月別アーカイブ: 2017年4月

あのラケットは今どうなっている?

ミスターTです。

今回は、少し前に述べたラケットのライフサイクルから派生して、今は見ないけどあのラケットは今どうなっているかについて述べたいと思います。

今回メインで紹介するのは、ヘッド スピードシリーズです。スピードシリーズは、ジョコビッチ選手使用モデルでもあり、テニスショップでも人気モデルの一つになっています。

スピードシリーズは、今年、グラフィン・タッチを採用し、リニューアルしました。現在のシリーズは、プロ・MP・アダプティブ・S・ライトとなっています。

では、一つ前のシリーズ(グラフィンXT採用モデル)はどうだったでしょうか。
そのモデル構成は、プロ・MP・Sは同じですが、今のアダプティブとライトがこの頃はMPAとレフプロになっていました。

MPAは、アダプティブ同様、ストリングパターンを変えられるのがウリで、レフプロは、軽量&長尺スペック、ストリングパターンを変えられることがウリで売られていました。

こうして見ると、前のシリーズでMPAが人気なこともあって、更にアレンジ要素を加えたアダプティブ、レフプロの軽さを維持したままオーソドックスな長さにしたライトになっていきましたが、スピードシリーズ自体人気モデルですので、また面白いモデル構成になっていく可能性もあると思います。

ミスターTでした

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池袋東口で、クールビズを探す

ミスターTです。

タイトルにあるように、今日は池袋東口(西武側。東武側は西口)でクールビズ用のワイシャツを探してきました。

これをわざわざテニスのネタとして書くのと言われそうですが、今回は、プレーヤーの服装について話をしたいと思います。

プレーヤーの服装については、JTA(日本テニス協会)やITF(国際テニス連盟)、あるいは各大会やテニスクラブで決まっていることが多く、試合出場レベルになると、一回はルールブックを見ていると思います。

しかし、今回はそうではなく、プロテニス大会で行われるレセプションでよく目にするスマートカジュアルとクールビズについて話をします。

もうクールビズという言葉も市民権を得たようですが、おさらいすると、冷房温度を上げることで地球環境保護や節電に繋げる為に、ノータイ、ノージャケット、半袖ワイシャツで仕事をすることを認めましょう、というのがクールビズの趣旨です。

一方のスマートカジュアルとは何かを調べたところ、Tシャツにジーンズといったラフな服装でなく、男性はスーツ(と言ってもフォーマルではなくリクルートスーツに近い)、女性はドレスが主流ではないかとわたくしは分析します。

もちろん、伝統を重んじるウィンブルドンではフォーマルが求められますし、観戦客もラフな服装ではなく、多少オシャレして行くのは常識です。

少し脱線しましたが、スマートカジュアルについて理解を深めていただけば幸いです。

ミスターTでした

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ゴールデンウィークなのにぃ、

テニスの予定がないミスターTです。

さて、今回は、プロテニスの大会で目にする、耳にするを解説したいと思います。

今回のテーマは、ディサイディングポイントです。

草大会の実施要項で目にする、あるいはダブルスでデュースになると耳にする用語ですが、そもそもの意味から解説しましょう。

ディサイディングポイントは、試合時間短縮の為に設けられたルールですが、現在のITF国際大会では、シングルスがデュース有り(ベストオブ3タイブレークセットマッチ)、ダブルスはデュース無し(ノーアドバンテージファイナルセット10ポイントタイブレークマッチ)で行われるのが主流です。

ディサイディングポイントの意味は、一本勝負なので、ダブルス(シングルスでも草大会では採用されているようです)でデュースになると、次のポイントを取った側がこのゲームを取ることになります。

また、ディサイディングポイントの場面では、レシーバーが右サイドか左サイドかどちらか好きな側でレシーブすることができるのも特徴なので、ダブルスのディサイディングポイントでは右サイド(右利きのフォアサイド)か左サイド(同、バックサイド)かの駆け引きも面白いです。

ダブルス観戦時には、ディサイディングポイントの駆け引きも注目したいです。

ミスターTでした

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テニスラケットのライフサイクルは?

