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親でテニスが決まる

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同じ頃にヒーローに来た女の子が
一人は3年生で優勝して、一人は1回戦も勝てない
親としては、ついつい比べてしまって、
叱咤激励する人が居る、
特に子供にとっては、凄く迷惑な事なのだ!
って言うのは、
子供の成長って、人其々の時期がある
同じ歳なのに、60kgのコーチをオンブ出来る子も居れば
36kgの子供をオンブしても、ヒーヒー言う子も居る
骨格や筋肉量が全然違うのだ

そのほとんどは、両親の遺伝子による物で
どちらかの親が、子供の頃、
なんで自分が小さく、力が無いんだろうって
コンプレックスを感じていたハズ?なのに
後から成長し、乗り越えてしまうと、
悩みじゃ無くなるんだよね

『私は、そうでは無かった』って言っても
最低、半分は、又はあなたの選んだパートナーの
遺伝子の責任なのだから

ちゃんと、子供と夫婦で、『自分達が小さかった頃』の
話しや、感じていたコンプレックス、反抗期、
乗り越えた時期、克服する方法などを語り合いなさい
認めた上で、乗り越える方法が見つかると思うよ~

次に、モチベーションの違い
此れは、赤ちゃんから今までの生き方にある
赤ちゃんが、泣いたら、直ぐにやってしまう
泣いたら、どうにか成るって知恵が直ぐにつく

勿論、生理的に無く場合と、
単に甘えの区別が、聞き分けきれる事が大事だ

成長していって、自分で何かをやろうとしても
上手く行かなかった時、泣いたり、癇癪を起こすと
直ぐに親がやってあげると、簡単に泣き止むから
ついついやってしまう、買ってしまう、許してしまう

こうすれば、こうなるんだって、子供の知恵をつける
但し、この知恵は、モチベーションを低くする
近くに甘えられる両親や、祖母が居ない時
最初は、泣いたり、愚図ったり、癇癪を起こしたりするけど
それでも、楽しいテニスをしたいって思ったら、いちょう頑張る

最初から、モチベーションの高い子と
いくら、親が刺激しても上がらないモチベーションの子を
比較する方が、間違ってると思う

って事は、ほとんどの原因は、親にあるって事
遺伝子による、原因
育て方による、原因
それを、認める事によって、子供達は救われる

じゃ~、どうするか?って考えると
過去より、少しでも良くなってたら認めるって作業

逆に言えば
『良くなってる場所を、探す』
って作業、これをやると、
親はちゃんと自分を見守ってるって安心感が生まれる
これが、モチベーションを少しずつ高める
達成感を確認できる、これの繰り返しなのだ

親が、『この子、ちっとも上手になってない』
って言う子の方が、成長率では、上回ってるし
子供も、負けても負けても努力してるのに
気づかない親を見ると、腹が立ってくる

子供の幸せを考えると、親から指導しないとね~♪
と思って書いてます

みててねぇ~、17歳を完成の照準に目標をおいてる
目標を達成して、誇りを持てる生き方が出来るように
応援するからね、『今より、微微っと一歩の成長だよね!』

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール | 投稿者ヒーロー 02:57 | コメントをどうぞ

テニス心理学❤

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テニスの試合で実力が均衡してたり、調子が良い時は

ボトムアップ性注意が主人公で、自らを高める為の集中力が出る

ゲームカウント4-0や5-1でリードした時に、余裕が出てきて

トップダウン性注意に切り替わりやすい

トップダウン性注意 相手がどう出てくるのかな?と受け身になりやすい

リードされてる選手は、「よし!こうして攻めて見よう」と

自ら積極的に試合を組み立てる、ボトムアップ性注意を出してくるので

あっという間に、逆転される場合がある、

 

なので、大差がついたゲームになった時、トップダウン性注意でなく

意図して目的を持って試合を組み立てればボトムアップ性注意になり

流れが変わりにくい

ナダルやフェデラーなどのトップ選手は、リードしても積極的に

ボールを支配して相手のチャンスを最小限に抑える事が出来る、

 

サッカーのイングランド代表がスポーツ心理学を使い強化した

ウイリー・ライド教授の論文の一部をテニス訳したのですが、

ヒーロー的簡単に言うと、試合で注意する所が3か所ある

一、立ち上がり 二、中弛み 三、目標が見えて来た時

 

立ち上がりとは、

試合に入る前の心身のウォーミングアップが足りず、

即ボトムアップに持っていけない状態、

また前に試合で勝った事がある選手とは、試合展開を想像し

トップダウンになり受け身になりやすい、

 

中弛みとは、

身体も温まって来て、ホッとする瞬間、トップダウンになる

 

目標が見えて来た時

あと1ゲーム、あと1ポイントの時、勝ったと思った瞬間から

トップダウンにだり、試合をひっくりかえされる、

 

と言う事は、試合には3度のチャンスがあるって事、

相手がトップダウンになった瞬間を見逃さないのと同時に

自分は、最初から心身ともに全力で行けるように

ウォーミングアップの時から、試合で使う呼吸や心拍数の幅を

準備しておき、スタートダッシュ出来るようにする、

常に積極的プレーを心掛けボールを支配しチャンスを与えない

試合は何が起こるか分からないので勝ち切ってこそ勝利と思う

 

トップのレベルで出来ればナダルやフェデラーになるけど

レベルは低くても、そういう考え方の子供達は絶対強くなる

 

一、立ち上がり 二、中弛み 三、目標が見えて来た時

テニスでも仕事でも愛情でも、全てに共通してるので活用してね。

カテゴリー: テニスコーチ, ヒーローテニススクール | 投稿者ヒーロー 03:56 | コメントをどうぞ