カテゴリー別アーカイブ: ミスターTの今日の一言。

わたくしミスターTが、テニスのことをメインにしつつもその時々にあったあんなことこんなことを深く渋く語ります。

ゴールデンウィークなのにぃ、

テニスの予定がないミスターTです。

さて、今回は、プロテニスの大会で目にする、耳にするを解説したいと思います。

今回のテーマは、ディサイディングポイントです。

草大会の実施要項で目にする、あるいはダブルスでデュースになると耳にする用語ですが、そもそもの意味から解説しましょう。

ディサイディングポイントは、試合時間短縮の為に設けられたルールですが、現在のITF国際大会では、シングルスがデュース有り(ベストオブ3タイブレークセットマッチ)、ダブルスはデュース無し(ノーアドバンテージファイナルセット10ポイントタイブレークマッチ)で行われるのが主流です。

ディサイディングポイントの意味は、一本勝負なので、ダブルス(シングルスでも草大会では採用されているようです)でデュースになると、次のポイントを取った側がこのゲームを取ることになります。

また、ディサイディングポイントの場面では、レシーバーが右サイドか左サイドかどちらか好きな側でレシーブすることができるのも特徴なので、ダブルスのディサイディングポイントでは右サイド(右利きのフォアサイド)か左サイド(同、バックサイド)かの駆け引きも面白いです。

ダブルス観戦時には、ディサイディングポイントの駆け引きも注目したいです。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 21:45 | コメントは受け付けていません。

テニスラケットのライフサイクルは?

ミスターTです。

今回は、テニスラケットはだいたい何年に一度ニューモデルが出るかについて話をします。

結論から言ってしまうと、

    おおむね2年に一回の割合

でニューモデルが出ると考えて良いでしょう。

例えば、今年ニューモデルが出たものでは、ウィルソンのバーンシリーズは、その前のモデルが2015年でしたので、ちょうど2年でニューモデル登場になります。

この例に当てはめると、今年これからニューモデルが登場しそうなのが、バボラのピュアドライブやヨネックスのE-ZONEあたりですが、面白いもので、意外と長持ちするモデルもあります。

よく、ラケットがセールになると新しいものがそろそろ出ると言われていますが、新商品情報だけでなく、セール品の情報を見ておくと、セール品と新商品でどのくらいスペックに違いがあるかわかると思いますよ。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:33 | コメントは受け付けていません。

さぁ、どちらを選ぶ?

ミスターTです。

今回も、ガットの話をします。

現代のガットの主流として、ナイロンガット(シンセティックストリング)とポリエステルガット(ポリガット)があります。(他にもナチュラルガットがありますが、今回はナイロンガットとポリガットに絞って話をします)

さて、ガットと共にテニスラケットの性能を支えるものとして重要なのが、テンションと呼ばれるラケットにガットをどのくらいの強さで張るかというものです。

基本的には、ナイロンガットにせよポリガットにせよテンションが高いとボールの飛びが抑えられ、逆に低いとボールが飛ぶようになっています。また、適正テンションと呼ばれるラケットの性能を引き出すことや安全に使うことができるテンションの範囲が決まっていることが多く、50Pがその目安と言われているようです。

しかし、最近では、適正テンションより低いテンションでポリガットを張るということが流行っているようです。

もともとポリガットは、ナイロンガットに比べてテンション維持性能が悪いこと、また、肩や肘、手首といった関節に大きな影響を与えることがあります。これは、テニスショップでガットを選ぶ時に耳にしたりガットの紹介文に書いていることがあります。

わたくしは、あまりポリガットを好んで張るようなことはしません。やはり、肩や肘、手首への影響を考えると、初めてテニスラケットを買う人にはナイロンガットを張ることをおすすめします。

話はポリガットに戻ります。なぜ、低いテンションでポリガットを張るということが流行っているかというと、やはり肩や肘、手首を気遣いたいけれど、ナイロンガットにして打感がぼやけるのは困るといった方が、ポリガットを低いテンションで張ることや、ポリガットの中でも柔らかい素材を用いたものを張って使うことがメジャーになってきたのではないかとわたくしは分析します。

ガット選びやテンションの選択は、なるべく専門知識を持ったテニスショップのスタッフに聞くのが一番です。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 17:53 | コメントは受け付けていません。

ナイロンでスピンのかかりやすいガット、ありますか?