ミスターTです。

今回は、テニスラケットはだいたい何年に一度ニューモデルが出るかについて話をします。

結論から言ってしまうと、

    おおむね2年に一回の割合

でニューモデルが出ると考えて良いでしょう。

例えば、今年ニューモデルが出たものでは、ウィルソンのバーンシリーズは、その前のモデルが2015年でしたので、ちょうど2年でニューモデル登場になります。

この例に当てはめると、今年これからニューモデルが登場しそうなのが、バボラのピュアドライブやヨネックスのE-ZONEあたりですが、面白いもので、意外と長持ちするモデルもあります。

よく、ラケットがセールになると新しいものがそろそろ出ると言われていますが、新商品情報だけでなく、セール品の情報を見ておくと、セール品と新商品でどのくらいスペックに違いがあるかわかると思いますよ。

ミスターTでした

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さぁ、どちらを選ぶ?

ミスターTです。

今回も、ガットの話をします。

現代のガットの主流として、ナイロンガット(シンセティックストリング)とポリエステルガット(ポリガット)があります。(他にもナチュラルガットがありますが、今回はナイロンガットとポリガットに絞って話をします)

さて、ガットと共にテニスラケットの性能を支えるものとして重要なのが、テンションと呼ばれるラケットにガットをどのくらいの強さで張るかというものです。

基本的には、ナイロンガットにせよポリガットにせよテンションが高いとボールの飛びが抑えられ、逆に低いとボールが飛ぶようになっています。また、適正テンションと呼ばれるラケットの性能を引き出すことや安全に使うことができるテンションの範囲が決まっていることが多く、50Pがその目安と言われているようです。

しかし、最近では、適正テンションより低いテンションでポリガットを張るということが流行っているようです。

もともとポリガットは、ナイロンガットに比べてテンション維持性能が悪いこと、また、肩や肘、手首といった関節に大きな影響を与えることがあります。これは、テニスショップでガットを選ぶ時に耳にしたりガットの紹介文に書いていることがあります。

わたくしは、あまりポリガットを好んで張るようなことはしません。やはり、肩や肘、手首への影響を考えると、初めてテニスラケットを買う人にはナイロンガットを張ることをおすすめします。

話はポリガットに戻ります。なぜ、低いテンションでポリガットを張るということが流行っているかというと、やはり肩や肘、手首を気遣いたいけれど、ナイロンガットにして打感がぼやけるのは困るといった方が、ポリガットを低いテンションで張ることや、ポリガットの中でも柔らかい素材を用いたものを張って使うことがメジャーになってきたのではないかとわたくしは分析します。

ガット選びやテンションの選択は、なるべく専門知識を持ったテニスショップのスタッフに聞くのが一番です。

ミスターTでした

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ナイロンでスピンのかかりやすいガット、ありますか?

ミスターTです。

今日は、ガット(ストリング)の中でも、ナイロンガット(シンセティックストリングとも言いますね)の話をします。

ナイロンガットは、大きく分けてモノフィラメントと呼ばれる中心の太い芯の周りに細い芯を巻き付けたもの(ゴーセンのミクロスーパーが代表格です)と、マルチフィラメントと呼ばれる細い繊維を束ねて一本のガットにしたもの(バボラのエクセルなど)に分けられます。わたくしのラケット(T.Fight300DC)に張ってあるガットは、マルチフィラメントのテクニファイバー・XR3です。

ガットには他にも、牛腸を用いたナチュラルガット、硬い素材を用い、耐久性を高めたポリエステルガット(縮めてポリガット)もありますが、ナイロンガットが趣味テニスプレーヤーには人気なようです。

