRO)
W)伊藤竜馬 36 60 75 ●W)西岡良仁
Jiri VESELY(CZE) 64 64 ●W)内山靖崇
本戦ドローnet版
本戦ドローPDF版
予選ドロー
ダブルスドロー

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
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(記事/塚越 亘 写真/鯉沼宣之TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 20:43 | コメントは受け付けていません。

日本デ杯錦織圭、ダニエル太郎の活躍で勝利!

テニスの国別対抗戦、デビスカップ戦
ワールドグループ準決勝とワールドグループ・プレーオフ(残留戦)が世界各地で行われた。

日本は残留戦でコロンビアと戦い最終日、錦織圭、ダニエル太郎の活躍で3-2で勝利、ワールドグループ残留を決めた。

残留を決めた日本は2016年ワールドグループ1回戦でイギリスを戦う事となった。
3月4,5,6日敵地イギリスで戦う。

<<錦織圭NO.1の貫禄勝利 最終戦へ望みをたくした試合詳細>>
〇錦織圭 6-4 6-2 7-6(3) ●S.Giraldo

期待されたUSオープンではまさかの1回戦負け。
モチベーションが凄く下がってしまいました。
デ杯ではいつも自分を変える転機にもなってますし、楽しんでプレーできるかな・・・・・

とブログで語った錦織。

今回のデ杯では初めての最年長。
NO.1プレーヤーとして初日しっかりと勝利した。

ダブルスを落とし日本1勝2敗。
後のない日本は最終日に望みをかける。

第一試合は両国エース同士の対戦だ。

ヒラルドの第5ゲーム、バックのダウン・ザ・ラインを決め、15-40とブレーク・チャンス!
30-40、リターンを叩き、優位な展開からバックのダウン・ザ・ラインを決めて先にブレークに成功する。(錦織3-2)

フォアのドロップ・ショットを決め錦織は第8ゲームをキープ、5-3とする。
強打から一転してのドロップ・ショットにヒラルドは一歩も動くことができなかった。

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・セット、
ヒラルドの開き直ったプレーが炸裂、15-40とピンチ!

デュースからTへサービス・エース級
セットポイントはバック深くへファースト・サーブを叩き入れヒラルドのリターンをロングにする。
15-40から連続5本の良いサーブでしっかりと第1セットを締めくくる。

第2セット

第5ゲーム、
15-30からヒラルドはダブルフォルト、15-40。
フォアに入ってきたファースト・サーブを錦織はダウン・ザ・ラインに打ち、
やっと戻ってきたボールを今度は逆をつきながらのフォアのドロップ・ショットを決めてブレーク!
このセットも先にブレークする。

いっきに行きたいところだが、0-40とピンチ!
ナイスサーブ連続で30-40、

リターンから攻められ、攻められピンチになるがそこを凌いだ錦織はデュースに持ち込む。
0-40からのナイスキープだ。(錦織4-2)

第7ゲーム、
25回ぐらいのラリー戦を打ち勝つヒラルドもいれば、ダブルフォルトのヒラルドもいる。
ヒラルドは錦織に対してどのようにポイントを連続して取れるのか迷っている。
錦織のテニスを打ち崩す事ができない。

錦織はデュースに持ち込みからブレークに成功5-2とする。

サービング・フォ・ザ・セットのゲームは1ポイント許しただけでキープ、
0-40などのピンチもあったが、第2セットは6-2で取った。

第3セット

太陽が出て結構暑そう!

良いラリー戦が続き、お互いにサービスキープが続く。

第10ゲーム、40-15からバックのドロップ・ショットを決め錦織はキープ、5-5とする。

6-6、タイブレークに縺れた。

ポイントキープが2-2まで続く、
フォアのエアーK逆クロスを錦織が決め3-2とミニ・ブレーク!

4-2、サービス・エースを決めた!と思ったら
主審がフォルト!とコール。
抗議する日本、主審は審判台を降りてボールマークを示すが、微妙??
結局フォルトで試合は続行する。

ここで腐らず錦織はダウン・ザ・ラインを先に攻め、ポイントを取り、5-2とした。

セカンド・サーブをバックのダウン・ザ・ラインのリターン・エース、
6-2とマッチポイント!

6-3、2度目のマッチポイント、
6回目のショット、ヒラルドのフォアのダウン・ザ・ラインはネット!

