ミスターTです。
なんだかんだで4月になってしまったのですが、今年も特攻野郎Dチームは続いていきます。
さて昨年末の前回、借金取りに身柄を渡されてからDチームの動きは影を潜めていたのですが…
借金取り1(オレンジ色のトカゲ))ったく、ウチらに丸3ヶ月チェンの豪遊にかかったカネ払えだの、どこもかしこも船には乗せられないだの、挙げ句の果てにはウチらの貸したカネビタ一文返らないなんて、この世は腐り切ったのう。
借金取り2(白色のウサギ))全くだ。で、服部弁護士、貴方、法律家ならわかるでしょう?チェンに貸したカネが返らないのをウチらに泣き寝入りもするなだなんて、ちゃんちゃらおかしいと思わないですか?
服部新一)そりゃそうですけど…でも、貴方達も世界政府からの通達を無視したのですから…
大博士)言い訳無用や!やっとワシは生きてウチに戻ってきたいうのに、小さい事で何言い争っとるんや!
カイト)いや、でも借りたお金は返すべきじゃないですか?
大博士)アホ!そんなみみっちい真似はせえへんぞ!
その時。
?(別の借金取り))コラ!蝶野(借金取り1)、橋本(借金取り2)‼︎世界政府の言うことにはきっちり従うのが金貸しにおける暗黙の了解なの、忘れたんか?
蝶野・橋本)これは、武藤のあんちゃん、申し訳ない。
どうやら”武藤”と名乗る借金取りが5人に近づいてきました。
武藤)ったく、蝶野、橋本、世界政府の言うことにタテ突いたらワシらまで生きていけなくなるんや。ワシらが貸したカネが返るか返らないかなんてあくまでも二の次なんや。だから蝶野も橋本も追い込み修行がまだまだ足らんところがあるんや。
蝶野)でも、このままじゃウチら、貸したカネは返らない上に更にチェンが使い込んだ分を持ち出すことになるんじゃ…
橋本)いくらなんでも、これはあんまりじゃないですか?
武藤)たしかに、蝶野も橋本も言いたいことはわかる。だけど世界政府からの通達文では24時間365日体制で監視をしないとワシらまで罪に問われるんや。
5人)…えっ?
武藤)チェンはな、世界政府から政治体制転覆を扇動しているとして金を扱う事を規制されているんや。それはもちろん、ワシらの貸した金を返済してもらうために船に乗せる事も入っとるんや。
蝶野・橋本)そうか。
ちょうどそのタイミングで、世界政府から新たな刺客が送り込まれようとしていた。果たして、Dチームはこの難局を乗り越えることができるのか?
ミスターTでした