“不要不急”の解釈を考える

ミスターTです。

毎日同じことを書いているのかもしれませんが、一日中家にいるので退屈で仕方がないです。

さて本題です。

わたくしもそうですが、読者の中にも最近テニスができなくて悶々としているのは痛いほど身に染みています。

今回は”何故スポーツなど俗に言う不要不急と呼ばれるものが世の中に存在しているのか?”について考えます。

スポーツ、観光、外食、イベントといったものは、一般的に言えば余暇活動に分類されます。早い話が、それを仕事としている人もいますが、大多数の人は他に生活に必要な活動をしているのです。”生活に必要な活動”といえば、会社に行って働く事、あるいは買い物や掃除洗濯といったものでしょうか。

対する余暇活動はといえば、観光やイベントなどは典型的な余暇活動です。ただしスポーツの場合はプロスポーツと学生や実業団など(アマチュアスポーツ)の違いがあり、余暇活動か生活に必要なのかが曖昧です。

アマチュアスポーツ、特に学生スポーツはいわゆる部活動やサークル活動、つまり学生が本来やるべきことは勉学であり、実業団スポーツに於いては仕事とスポーツの両立が要求されるように、仕事や勉学に付随するものという考え方が一般的です。

プロスポーツは本来、アマチュアスポーツとは別物と考えるのが一般的です。しかし、テニスに例えると(全日本選手権が特に顕著ですが)プロ選手とアマチュア選手が混在している状況にあります。ですが、プロ選手は競技で得られる賞金などで生活しているのに対してアマチュア選手は競技の他に仕事や勉学を抱えています。プロ野球のようにプロ選手とアマチュア選手をはっきり区別させているものもあります。

プロスポーツの開幕延期等のニュースを見ていると、プロスポーツ選手はスポーツをすることが仕事なのだから、と言いたくなるのでしょうが、今の状況に於いて一番大事だとされているのは自分自身の身の安全です。

つまり、早い話が今の状況が少しでも好転しない限りスポーツをはじめとする不要不急のものは何もできないということです。とはいえそれに関連した仕事をしている人もいます(外食産業が顕著)。

早く状況が良くなってまたテニスができるように、今こそ”不要不急”について考えるタイミングだと思います。

ミスターTでした


カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 13:53 | コメントは受け付けていません。