崖っぷちから日本は2勝目を勝ち取り2-2とした。

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錦織圭デ杯成績

<<最終戦 ダニエル太郎2-5から逆転勝利!!
〇ダニエル太郎 76(3) 63 62 ●A.Falla

勝負がかかった最終戦、ダニエルはなんと、2-5とリードを許す。

コロンビアのファジャも勝ちを意識したのか8ポイント連続で失う。
ダニエル4-5、のサーブでなんと2本のセットポイントを握られていた。

錦織の試合の時は太陽が出ていたが、なんと雨。
そんな悪条件の中、そこからの大逆転勝利で日本の残留を助けた。

データー:日本対コロンビア
会場:Club Campestre, Pereira, コロンビア

初日 9月18日(金)
●ダニエル太郎 46 36 63 61 46 〇S.Giraldo
〇錦織圭 76(3) 76(1) 75 ●A.Falla

2日目 9月19日(土)
●西岡良仁/内山靖崇 76(4) 26 36 26 〇J-S.Cabal/R.Farah

最終日 9月20日(日)
〇錦織圭 64 62 76(3) ●S.Giraldo
〇ダニエル太郎 76(3) 63 62 ●A.Falla

デ杯ワールドグループ入れ替え戦で日本始めチェコ、スイス、クロアチア、ドイツ、イタリア、ポーランド、アメリカの残留が決まる。

2016デ杯ワールドグループ1回戦
1)英国 vs 日本
7)セルビア vs カザフスタン
4)スイス vs イタリア
6)アルゼンチ vs ポーランド

5)フランス vs カナダ
3)チェコ vs ドイツ
8)オーストラリア vs アメリカ
2)ベルギー vs クロアチア
2016年デ杯ドロー

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 12:33 | コメントは受け付けていません。

デ杯コロンビア戦 錦織圭1勝 日本1-1

テニスの国別対抗戦、デ杯、日本対コロンビアが敵地コロンビア、海抜約1500メートルのペレイラで行われた。

日本のNo.1世界6位の錦織圭は第2試合で123位の A.ファジャと対戦、7-6(3) 7-6(1) 7-5で勝利した。

シングルスNo.2プレーヤーのダニエル太郎はオープニング試合でコロンビアNO.1のヒラルドとファイナルに縺れる大健闘をしたが惜しくも敗れた。

デ杯ワールドグループ入れ替え戦を戦っている日本はこれに勝てば2016年はワールドグループで戦い、敗れた場合はアジア・オセアニア地区で戦わなくてならない。

<<錦織圭デ杯初日苦戦したが勝利の詳細>>
〇錦織圭 7-6(3) 7-6(1) 7-5 ●A.Falla

コロンビアは25歳のゴンサレスから31歳のベテランのファジャに変更した。
錦織は2年前のデ杯でもファージャに勝つなど過去4戦全勝。
しかし敢えてコロンビアは経験豊富なベテランを投入してきた。

積極的なプレー、スマッシュを決めるなど、いきなりファジャのサーブをブレークした錦織。

第2ゲームは40-0からデュースになるが、キープ、2-0

3-5、ファジャのサーブ、
ダブルフォルトで30-30
バックをネットで30-40、とセットポイント!

しかし、ここで取れず、ドロップ・ショットを決められ、デュースの末にキープされる。

5-4、サービング・フォ・ザ・セットで掴んだセットポイントはリターン・エースを決められ、デュース。

セカンド・サーブを深く打ち込まれ、フォアをアウト、ブレーク・ポイントを握られる。
なんとここで、ダブルフォルト!5-5!(まだ試合勘が戻ってきていないのか?)

6-6、タイブレークに!

最初のポイントをミニ・ブレークすると、ラッキーなオンラインなどもあり6-0に!

6-3、センターへのナイスサーブからフォアのクロスを決め、7-3で第1セットを取る。

第2セット

4-4、フォアをワイドで30-40とブレーク・ポイントを握られピンチ!
が、2回目のデュースでキープ、5-4とする。

お互いにキープが続き、

5-6、ファジャのサーブ、フォアは僅かにワイド、0-30、
このポイントにコロンビアは抗議、

8回目のラリー、フォアのクロスを決め、0-40、セットポイント

センターへのファースト・サーブはフォルト!
主審は降りて確認するが、アウトと、
またまたコロンビアに不利な判定、
主審に抗議のブーイングが!!!

