小学生の頃のヒーローは、歪んだ少年だったと思う
中学生になると、丸坊主にしないといけない校則があり
みんなは、なんの抵抗も無く丸坊主にしていた、
小学時代でも、あれば駄目、これは駄目って決まりが多く
唯一の自由が髪型だったのに、中学に行くと、それさえ許されない
髪は身体の一部だ、好きにして何が悪いって
中学に上がって、先生に注意されても逃げ回っていた
こんな暑い沖縄でハゲ頭にすると日焼けどころか、身体に悪い
そのうえ重たい学帽をかぶるなんて、軍国主義を想像する
アメリカなんて好きな服つけて、好きな髪型しているのに
なんで日本では自由が認められないんだ!って
2700人居る中学生の中で、唯一髪を伸ばしていた、
ところが夏休みに入る前に、男の先生3人がかりで追いかけられ捕まり、
職員室に連れていかれ、バリカンで頭の真ん中を一文字にカットされた
親にこの髪型を見られたらヤバイので、床屋に行って丸坊主になった
その後、それなら何処までが許せる範囲かって伸ばし、
短髪で前髪だけはちょっと長くして、髪が立たぬようにタオルで縛って寝た
髪は自分にとって、何歳になっても自由のシンボルなんだよね、
37年前に床屋の教え子が「コーチ、髪に色入れていいね!」って言われ
「いいよ!」って言ったら、目覚めた時グリーンになっていた、
レッスンに行くと髪をみたとたんに、「私、辞めます!」って
帰って行った教え子もいた、
面白いよね、髪が変わっただけで中身は変わらないのに
ちゃんと心を見てくれる人に教えたいと思った、
それからあらゆる髪型、髪の色をやりつくして、飽きて金髪だけになった
今回ヒーロー夢応援団を立ち上げに当たって、
初心を思い出し、緑色にしてみた、
流石に辞める人は居なかった、
今は2次元などのアニメとかで髪の色が違うのは当たり前
毛染めも当たり前になり、ビックリする人もいない、
昔の非常識は、今の常識になっているんだね、
今、中学生たちが自由な髪型が出来るのも
だれかが戦った結果なんだよね!
小さな一歩でも、諦めずに戦って行きたいね( ´∀` )❤