ハロー、ポールです
皆さんは、正しく呼吸出来ていますか?
テニスに関して、呼吸が議論になるのが驚くんじゃないですか? 皆いつも息をしているでしょう?
けれど、実際にはテニスをしている時に息を止めることがあって、それによってベストパフォーマンスが出来ないかもしれません
解決しないといけない根本的な問題を自覚するために、まずはなぜ正しく息をしていないのか…
その根底にある様々な原因を探さなければいけません
プレー中に息を止めてしまうシチュエーションが3つあります
1.球を打つ直前に息を止めると、体が緊張し、腕を自然にスイングする事が出来ません。
息を止める原因をちょっと考えました
(ア)迫り来るボールに不安を感じて、特に速いボールで、息を止めるとき(不安を感じると呼吸に影響がある)
(イ)ボールの“衝撃” を予想して、体が固くなって、息を止めるとき(ボールは59グラムしかないのに。)
(ウ)凄く力を入れて、強いボールを打ちたくて、固くなって、息を止めるとき
2.自分の打ったショットを見ていたり、相手の動きを見ていたりして、息を止めるとき
3.ポイントが終わったら、浅く呼吸するとき
試合の得点が気持ちを左右するので、呼吸が浅いままです
テニス中の正しい呼吸方法
呼吸が浅くなる原因と息を止める原因が自覚できたので、これで十中八九呼吸が良くなります
テニスのプレーを上達するためにこのポイントを意識してみてください
1.打っている時・スイングしている時に息を吐く
ストロークとサーブの場合はテイクバックで息をゆっくり吸って、スイング・インパクト・フォロースルーまで息を吐きます。ボレーとスマッシュの場合はインパクトの瞬間に自然に息を吐きます。この呼吸のテクニックでストロークもサーブも断然良くなります。
2.ラリー中のストロークの間に一定のリズムで呼吸をしてみてください。ボールを打った後と次のボールを打つ前に呼吸をしてください。
3.ポイントの間に深呼吸で呼吸を整える!
ベースラインに戻りながら、深呼吸をして、呼吸が元に戻るようにしてください。試合にポイント間は20秒しかないので、
実質10秒ぐらいで呼吸を戻して、次のポイントの準備を始めないといけません。
まとめると、テニスしている時の正しい呼吸は、次のレベルを上達するために必要なスキルとして良く見落とされています。プロ選手が正しく呼吸が出来ているから、球を打っている時に声が出ています。次の練習で正しく呼吸をしてみてください