ところが、この0-40もチャンスも生かせない。
(第1セットでもチャンスが生かせなかったな~ぁ!)

デュース、バックのクロスを決め4度目のセットポイント
ファジャは耐え、デュースの末にキープだ。

タイブレーク

錦織は最初のポイントをキープする。

ドロップ・ショットからクロスパスで2-0、
深いクロスのリターンで、3-0、

サービス・エースで、4-0、
フォアをロングで、4-1

ファジャはバックをネット、5-1、
フォアのウイナーを決め、6-1

ファジャのリターンはネット、7-1で第2セットも取った。

第3セット

最初のゲーム、ファジャのサーブ、15-40とブレーク・チャンス、
デュースになるが、
2回目のデュース、4回目のブレーク・ポイント、
錦織はバックのダウン・ザ・ラインを綺麗に決めてブレークした。

第2ゲームはラブでキープ、2-0

第5ゲームで錦織にブレーク・チャンスがあったが、ファジャがキープする。

第7ゲームでも30-40のブレーク・チャンス!
しかしまたまたファジャはキープする。

5-4、錦織のサービング・フォ・ザ・マッチ、
30-30、ドロップ・ショットからドロップ・ショット返しの混戦を決められ、30-40とピンチに!

そのピンチを逃れデュース、
ラリー戦を勝ちマッチポイントを握るが
バックのダウン・ザ・ラインはワイド、でまたデュースに。

ファジャのラリーロングで2度目のマッチポイント
またまた凌がれデュース。

ロングでブレーク・ポイントを握られる。
サービス・エース級でデュース、

バックがワイドでまたブレーク・ポイントのピンチ
バックのパスを決めてデュース、

ネットにかけ、ブレーク・ポイントのピンチ!
ロングになり、ブレークされてしまう。5-5

30-30、フォアをダウン・ザ・ラインに決めてブレーク・チャンス
ファジャのストロークはロング、またブレーク、6-5。

6-5、サービング・フォ・ザ・マッチ、40-15のマッチポイント、
ファジャのリターンはロング、

試合時間は2時間51分
すんなりとは勝てなかったがしっかりと勝利した。

コロンビアは負けてしまったが、ベテランを投入した成果を上げた。

データー:日本対コロンビア
会場:Club Campestre, Pereira, コロンビア

初日 9月18日(金)
●ダニエル太郎 46 36 63 61 46 〇S.Giraldo
〇錦織圭 76(3) 76(1) 75 ●A.Falla

2日目 9月19日(土)
西岡良仁/内山靖崇 vs J-S.Cabal/R.Farah(トップ20位台のペアー)

最終日 9月20日(日)
錦織圭 vs S.Giraldo
ダニエル太郎 vs A.Falla

デ杯ワールドグループ入れ替え戦を戦っている日本はこれに勝てば2016年はワールドグループで戦い、敗れた場合はアジア・オセアニア地区で戦わなくてならない。

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錦織圭デ杯成績

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 17:22 | コメントをどうぞ

錦織圭マッチポイント逃す 悔しい1回戦負け

8月31日(月)、ニューヨーク、USオープン
昨年準優勝、日本期待の錦織圭が初戦で敗れた。
それも2つのマッチポイントを握りながらのまさかの敗退だった。

第1セットは緊張からか、本来のプレーができずに落とすが、第2、第3セットを取り、第4セットのタイブレークで6-4とマッチポイントを握ったまでは、さすが世界の錦織圭と感心しながら応援していたのだが。

「彼のショットはどこに来るか?頭に入っていなかった。
彼の好きなプレーをさせてしまったのが敗因。悔しい!

相手が攻めていいプレーをして押されていたが、完璧ではないが何とかかわしていた。
こういう試合を勝ちたかった。

大きな大会で負けたのはしょうがない。
また練習する。」
と悔しさを押し隠して錦織圭はインタビューに応じた。

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ペールはフォアのメチャメチャ大きなアウトで観客の失笑を買うかと思えば、
バックでクロスやダウン・ザ・ライン、そしてドロップ・ショットと多彩でコースが読めない。

キレそうだなと思えば、サービス・エース。
しかも、セカンド・サーブは開き直ってオンライン気味に行く。
これに錦織のリターンが返らず、ファーストの出来も良くなかった。