ミスターTです。

今日は、ガット(ストリング)の中でも、ナイロンガット(シンセティックストリングとも言いますね)の話をします。

ナイロンガットは、大きく分けてモノフィラメントと呼ばれる中心の太い芯の周りに細い芯を巻き付けたもの(ゴーセンのミクロスーパーが代表格です)と、マルチフィラメントと呼ばれる細い繊維を束ねて一本のガットにしたもの(バボラのエクセルなど)に分けられます。わたくしのラケット(T.Fight300DC)に張ってあるガットは、マルチフィラメントのテクニファイバー・XR3です。

ガットには他にも、牛腸を用いたナチュラルガット、硬い素材を用い、耐久性を高めたポリエステルガット(縮めてポリガット)もありますが、ナイロンガットが趣味テニスプレーヤーには人気なようです。

ところで最近、ポリガットの中でもスピンガットと呼ばれるボールへのかかりを良くしてより高く跳ねるスピンを打てるのをウリにしたものが出てきました。スピンガットは、ガットの形状を変えたり、凹凸をつけたり、太さを変えたりする加工が必要なため、ポリガットでは見かけますが、ナイロンガットでスピンをウリにしたものに出会った記憶がありません。

今のテニスはスピンをいかに操れるかが楽しめるポイントになってきたので、ナイロンガットでスピンをウリにしたものが出てくるかもしれないですね。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 19:27 | コメントは受け付けていません。

ストロークのインプレを見て思うこと

ミスターTです。

今回は、わたくしが最近になってやっと気づいたことを言いたいと思います。

ここしばらくプレーはおろか試打すらしてないので(ラケットを新調したらそれ以外のラケットを試打しないのは当たり前ですが)、もっぱらインプレ動画を見るのがメインです。

そのインプレ動画を見て、我が振り直せと思ったことがあります。

それは、アウトを恐れずにしっかりフォロースルーをしていることです。

わたくしの悪い癖ですが、アウトを恐れてスイングがインパクトで止まってしまいます。結果、スピンがかからずにアウトになったり相手に強打されてしまいます。

これは、フェデラー選手仕様のプロスタッフにしろ、錦織圭選手仕様のバーンにしろ、今の自分のラケット(T.Fight300DC)にしろ、振り切って初めてスピンがかかって、コートに入る、強打されるリスクが減る訳です。ですから、今までの自分のスイングがあまりにもチキン(→振り切ってない)だったとわかり、これは振り切れるようにスイングの矯正をしなければ、と思いました。

今後もし、テニスの機会があれば、スイングの矯正を真剣にやっていきたいです。

ミスターTでした

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マグネシウム入りテニスラケットの話

ミスターTです。

スポーツに進化、変革があるように道具にも進化、変革があるようです。

本題に入ります。

今回紹介しますのは、ヘッドの新シリーズラケット、その名もMXGシリーズです。

わたくしとヘッドとの出会いは高校の時、テニス部に入って一番最初に親に買ってもらったラケットが、ヘッドのインテリジェンスs4で、型落ちらしくガット張り上げの状態で売られていました。

そんな話はさておき、タイトルのマグネシウム入りテニスラケットと今回紹介しますヘッド MXGについて話をします。

現在、ラケットの素材はカーボンやグラファイトがベースで、それに各社いろんな味付け(ヘッドであればグラフィン、プリンスであればテキストリーム、ウィルソンであればカウンターベイルなど)をしてラケットを作っています。

今回のヘッド MXGの素材は、まずグラフィンの最新鋭素材であるグラフィン タッチ。これはジョコビッチ選手が使っているスピードシリーズや、インスティンクトシリーズに使われている衝撃吸収に優れた素材です。それに加え、新たにマグネシウムを採用することで、面のブレを抑えることで、今まで不可能と言われていたパワー向上とコントロール性能の維持を実現した代物になっています。

今のラケットを一度も実戦で使ってないのにも関わらず(汗)、気になるモノが出てきたので、興味津々です。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:53 | コメントは受け付けていません。

次回は果たして。

ミスターTです。

春の国内で行われる国際大会シリーズが先日のかしわ国際オープンで終わり、今の(世界の)テニス界は、全仏オープンに向けてヨーロッパでのクレーコートシリーズに入っています。

国内で行われる国際大会シリーズは一休みしていますが、女子はゴールデンウィークには岐阜で、その後は、福岡、久留米、軽井沢と5月には4週連続で大会が行われます。6月には、有明での大会に加え、今年から甲府で新規大会が行われます。男子は、5月下旬に、国内では珍しいクレーコート大会が軽井沢で行われた後、6月には有明と昭島で2週連続で大会が行われます。

注目は何といっても日本テニス界の生ける伝説、伊達公子選手が出場を予定している岐阜での大会ですが、わたくしはこの中から、6月に有明で行われる男女共催大会、橋本総業東京有明国際オープンの観戦を予定しています。

国内で行われる国際大会は、この5月~6月のシリーズを逃すと男子は10月のジャパンオープンまで無い(女子は8月終わりからジャパンウィメンズオープン、東レパンパシフィックオープンに向けた大会が行われます)ですので、大会会場のお近くの方はもとより、日本全国から熱いエールを各会場で送ってみてはいかがでしょうか。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:51 | コメントは受け付けていません。

