ミスターTです。
大博士)助手、ちと紹介したい奴がおんねん。
突然大博士に呼び出されました。
大博士)ワシの高校テニス部の同期の渥美寅次郎(あつみとらじろう)や。
ミスターT)えっ?どう見てもライオンだけど、名前は寅次郎なの?
渥美寅次郎が話を始めました。
渥美寅次郎)あたしゃ、生まれも育ちも葛飾柴又、帝釈天で産湯につかり、江戸川の野原を駆けずり回った、姓は渥美、名は寅次郎、人呼んで”フーテンの寅”と申します。はい。
大博士)ちゅうわけや。
ミスターT)はぁ…
来月から使われる新元号は『令和』となり、いよいよ新時代へと流れる今日この頃。ですがこの2人、どうも平成のうちに逢いたい人がいるとのこと。
大博士)ところで寅さん、ワシらの同期はワシと寅さんともう1人しかおらへんかったやろ。
渥美寅次郎)そう。確かもう1人は、のみもんただったよなぁ。マネージャーで、相当なもやしっ子だった…
大博士)そうや、そう。のみもんたや。やっと思い出したわ。
ミスターT)のみもんた?誰、その人?
渥美寅次郎)本名は呑川紋太郎(のみかわもんたろう)だけど、みんなのみもんたって呼んでたな。
大博士)せやけどアイツ、高校出て以来全くもって音信不通やから、いつもいつも気になんねん。
渥美寅次郎)確か、体は紫と白だったような…
大博士)そう。で、かなりのもやしっ子やったから、ウチのテニス部でもマネージャー専任を条件に入部を認めたんや。
渥美寅次郎)いつもいつもフワフワしてたけど、マネージャーの仕事はしっかりしていたな。
ミスターT)なら、ウチらでなんとかして捜し出そうよ。
2人)そうやな。
ということで、呑川紋太郎(のみもんた)を探すことになったDチーム。果たして、のみもんたは見つかるのだろうか?
ミスターTでした