ところで最近、ポリガットの中でもスピンガットと呼ばれるボールへのかかりを良くしてより高く跳ねるスピンを打てるのをウリにしたものが出てきました。スピンガットは、ガットの形状を変えたり、凹凸をつけたり、太さを変えたりする加工が必要なため、ポリガットでは見かけますが、ナイロンガットでスピンをウリにしたものに出会った記憶がありません。

今のテニスはスピンをいかに操れるかが楽しめるポイントになってきたので、ナイロンガットでスピンをウリにしたものが出てくるかもしれないですね。

ミスターTでした

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ストロークのインプレを見て思うこと

ミスターTです。

今回は、わたくしが最近になってやっと気づいたことを言いたいと思います。

ここしばらくプレーはおろか試打すらしてないので(ラケットを新調したらそれ以外のラケットを試打しないのは当たり前ですが)、もっぱらインプレ動画を見るのがメインです。

そのインプレ動画を見て、我が振り直せと思ったことがあります。

それは、アウトを恐れずにしっかりフォロースルーをしていることです。

わたくしの悪い癖ですが、アウトを恐れてスイングがインパクトで止まってしまいます。結果、スピンがかからずにアウトになったり相手に強打されてしまいます。

これは、フェデラー選手仕様のプロスタッフにしろ、錦織圭選手仕様のバーンにしろ、今の自分のラケット(T.Fight300DC)にしろ、振り切って初めてスピンがかかって、コートに入る、強打されるリスクが減る訳です。ですから、今までの自分のスイングがあまりにもチキン(→振り切ってない)だったとわかり、これは振り切れるようにスイングの矯正をしなければ、と思いました。

今後もし、テニスの機会があれば、スイングの矯正を真剣にやっていきたいです。

ミスターTでした

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Road to ジャパンオープン part2

ミスターTです。

特集企画Road to ジャパンオープン、2回目となる今回は、なぜATPツアー大会の招致に動けないのかを見てみたいと思います。

原因はいろいろありそうですが、一つ挙げるとするなら、日本のテニスコート事情の悪さをがあると思います。

日本の大抵のテニスコートは、砂入り人工芝コートが採用されているようです。が、他の国を見てみると、ハードコートクレーコートが採用されているようです。グラスコートは少数派ですが、ウィンブルドンのイメージから、最高峰のテニスはグラスコート大会と言われているようです。

以前より、砂入り人工芝コートの問題点はいろいろなテニスブログを見て書かれていることが多く、それが日本テニス界に重くのしかかっている訳ですが、なかなか砂入り人工芝コートに代わるハードコートやクレーコートが増えません。

現在の日本で行われている国際大会(男子)のテニスコート事情を見てみると、昭島フューチャーズが砂入り人工芝コート、軽井沢フューチャーズがクレーコートで、他の大会がハードコート大会となっています。女子は、クレーコートの大会がなく、ハードコート又は砂入り人工芝コートの大会が行われているようです。

今の世界の潮流では、ハードコート中心ではありながらも、全仏オープンを頂点とするクレーコートシーズン、ウィンブルドンを頂点とするグラスコート大会が整備されています。

つまり、砂入り人工芝コートからハードコート、クレーコートにシフトしていくということが必要ですが、特に問題なのが、クレーコートの大会が軽井沢フューチャーズだけという現実です。せめてクレーコートの大会をチャレンジャーレベルでも作ってもらいたいですが、まずは日本のコート事情を砂入り人工芝コートからハードコート、クレーコートにシフトすることが求められていると思います。

今後、日本でチャレンジャーレベル以上のクレーコート大会、あるいはハードコートにおけるATPツアー250大会の招致に向けて、ハード、ソフト一体となっていく努力が求められていると思いますが、果たしてどうなのか。今後も注目したいです。

次回のこの特集企画では、日本で行われるチャレンジャーレベル以上の大会の現状を見てみたいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 20:46 | コメントは受け付けていません。

