ミスターTです。
大博士)ったく！もう！オイお前ら！耳かっぽじって聞け！
大博士が相当ご立腹です。
天才クラッカー)何があったのですか？
大博士)よう聞け！リッチマン商事は財閥系ファンドに吸収合併され、融資話は白紙撤回になってしもたぞ！
九人)えー！聞いてないですよ！
大博士)しかも今日(水曜日)調印式に参加するために会場入りしようとした途端に屈強なカイゼルひげジジイに『あんたみたいなネズミはいらん』と言われてつまみ出されたんや！(周りから口ぐちに野次が飛ぶ)
勇気を振り絞って天道予知未が口を開きました。
天道予知未)やはり、か。
大博士)やはり⁈お前、予知してたのか？
天道予知未)融資話が出た時点でなんとなく怪しい予感がしてたからね。
伊丹憲一)オイ、どういうことなんだい？
天才クラッカー)リッチマン商事に何があったのさ。
天道予知未)リッチマン商事はもともとリッチマン一族が株式のほぼ全てを持っていたから、敵対的買収は難しいだろうと言われていたんだ。でも、そこの債権のほとんどがバカに安い値段で例のファンドに売却されていたんだ。
カイト)じゃ、リッチマン商事は、あそこの会社に乗っ取られるところだったのか？
ヴォンゴレ)多分な。
チゲ&カルビ)しかも、リッチマン商事にはなにかと黒い噂が絶えてへんかったやろ？マーロウはん。
マーロウ)たしかに。従業員への弾圧が強すぎて刑事告発しようとした矢先に中心メンバーが射殺されたくらいだからな。
しゃっく)ほんまにどうすんねん。
天道予知未)下手したら、芋づる式にウチらにも捜査が及ぶ可能性大です。
大博士)クソ！ワシらどないすんねん！
Dチームは、今までにない危機を迎えていた。
果たして、Dチームの明日は如何に⁈
ミスターTでした
