こんにちは。
ビッグKひまわりにとっても東京都のジュニア選手にとっても待ちに待った一大イベントである、第39回東京ジュニアテニス選手権が、無事に終了しました。
東京のトップ選手が必ず出場する一大イベントであり、その中でも上位に勝ち上がったシングルス各年齢区分約16名、ダブルス各年齢区分約8組の選手たちが、全日本ジュニア出場をかけて戦う関東ジュニアテニス選手権に出場できる大会です。
当然、この大会に出場することすら大変で、しかも本戦に出場するのも上位64名、32組しかいません。
そんな中、ビッグKひまわりからは少数精鋭の4名の選手が出場し、そのうち1名が予選から、3名が本戦から出場することができました。
さて、結果ですが・・
なんと!
ビッグKひまわり所属の武藤みなみさんが12才以下女子シングルスにおいて、第9~12シードながらどんどん勝ち上がっていき、ベスト8では第1シードの山倉さんにストレート勝ちすると、ベスト4でも第9~12シードの矢口さんにフルセットの末撃破、ついに決勝戦へと駒を進めることになりました。
その決勝戦、一進一退の攻防の中、ほんのわずかな差で惜しくも敗退し、準優勝となりました。
ですが、初戦から決勝戦まで6試合、本当に強い相手ばかりの中、しっかりと勝ち上がり、決勝戦でも堂々としたプレーぶりで、見ている観客を釘付けにしたこと、間違いありません。
本当に立派な準優勝でした。
また、ダブルスでも矢口さん(たちかわJTA)とペアを組んで、第2シードとして戦いましたが、これまた強豪ぞろいの相手にしっかり勝ち上がり、決勝戦まで駒を進めました。
結果は、これまた惜しくも準優勝となりましたが、2人とも息の合ったプレーで、素晴らしい試合の連続でした。
12才以下男子シングルスでは、沼田悠太郎君が第13~16シードを守り、第2シードの櫻井君を相手に善戦し、惜しくも敗退するも、ベスト16に入りました。
また、12才以下ダブルスでは、沼田悠太郎君が西村君(有明JTA)と組んだペアで、ノーシードながら初戦で第5~8シードを撃破すると、そのまま準々決勝まで勝ち上がり、準々決勝でこれまた第2シードを相手に善戦するも敗退、ベスト8に入りました。
その他、鈴木翔大君が16才以下男子シングルスの本戦にストレートインするも、第9~12シードでMUFGジュニア東京予選で優勝した石川君と初戦で当たってしまう不運もあって、残念ながら敗退し、初戦敗退となってしまいました。
同じく16才以下の女子シングルスには、杉浦望花さんが予選からシードとして出場するも、本戦2回戦まで勝ち上がった佐藤さんに初戦で惜しくも敗退してしまいました。
この結果、沼田悠太郎君と武藤みなみさんは、並み居る強豪ぞろいの東京ジュニアテニス選手権を突破し、全日本ジュニアテニス選手権の予選である、関東ジュニアテニス選手権に、シングルスとダブルス両方出場する権利を得ました。
みなみ、まずは東京ジュニアテニス選手権シングルスダブルス共に準優勝、おめでとう!
みなみ自身は、決勝戦ではどちらも悔し涙を見せていたし、本当に悔しかったんだと思う。
試合は、常にうまくいくことはなく、ごくたまに自分の思い通りの試合ができる時もあるけど、ほとんどの試合は何らかの苦労を重ねて、その中でかろうじて勝利したり、残念ながら敗退したりするよ。
必死に勝とうと試合の中で試行錯誤すること自体が、強くなっていくための証になるよ。
負けた試合にこそ、その原因を探ることが次の成功に結び付いていくから、逆に大きなチャンス!
この悔しさを悔しいだけで終わらせないで、絶対に次の大きなステップに結びつけていこう!
東京ジュニアはあくまで関東ジュニアの予選、その先の全日本ジュニアの予々選でしかないよ。
しっかりステップアップしていって、最後の全日本ジュニアで大きく開花しよう!
それから悠太郎、まずはシングルスベスト16、ダブルスベスト8、そして何より関東ジュニア出場、本当におめでとう!
関東ジュニア出場がまずは目標だったから、本当に良かったと思うよ。
課題もクリアできてきていると思うので、ここからさらに大きな目標を立てていこう。
それは、次のステップ、全日本ジュニア出場!
関東ジュニアまでに、さらに高い意識で練習して、また、それまでの大会でも結果をしっかり追い求めて、ランキングも上げていこう。
今できていることにしっかり自信を持って、それをどう使っていくかを考えて、戦っていくぞ!
関東ジュニアも、しっかり突破していこう!
それから翔大、ドローが悪くていきなり強敵だったけど、その中でしっかりいろいろトライしてみたよね。
でも、もちろん上手くいかないこともあったね。
どうしたら、そういった相手に対してしっかり戦えて、そして最後には勝つことができるか、そこをしっかりクリアして、また来年の東京ジュニアに向けて、階段をしっかり昇っていこう。
それから望花、今回はうまくいかなくて敗退してしまったね。
テニス的には本当に良くなってきているよ。
それは、間違いないよ。
あとは、勝つために何が必要か、たくさん話す中に答えが少しづつ見えてきたかな。
様々な試行錯誤の末、望花のテニススタイルが確立されていったらいいから、これからもコーチと話をしながら、勝利に向けて日々精進していこうね。
コツコツとまじめに取り組む姿は本当に素晴らしいよ!
必ずいつかコツをつかんで、勝ち続けることができるようになろう!
それから真由、今回は東京ジュニアに出場できなかった(しなかった!?)けど、実力的には本戦にいても本当におかしくないし、関東ジュニアだって、夢の話ではないよ。
しっかり試合をこなしてポイントをかせぎ、その中で勝ち上がるコツをつかんで、上を見て戦っていこう。
コーチは本当にチャンスがあると思っているから、真由自身もそう思ってくれていたら嬉しいし、関東ジュニアをまずは目標に、しっかり積み上げていこう。
それから、東京ジュニアで応援しに来てくれたSPクラスのみんな、それから保護者の皆さん、応援が力になって大きな結果に結びついたと思っています。
応援、ありがとうございました。
今度は、みんながこの大会に出場して、活躍する番です!
ぜひ、あの会場でプレーすることをまずは目標に、日々しっかり練習していきましょう。
夢の舞台ではなくて、本当にチャンスはみんなにあるからね。
ビッグKひまわり、Fight!