Road to ジャパンオープン part1

ミスターTです。

いよいよ始まりました大型企画
Road to ジャパンオープン

記念すべき第1回目となる今回は、日本の国際テニス大会の実情について話をします。

現在、日本全国で行われているテニスの国際大会は、男子13大会、女子15大会。この特集では主に男子の大会に焦点を当ててみたいと思います。

男子の今年の国際大会シリーズは、2月~4月にかけて行われた京都チャレンジャー、慶應チャレンジャーのチャレンジャー2連戦と亜細亜大学フューチャーズ、早稲田大学フューチャーズ、山梨学院大学フューチャーズ、筑波大学フューチャーズ、かしわ国際オープンのフューチャーズ5連戦の7大会を消化し、このあと5月下旬から始まる軽井沢フューチャーズ、東京有明国際オープン、昭島フューチャーズの3連戦、9月終わりから始まるジャパンオープン、そして11月の神戸チャレンジャー、豊田チャレンジャーの2連戦の6大会を残すのみとなりました。

注目は、まず賞金総額の規模です。
一番高いジャパンオープンが150~160万ドル(2億円いかないぐらい)、次いでチャレンジャー4大会が5万ドル(550~600万円くらい)+ホスピタリティー(選手、コーチの宿泊費など)、軽井沢フューチャーズが2万5千ドル(300万円くらい)、そしてその他のフューチャーズが1万5千ドル(170万円くらい)。

こうしてみると、日本一レベルの高いジャパンオープンとそれに次ぐレベルのチャレンジャー4大会の賞金格差があまりに大きい

そこでこの特集企画の目的であるジャパンオープンに次ぐレベルの高い大会(ATPツアー250大会)を作る為に何が必要なのかを賞金の面で考えたいと思います。

基本的に、賞金の規模が大きくなればなるほど、海外勢の選手が来やすくなるのですが、実際にATPツアー250大会の賞金規模はどれくらいなのか見てみました。
→賞金規模の目安は、およそ50万~80万ドル(6千万円~1億円)といったところです。

仮に賞金総額70万ドル(8千万円前後)の大会をジャパンオープンの前あたりに作れれば、日本テニス界の盛り上がりも期待できるはずですが、おいそれといかないのもまた事実です。

次回のRoad to ジャパンオープンでは、なぜATPツアー大会の更なる招致に動けないのかを見てみたいと思います。

ミスターTでした

カテゴリー: 過去の企画たち | 投稿者ミスターT 21:19 | コメントは受け付けていません。

マグネシウム入りテニスラケットの話

ミスターTです。

スポーツに進化、変革があるように道具にも進化、変革があるようです。

本題に入ります。

今回紹介しますのは、ヘッドの新シリーズラケット、その名もMXGシリーズです。

わたくしとヘッドとの出会いは高校の時、テニス部に入って一番最初に親に買ってもらったラケットが、ヘッドのインテリジェンスs4で、型落ちらしくガット張り上げの状態で売られていました。

そんな話はさておき、タイトルのマグネシウム入りテニスラケットと今回紹介しますヘッド MXGについて話をします。

現在、ラケットの素材はカーボンやグラファイトがベースで、それに各社いろんな味付け(ヘッドであればグラフィン、プリンスであればテキストリーム、ウィルソンであればカウンターベイルなど)をしてラケットを作っています。

今回のヘッド MXGの素材は、まずグラフィンの最新鋭素材であるグラフィン タッチ。これはジョコビッチ選手が使っているスピードシリーズや、インスティンクトシリーズに使われている衝撃吸収に優れた素材です。それに加え、新たにマグネシウムを採用することで、面のブレを抑えることで、今まで不可能と言われていたパワー向上とコントロール性能の維持を実現した代物になっています。

今のラケットを一度も実戦で使ってないのにも関わらず(汗)、気になるモノが出てきたので、興味津々です。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:53 | コメントは受け付けていません。