ミスターTです。
前回やってきた謎の馬が何故かDチームのアジトに棲みつき、オシアナスと話をしています。一方…
カイト)チェンさん、また居留守を使え、って、何考えているんですか?
服部新一)困ったな。あまりにもチェンさんの言い分は無理がある。
マーロウ)情けない、我ながら情けない。
(ドアを激しく叩く音)
マーロウが対応する間もなく借金取りの2人組が入ってきました。
借金取り1(オレンジ色のトカゲ))おい、チェンはどこなんだ!今日こそ居留守じゃ済まさんからな!
借金取り2(白と茶色のウサギ))いるんだろう、チェン!チェンを今すぐ引き渡せ!
その時、オシアナスと話をしていた馬が借金取りの2人組の前にやってきました。
馬)おや、あなたたち、何かしら?
借金取り2)なんだ、馬か。困ったな。
借金取り1)ここにチェン・ホイミンというカスがいる筈なんだが。
借金取り2)流石にチェン・ホイミンという名前だけでこの馬が情報を知っている筈は…
馬)チェン・ホイミン…あー、わたしのことをチビだと言ったハムスターですか。
借金取り1)俺たちは、チェン・ホイミンに貸していた金(割と多額らしい)の返済を求めているんだが、いつまでたってもビタ一文支払ってくれないからアタマに来ているのさ。
馬)なんとかしましょう。暫しお待ちを。
〜数分後〜
馬)残念ですが、今のところチェン・ホイミンという名のハムスターはこの近くには居ないようです。
借金取り1)クソ、一足遅かったか。またふりだしに戻ってしまった。
借金取り2)まさか、踏み倒したのか。帰るぞ。
こうして、借金取りは姿を消しました。
一連のやり取りを聞いていたカイトたち。借金取りが消えたのか、それとも大博士が借金を残して消えたのかどうかわからないのですが、酷く落ち込んでいます。
果たして、大博士、そしてDチームの運命は?
ミスターTでした