小禄のテニスコートでテニススクールをしてた頃、
コートの向かいの家の子がテニス教えてってやって来た、
向かいだから、自分の庭のように遊びに来ては、
水が飲みたくなったら家で飲んで、また練習に入る
あだ名は「ガリベン」黒縁の眼鏡をかけてるけどがり勉には見えない
他のジュニアに、なんでがり勉なのってきいたら
「ガリガリやせっぽちで、便秘」だとの事
子供達は残酷な名前を付ける名人ですね、
中学、高校とテニスを教えたが、頑張っているのか?
何事に対してもほどほどだった、
時は過ぎ、ヒーローがレッスンしてると、
やたらと楽しそうに大声をあげ、笑いながらテニスをしてる大学生?
と思ったら、26歳の大人になり、沖縄に帰って来たがり勉君だった
コートで何度か会ってるうちに、
「コーチ、大人の練習に来ていいですか?」
友達と楽しくプレーするのも大好きだけど、強くなりたいんだって
先週から来はじめたんだけど、もう「ガリベン」は卒業している
身長も大きく、筋肉もついて、男らしいし優しい、
それに、厳しい事に挑戦する姿がカッコいい
人間って面白いよね、いつ成長するか分らない
小学生で完成された子もいれば、学生時代に成長を始める子もいる
がりベン君は、大人になっての大成長
スピンのきいたフォアーハンド、コントロールのバックハンド
後は、ダブルス用にボレーと戦略があればもっと強くなれる
大人の成長期を見れるのも嬉しいですね。
ガリで便秘でナイーブな子は卒業しています、