バブリンカ 持ち前の攻撃力 攻め続ける気力
全仏、男子シングルスファイナル。壮絶な打ち合いだった。
デフェンシブになりやすい、クレーコートの戦い。
それを打ち破るかのような、S.バブリンカの攻撃力。
元から守備の上手い、N.ジョコビッチをさらに下がらせた。
そのまま守備にまわらせた。この大胆な攻撃な功を奏した。
ここ数年、ロランギャロの戦い方が変わってきている。
2011年ころの全仏 R.ナダル、 R.フェデラー、全盛期。
グランドスラムの優勝は大きい。S.バブリンカは一気に4位。
R.ナダルは10位に後退。錦織圭は5位のまま。
ATPランキング
Race to Londonでは一気に3位に入っている。
たらればはないけれど、錦織圭にはベスト4には入って欲しかった。
きびしいATP ツアーなのだ。
ATPのニュース 試合の内容を見事に語っている
S.バブリンカのブレインゲームで紹介されていた。
いかにしてS.バブリンカがN.ジョコビッチから勝利をもぎ取ったか。
世界NO1に対して、S.バブリンカは挑む訳だから、当然、捨て身の作戦となる。
この大会、N.ジョコビッチには重要な大会だった。
生涯グランドスラムがかかっていた、去年と同様。
肉を切らせて、骨を断つ、
良く言えば攻撃的、悪く言えば、ハイリスク、ハイリターンのギャンブル要素が強かった。
それがこの試合見事に当てはまった感じがする。
トップの選手には安全策は通用しない。
第1セットを、競りながらN.ジョコビッチが取り、そこから守りに入ってしまった。
1セットダウンで、もう後がない、S.バブリンカ、より攻撃的に。
これが功を奏した。
二人のプレースタイルをまとめてみた S.バブリンカ対N.ジョコビッチ
パワー 対 安定性
ダウンザライン 対 クロス
オフェンス 対 デフェンス
前進性 対 守備
N.ジョコビッチはもう少し、臨機応変に対応するタイプだが、デフェンスにまわり過ぎたきらいがある。そこをS.バブリンカの攻撃にさらされた。
全仏の決勝まで、N.ジョコビッチのベースラインでのポイント獲得率が56%だったのを、
S.バブリンカ戦では44%まで下げた。
ストローク戦で打ち勝った。
特に必殺のクロスカウンター。
二人とも、ラリーはトップスピン重視だが、攻めるボールは高い打点で、フラット気味に打つ。
だから攻撃のテンポがいきなり速くなる。
それでも二人は、良く食いつき、ラリーがつながる。
ウィナーはさらに早いタイミングで高い打点で、よりコーナーを突く。
S.バブリンカのコーチ、M.ノーマンの言葉。
「スタンが勝てたのは、世界NO1,よりもパワーがあったから」と。
今回の男子シングルスの
プレゼンター、
ブラジルの
G.クエルテンと
2000年に
全仏のファイナルを争っている。
これも奇遇。
屈指のストローカー、クエルテンの打ち方。
ナダルの元祖、グリグリのトップスピン。
S.バブリンカ、見事な片手打ち、バックハンド。最高の見本だ。
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