こんにちは
内藤です
今日は天気もよく、平和・・なはずでした・・
私の平和なレッスンを覆したのはやはりあの方でした
名前は言えませんが・・
Aさんとでもしておきましょうか
そんなA元さん
最初はたあいもない会話からだったんです
先週、風邪で声が出ていなかったんで
「コーチ、風邪は治ったんですか?」
「風邪? あー 声が・・遅れて・・」
今思えば、あんなくだらない冗談を言ってしまった私が悪かったんです
「えー、違う違う それはあれですよね・・あの、あれ・・」
「そういえば、名前なんでしたっけ?」
「えー何だっけな・・あの黒魔術の人・・」
黒魔術!?
まあ、確かにそんな感じですけど・・
「え、今、黒魔術って言いましたよね」
「あ、違う・・えっとー・・ふくわ・・」
(そうそう )
「・・うち だ」
・・・
「あれー、何だっけ・・あの・・こういう・・誰だっけ?」
腹話術を表現するためにAさんが採用したのが・・
「誰だっけ?こうゆう人」
いや、まあ、イメージ的にはね
その後、こんなんも飛び出してました
いっこく堂さん
あなたも甘く見られたもんです
でね・・形式練習になったんです
ベンチの近くからボール出しをしていたんですが・・
Aさんがね
話をしていたんです
少し年配の男性と
完全に私に聞こえるように
ツッコミどころ満載の会話に興じていたんです
当然私はレッスン中なのでやいやい言えず・・
集中力だけを奪われました
以下、ノンフィクションです
着色料・保存料一切なし
背びれ・尾びれ・ダレノガレも一切なし です
「すごいですよねA野さん 動きが・・」
「もう動けないよ 60超えると背も縮んできちゃうからさ」
「えー でもテニスしてると背が伸びるって言いますよね」
(言わへんっ! 初耳や! 歴史上そんな奴存在せーへん!)
「そうかなー」
(ううん・・絶対そんなことないよ・・A野さーん)
「そうですよ だって私よく成長痛になりますよ」
何や!
どこがや!
筋肉痛の間違いか・・
「でも背は伸びないよ」
(OK!ナイスA野さん!)
「でも腕はすっごい伸びるんですよ」
「着物を作りに行ったんですよ 腕の長さを測るんですけど・・」
「右腕の方がすっごい長くて・・4cmくらいかな・・」
(化けもんや!)
「へぇ、そうかー」
(A野さ~ん 戻ってきてー)
そしたら、そこにK村さんまで加わって・・
「え、そうなの?でも絶対右腕の方が太くなるよね」
(うんうん、それはそう・・)
「そっかぁ ほんとにー?」
とりあえず袖をまくって右腕を出すK村
すかさずA元
「ほんとだー!太いねー」
(おいっ!比較や比較!左腕まだ見てへんやろ!単なる失礼やないかっ!)
そこにはスルーのK村
「でしょ 力入れて打っちゃうから・・」
目視では飽き足らず触診を始めるA元医師
「うわっ すごぉい 何これ 1回折れたの?」
(どうゆうこと!?)
(1回折れたところは太くなる的な・・?)
・・・
いやー
ほんとすごいですね
ちょっと尊敬しますもん
でも、ありがたいことなんです
僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく
そんな些細な生甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に
少ないけど 赤・黄色・緑
ミスチルですね
お客様のそうゆうちょっとしたことで
パァッと場が明るくなることがありますからね
たぶんね
A元さんもみんなのためにあえてそんな感じにしてるんだと思います
・・・
たぶん・・・
でもほんとね
こんなこと書いても一切怒ったりしないんですよ
いやーいい人だなー
よしよし・・こんだけフォローしておけば・・・
あ、いや
では みなさん
また明日ー