字面じゃわからないから。

写真で紹介します。
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ミスターTです。

先日紹介した正しいフォームでサービスをマスターできる練習グッズを早速買ってきました。

写真中央にある↓に利き手(ラケットを持つ手)の親指を添え、残りの指を裏面にのせると、サービスに不可欠なコンチネンタルグリップ(包丁握り)に相当するグリップを再現することができます。

あとは、先端がパタンと折れないように一連のサービスの素振りをすることによって、正しいフォームでサービスをマスターすることができるらしいです。

これで練習して先端がパタンと折れてしまいますと、手首が曲がっている(ラケットを引く途中で折れると手首が開いている、スイングの途中で折れると手首が返っていたり、手のひらが上向きになる、フォロースルーで折れると手首が回って無さすぎたり返りすぎたりしている)ことになるので、折れないように注意して練習することで故障のない、無理のないサービスをマスターすることができるらしいです。

ちなみに、お値段は税込で1296円です。しかも、同じコンチネンタルグリップを用いるボレーの練習もできます。ボレーでは、インパクト時に手首を捻ると折れてしまいますので、手首を捻らないように注意して練習するとボレーも習得できるらしいです。

サービス、ボレーで悩んでいる方は、是非とも一回試してみて、正しいフォームを身につけてみてはいかがでしょうか?

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:52 | コメントは受け付けていません。

“正しいフォーム”のサービスをマスターしたい

ミスターTです。

わたくしのテニスライフで一番困っていること、それはサービスです。

サービスは自分の振るラケットの力で相手コートに打ったボールを運ぶ訳ですから、読者の中でも苦手な人も多かろうと思います。実際、わたくしもサービスは悩んでいます。

わたくしの場合、サービスがサービスラインから奥の相手陣にいってフォルトを取られることが多く、サービスのフォルトだけで1ゲーム失うこともありました。

そこで本題に入る訳ですが、正しいフォームを身につけてサービスをマスターするのはラケットの素振りではどうしても限界があります。そこで、今回紹介しますのは、素振りで正しいスイングがわかるサービス練習グッズです。

このグッズは二つ折りになっていて、正しいグリップを身につけられる部分と、先端の部分があります。これで悪いサービスの素振りをすると素振りの途中で先端の部分がパタンと折れてしまいます。

テニスショップのスタッフに聞いた豆知識ですが、肩にラケットを持っていく動作をするときに手首が下を向いたり上を向いたりしているとオーバーしてフォルトしたりネットに絡んだりして安定しないので、このグッズで正しいグリップとスイングを身につけてサービスをマスターしてほしいとおっしゃいました。わたくしも、このグッズで正しいサービスをマスターしたいです。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 20:00 | コメントは受け付けていません。

かしわ国際オープンが突きつける日本の現実

ミスターTです。

今回は、日曜日に見に行ったかしわ国際オープンを少し違った目線で捉え、日本テニス界の現実をみてみたいと思います。

かしわ国際オープンの賞金をみてみましょう。

男子の賞金総額が15000ドル、約160万円。
女子の賞金総額が25000ドル、約270万円。

この賞金総額から考えると、特に男子が世界ランク100位台の伊藤竜馬選手も出ているわけですから、もう少し賞金総額を上げられると思います。が、実はこれでもプロテニス選手の生活維持の為に綿貫陽介選手が優勝した昨年のかしわ国際オープンが賞金総額10000ドルで、今年はそこから5000ドルも賞金総額が引き上げられた訳ですから、昨年までの賞金総額が安過ぎたと思います。でも、プロテニス選手の生活維持の為とはいえ、女子の賞金総額を含めても、なかなか大会の運営は厳しいようです。

確か、別の大会(亜細亜大学フューチャーズだったと思います)が、男女とも賞金総額が15000ドルで、しかも主催者のホームページには相当の赤字が発生すると書いてあるということを考えても、国内でテニスの国際大会をやっていく主催者の苦労がみてとれます。

つまり、何が言いたいかというと、国内で行われる国際大会の中でも、フューチャーズレベル、チャレンジャーレベル、あるいはATPやWTAのツアー大会の新規大会創設や既存大会の賞金総額を上げたり、ジャパンオープンや東レパンパシフィックオープンを頂点とした国内国際大会シリーズの創設が求められているのではないでしょうか?

時折しも、ITFの改革案によってプロテニス選手が削減される報道が出ています。又、フューチャーズレベルの大会がATPやWTAのランキングに反映されなくなる可能性もあります。だからこそ、真剣に日本テニス界の未来を考えてみるのはいかがでしょうか。

ミスターTでした

カテゴリー: ミスターTの今日の一言。 | 投稿者ミスターT 21:15 | コメントは受け付けていません。