皆さんは息継ぎなしで何m泳ぐことが出来ますか?
こんにちは
解散問題に揺れる内藤です
申し訳ございません
今のところ私から言えることはありません
事務所から正式なコメントが出ると思います
今後とも私たちSM◇Pをよろしくお願いします
・・・
息継ぎなしの潜水泳法での世界記録は218mだそうです
単なる潜水だけなら8分間だそうです
どちらも人間とは思えない記録です
しかし
私は目の当たりにしたのです
調布市飛田給の一角で
息継ぎなしでの60分間耐久放談のギネス記録を
陽も傾き出した16時ちょうど
それは開始されました
ジュニア1のお母様4名
「こんにちはー」
「あらー、久しぶりー」
初めはよくある光景だったんです
初めは・・・
そこから止まることを知らない4名のトークバトルが始まりました
いえ、厳密に申し上げますとトークではない
それぞれが好きなタイミングで好きな発言を繰り返すというものでした
A「深大寺に厄除けに行ったのよー」
B「そうなのー? でも私も金星人で大殺界なのよー」
C「あーあの細木和子のやつね 言ってくる人いるよねー」
D「いるいるー」
この辺までは会話が成り立っていたのですが・・
A「厄除けで太鼓の達人みたいな人がいたのよー」
B「えー!? でも歯医者って怖いよねー」
C「うんうん、じゃあ住んでる場所近いんだねー」
D「でも下の子の塾はマンツーだから・・」
でも?
接続詞は何にでも接続していいわけではございません
子供たちは寒い中、頑張って練習していました
A「ほんと、深大寺ってさすがだわー」
B「あれ、あの半袖 うちの子じゃん こんなに寒いのに」
C「あー、早くテニスしたいなー」
D「Cさんの話し方っておっとりしてるよねー」
何がどうなってるのでしょうか
誰もあの違和感に何も思わないのでしょうか
外では子供たちが頑張っています
ジュニア1の小学生の低学年です
いいショットを打つとチラッとお母さんの方を見てくるんです
かわいらしいですね
お母さんたちですか?
無視に決まってるじゃないですか
A「金曜日はランチだわ」
B「へぇー いいじゃん」
C「私も行ったよ 調布のパルコの横の・・」
D「えー今 調布駅ってどうなってるの」
たまに話がかみ合うんです
「パルコの横?・・アフタヌーンティーの・・」
「昔、喫茶店だったところ?」
「え、ハンバーガー屋あったよね?」
女性の得意な駅前の歴史について
~店の変遷 繁盛店の秘訣とは~
たまに子供の頑張りにも目をやるのですが・・
「あ、ボール拾いの競争してる」
「ほんとだー どっちが勝つのかなー」
「頑張れー!」
そこはいいと思います
テニスで、もっと頑張ってましたよ
おもむろに席を立つCさん
おっ やっと終わった?
そんな甘い考えをした私が馬鹿でした
外に出て少しすると戻って来ました
「食べ物もってきちゃった」
4人女性が集まれば必ず1人は食べ物を提供する
という噂は本当だったのですね
その後も途絶える事の無い言葉たち
そして・・
60分
彼女たちはやり遂げたのです
息継ぎなしで口を動かし続けたのです
顔の筋肉を限界まで酷使した彼女たちの戦いに終止符が打たれたのです
子供がクラブハウスに帰ってきました
寒い中、頑張ってテニスをしたんです
母親の温かい両腕に包み込まれるのを期待していたでしょう
ラケットをお母さんに渡し、さあ、温もりを得ようとしたそのとき
「うわー ラケット冷たーい」
「あー ほんとだー」
「やだー 冷たーい」
「何で何でー 外寒いんだー?」
・・・
わんぱくでもいい
たくましく育ってほしい
でも、逆に強く育つような気はしますが・・
こんなこと書いてたら怒られるかな・・
でも真実を伝えるのが私の使命ですから
さてと
国立行ってきまーす