読者の方から、質問をいただきます。
多いのは基礎技術の事、
ダブルスの事ですね。
質問も良く整理されていて、応えやすいです。
Q&A ダブルスで相手が並行陣で攻めて来ると、対応が上手く出来ません。
ストロークが好きで、後ろでラリー戦をすることが多いのですが、
ストロークは結構続きますが、ボレーはあまり得意ではありません。
A:ダブルスで自分たちが勝っている時は今の陣形キープで良いのですが、
相手がリードし始めた時、しかもこちらの苦手な陣形をとってきた時に、陣形の変化は必要です。
皆さんは雁行陣が得意だとしても、雁行陣は相手も雁行陣の時にやりやすい陣形なんです。
並行陣、前衛陣に出られると、雁行陣は防戦一方になります。
特に前衛は格好のターゲットにされてしまいます。
ダブルスの陣形、メリット.デメリットを整理しておきましょう。
基本の雁行陣、並行陣です。
上手く使い分けましょう。
全てに良い陣形はありません。
相手によって変化します。
陣形は動くんです。
トッププレーヤーから、皆さんい参考になる例を紹介します。
ダブルス陣形の各種 デビスカップのダブルス 2011
試合では、相手は皆さんの苦手を突いて来ます。
ショットで言えば、バックハンド、ボレー。
陣形で言えば、前衛陣の対応が悪ければ、そこを突かれます。
試合は、総合力です。でもどこかに弱点があると、そこを一転集中して攻撃されますから、
試合は難しいのです。
特に相手がいろいろな攻撃パターンを持っていると、それに対応した、戦略、戦術が必要です。
一番簡単なのは並行陣に対しては並行陣で対抗することです。
平行陣ではありませんから、平行、何に平行ってことですよね。
並行陣なんです。
並行陣と言うとサーブ&ボレーをイメージする方が多いでしょう。
後衛陣も立派な並行陣なんです。
それから並行陣に一番良い作戦は、先に並行陣をとることなんです。
ダブルスはネットを先に取る競技とも言えます。ストロークが相当に得意で、
一発で打ち抜ける技量を持っていればストローク戦でも構いませんよ。
サービスからの攻撃
リターン が返っても
前衛がいます。
前衛をどう活用するか。
そこがダブルスの面白さです。
相手がサーブ&ボレーで来るのであれば、最初から二人で下がって、後衛陣で守ります。
ストロークが得意であれば、なおさらです。
後衛陣で二人下がると、相手も結構打ちにくいものです、今まではターゲットだった前衛が下がっているんですから。
ただ守るだけではなく、しっかり振り抜くストロークでボレーミスを誘います。
先ほども紹介したように、相手が前に詰めて来たら、沈めるボールが必要です。
苦手な前衛陣と言っても焦る必要は有りません。ストロークを沈める事で対応できます。
相手にとって一番嫌なのは1stボレ-に難しいボールが来ることです。
沈むボールですね。並行陣でネットを取りたいプレーヤーにとって一番難しいショット、
それが1stボレ-なんです。
ですから、相手が出て来ても、1stボレ-は難しいから、慌てずに打つことです。
焦ると、前衛に動からますから、リターンの前に一度前衛を見て、眼で動きを抑えてください。
それから1stボレ-させるように打ちます。抜こうと思うと、ネットミスサイドアウトが出ますから、
相手に打たせるつもりで構いません。
常に
攻撃準備です
ポーチ使いましょう
抜かれたら?
もう一度
ポーチです。
本日の御教訓 相手の陣形に対応する
戦術、陣形のバリエーションを多く
1:相手の陣形には即対応
2:相手に苦手を読まれない
3:戦術に使うショットを身に付ける
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