最後まで頑張った錦織だったが、切れのある本来の錦織のテニスは戻らなかった。
これが目に見えない期待とグランドスラム大会の重圧なのだろう。

悔しい敗戦だが、この敗戦が錦織圭をグランドスラム大会で優勝できるプレーヤーに育ていくのだろう、他のグランドスラマーと同じように。

<<悔しい錦織圭1回戦詳細>>
●4)錦織圭 4-6 6-3 6-4 6-7(6) 4-6 〇B.PAIRE(FRA)

錦織圭の試合は初日、ルイ・アームストロングコートのオープニング試合(現地11時から)となった。
日本時間では31日月曜日の真夜中から始まった。

対戦相手はフランスのB.ペール
二人の対戦成績は錦織の2勝だったが。

トリッキーなプレーヤーのペール。
シレッとした表情とバックに要注意!
バックハンドはいつでもどこでも入るよという不気味さはある。

錦織のサービスキープで始まる。

ペールの第2ゲーム、
錦織のバックのダウン・ザ・ライン・ウィナー、
フォアのダウン・ザ・ライン・ウィナーで30-40といきなり錦織にブレーク・チャンスがあったが。
(ここで立ち上がりの悪いペールを攻め切れれば良かったな。)

錦織の第3ゲーム、
ペールのバックパスからバッククロスドライブボレーパスウィナー。
落としても、ノーバウンドでも関係ない。
バック方面だと生き生きして打ってくるのだ。

セカンドをバッククロスリターンへヒット。
その前に、セカンドをペールはフォアで思い切りリターンミス。
しかし、これは実は見せ球だったのだ。フォアは入らなくていいという潔さがある。
ペールが早々とブレークに成功する。

ペールの第4ゲーム、
錦織の回り込みフォアダウンザラインがすごいコース、0-40の大チャンス。

サービスからフォアドロップウィナー。
ペールのバックダウンザラインアプローチからフォア逆クロスボレーウィナー。
(ここでもブレークできなかったのが痛い!)

錦織の第9ゲーム、
15-40のセットポイントをファーストのコース取りが良くて、4-5キープ。凌ぐ。

最後はペールのサービスワイドから低く沈んだまま、回り込みフォアダウンザラインウィナー。
6-4でペールが先取!
1セットダウンの苦しいスタートとなった。

今日のペールはいつもよりフォアが入って伸びて行く。
ガシャもあるが、少ないし、割り切っているのが怖い。
相変わらず、バックがいい。読めないし、積極的に前に来ている。

第2セット

錦織の第1ゲーム、
ペールは走って、左足をサイドに滑らせてオープンでバックアングルパスウィナー。
ジョコビッチ並みのスーパーショットだ!
30-40のブレーク・ポイントを握られるが、
フォアのミスを誘い、1-0キープ。

錦織の第5ゲーム、
錦織のバックダウンザラインへ打つとペールのフォアスライスが来る。
それを錦織のバッククロスウィナー。
フォアクロスだとペールの変な引っかけたフォアムーンボールが来る。
バックダウンザラインだとスライスになる。これを狙え!
3-2とキープ。

ペールの第6ゲーム、
錦織のバッククロスリターンが深い。セカンドを攻撃した。
「イヤー」と大きな声の錦織。
4-2待望のブレークアップ。

最後はペールのバックスライスがサイドアウト。スライスなら怖くない。
6-4と錦織が取り返す。

第3セット

ペールの第3ゲーム、
錦織のバックダウンザラインリターンエース。ようやく、初めて出たよ!今日!
15-40の大チャンス!

ここからナント開き直ったペールの3連続サービス・エース。
キープされた!
このファーストにやられた!?

ペールの第7ゲーム、
錦織のランニングバックアングルパスウィナー。
そして、フォアアングルパスウィナー。
これぐらいで出てくれるといい。
ブレークに成功、4-3とブレークアップ。

最後は錦織のバックダウンザラインへヒット。
少し攻めてきたようだ。
6-4で錦織が取る。
少し落ち着いてきたかな?

第4セット

錦織の第2ゲーム、
0-30から30-30で長いラリー。
ここでやることがなくなったペールのバックドロップミス。
ペールが攻めていてドロップは危険だが、こうやってやることがなくなってドロップはむしろやらせたい。はまっていくから。1-1キープ。
ブレークはできないが、錦織のリターンが徐々に当たってきて、その後のストロークもコートに中に入ってきたようだ。

ペールの第7ゲーム、
ペールのバッククロスボレーが甘い。バックアングルパスウィナー。
しかし、またファーストがすごいコースに入る。オンライン気味が多い。
キープされる。

錦織の第12ゲーム、
ダブルフォルト2つ。
少し危なかった。
錦織のバックダウンザラインへボレーを押し込む。このバランスは非常にいい。
ここが他の選手と違うところ。ストロークのみではない。
キープ6-6。

タイブレークへ

錦織のバックダウンザラインリターンエース。
デュースコートでこのコースのウィナーは初だ。ミニ・ブレークで1-0。

2ポイント連取でタイブレークは3-0!5-2とリード。

ペーアは2ポイント取り、5-4、

錦織は攻められたが、バックのドップスピン・ロブで6-4と錦織はマッチポイントを握る。

錦織のフォア逆クロスが僅かにアウト。6-5。

サービス2本で逆に7-6とセットポイントを握られる。

錦織のフォア逆クロスがなんと簡単にネットにかかるミス!

逆転されてタイブレークを6-8、まさかのこのセットを落とす。
完全に勝利のペースだったのに・・・・・!

ファイナルセット

ファイナルになり精神的にも肉体的にも疲れを感じているような錦織、
いつもの切れのあるプレーができない。

錦織の第5ゲーム、
ペールは思い切りネットに詰めボレーで決める
錦織はストロークをロングして0-30。
30-30、
ペールはフォアクロスを2つ思い切りヒットして、強打のバッククロスアプローチ。
ここぞとばかり攻めてくる。30-40、ブレーク・ポイント!

そして、バッククロスリターンエース。あ~!狙っていたよ!完全に・・・。
吠えるペール。先にブレークを許す、2-3、これは痛いよ!

ペールの第6ゲーム、
力が入ってミスを期待するが、逆にペールのバックアプローチからスマッシュエース。
難しい下がりながらのスマッシュだが、乗っていると入る。

また、ドロップ・ショットの構えからスライスでウィナー。
錦織のお株を奪うようなショットでラブでキープ。(ペール4-2)

ペール5-4リード、サービング・フォ・ザ・マッチの第10ゲーム、
錦織は攻め抜き、0-15、
ペールはTへファースト・サーブ、15-15、

ここでセカンドサーブ&フォアボレー!驚きだ!30-15、超積極的だ。
錦織のバック深くへサービス・エース、錦織はラケットを出すが吹っ飛ばされた!

マッチポイント
最後はTへ、133マイルのサービスセンターエース。
今日最速のサービスを打ち込んだペール。

信じられないが錦織が敗戦してしまった。
悪夢の敗戦だ・・・。

今日は錦織は良くなかった。
相手のペールの思い切りの良さが目立った。
フォアのガシャがあるが、そうかとおもえばムーンボールが伸びていた。

3時間14分の戦い。
まさか、まさかの敗戦。

大会データー:2015USオープン
賞金総額:$42,300,000(約50億円)
優勝賞金(男女同額):$3,300,000(約4億円)
準優勝:$1,600,000(約2億円)
4強:$805,000(約1億円)
8強:$410,975(5千万円)
4回戦:$213,575
3回戦:$120,200
2回戦:$68,600
1回戦:$39,500(500万円)
128ドロー、ハード
予選8/25-8/29,2015
本戦8/31-9/13,2015
会場:USTA Billie Jean King ナショナルテニスセンター

オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
NY現地時刻(時差-13時間)
ドロー

<<日本人男子プレーヤー1回戦>>
B.PAIRE(FRA) 64 36 46 76(6) 64 ●4)錦織圭
Q)西岡良仁 vs Q)P-H.MATHIEU(FRA)
男子本戦ドロー

<<日本人女子プレーヤー1回戦>>
〇土居美咲 63 63 ●D.HANTUCHOVA(SVK)
奈良くるみ vs 27)A.CORNET(FRA)
Q)日比万葉 vs 16)S.ERRANI(ITA)
女子本戦ドロー

西岡良仁、日比万葉は見事予選突破!
男子予選ドロー
女子予選ドロー

錦織圭ATPデーター
錦織圭ITFデーター
錦織圭ブログ

(記事 森下泰/塚越亘 写真佐藤ひろし/TennisJapan)

カテゴリー: 錦織圭 | 投稿者塚越亘 15:25 | コメントは受け付けていません。